本堂 有栖 2015-05-16 17:26:33 |
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>天玉 三風
「……そうだったっけ?」
僕は笑ってそう答える。
……でも、それは嘘。本当は覚えてる。忘れられない。忘れたくない。あの日々を……。
ーーだけどね。それは[本当]だけど[真実]じゃない。ーー
………ごめんね。
「えー、病気になんかならないよーだ!……え?いいの?ありがと!」
やったね!やっぱり甘いものが一番だもんね!三風は本当優しいなぁ~
>>
クロウ
あぁ、頭が酷く痛む
「嫌いだっ、何もかも…君だって、大嫌いだっ…嘘つき、嘘つき、嘘つき、嘘つき」
君はチェシャ猫。嘘つきの象徴だよね。信じられない、君が信じられない
「君の言うことは、全部嘘っ…どうして、自分を隠してるっ…私ばかり、崩れさせて君はどうしてっ…」
これは唯1つの願い。[君を救って欲しい]
僕なんてどうでも良い、だから君だけは
「もう、見たくない…最後に壊れていく誰かをっ…」
ーー笑顔は、楽しいときにしかしてはいけないからーー
>ライさん
彼女の声が聞こえて、ピタリと足を止めた。
お仕事?ふふ、お仕事ってなんですか?
心の中でだけそう尋ねる。
"そっちは君のいるべき町じゃないよ?"
瞬間、風が迷い始めた。
……ふぅ、あなたのいつもの癖ですね、まだいてくれってことですか。
「あら、そうでした。私が今いるべき町は……」
そうして貴方の元へ戻って言う。
「ここでしたね」
>クロウさん
……忘れてしまったか、仕方ないですね、君はまだ幼かったから。
でも私はちゃーんと、覚えていますよ。
さて、紅茶と、それからお菓子も用意しましょうか。
「誰でも病気にはなります。一杯だけ甘くしていいですから、その代わり、ちゃんとお仕事に努めてくださいね?」
喜ぶその姿がどこか可愛くて、甘やかしたくなる。
>>
天玉
「あっはは、君らしい答えだね。その通り」
相手が振り向くと、なんとなく心が踊るんだ。小さい頃、×××さんと話していた時の様に
「君は木を登れるかい?」
僕は木の枝に登り腰掛けた
「君に見せたい景色があるんだ」
>ライ
「うん。……僕は嘘つきだ。でも、僕は[チェシャ猫]。嘘だけだと物語は面白く出来ない」
ーー僕の事信じないで……僕は[チェシャ猫]。だから………
ーー君のその願いだけは叶えられないーー
「僕は[チェシャ猫]。だから、壊れないよ?……だから安心して?」
………君を…君の[真実]を僕に見せて……?
>天玉 三風
「僕はならないのー!………仕事?情報屋なら自由気儘にやってるよ。…対価を持ってる人の所には情報売りに行くし」
僕は素直に笑顔で楽しそうに笑う。
ーーせめて君の前だけは……素直そうに笑おうーー
>>
クロウ
「きっと、壊れる…いつか絶対に壊れるよ、君のその真理なんて」
少し冷静に考えて、僕は僕を取り戻した
相手から離れるといつもの様に笑みをうかべる。また並べるよ、次は横に石を。
「君に助けを求められないかぎり、僕は深入りしないことにする。さてと」
相手に向き直った。フードを深く被り息を吸い込んで笑う
「どうして君は、この森にいるんだい?もしかして、迷ったとか」
楽しい楽しい、自分を慰める方法。それは
誰かを、惑わすこと。それが真実だよ、結局変われない僕の物語。きっとこれは
BAD END
>ライさん
私らしい、かな?
自分では良く分からないなぁ。
木登り……懐かしい。
「あまり得意ではないですねぇ。でもその景色は見てみたいです」
この程度なら、呪文は必要ないわね。
帽子を外して杖を取り出し、帽子をひっくり返して軽く杖で何度か叩く。
それから優しく空を切るように、杖を弧を描いてふる。
風を体にまとわせ自分を彼女の隣へと運んだ。
>クロウさん
「ふふ、そっか、わかりました。……対価、ね」
対価―あまり好きではない言葉。
だってなんだか、"生け贄"とか"犠牲"とかと似てる気がするんだもの。
「あそこのテーブル席に座っていてください、用意しますから」
後ろからそっと両肩を押して席へ誘導する。
さて、お菓子は何がいいですかね。
スコーン?アップルパイ?ん~……どっちも出しますか。
>>
天玉
本当、良く分からないし。君らしいよ。
「ほら、見てよ」
僕の好きな景色。僕の住んでいた町と良く似ている、真っ暗で廃墟の様なそこの後ろ。
奥には、綺麗な湖があって。その奥にまた1つ生えている林檎の木。
「いつか行ってみたいんだよねー、あの湖」
自分には程遠い世界。
この森から出ていく事は許されないから。
支払ったものは、自由だった。
…なんちゃって
>ライ
「壊れないよ。何があっても。僕は[チェシャ猫]だから」
ーー壊れてくれたら僕は嬉しい。だって僕が壊れるときは[チェシャ猫]が壊れるとき。そしたら僕は[僕]を取り戻せるから………[僕]はきっと壊れるのを待っているーー
「…ふふっ……あはは。僕が助けを求める?なにそれ!絶対あり得ない!………逆ならあり得るけどね?いつでもお待ちしてますよ。お客様?」
……だって君は対価を持っているから。
「この森に来た理由?……面白いものがあると聞いたからさ。本当、面白いものが見えたよ。ありがとう? 次は壊れる所まで見してね?」
僕は笑う。楽しそうに。面白可笑しく。僕は笑う。
ーーこの物語がhappy endに終わるその時まで。ーー
>天玉 三風
対価……君は優しいからきっと嫌いな言葉だと思う。でも、僕には大切でとても大事なもの。……いや、必要なもの…かな?
「はーい!……今日の♪おやつは♪なっにかな~♪」
席に座って上機嫌に歌いながら君を待つ。
ふと、大事なことを思い出した。
………でも、ま。どうせもうすぐ会えるしいっか!
それよりも三風のティーパーティーの方が大事だし♪
>>
クロウ
「なら、どっちが先に壊れるかだね-。面白くもない争いって事で終わらせてやるよ、猫」
いつもの様に淡々と喋る。それが僕だからね
「僕がお客様?あ-、ならきっとクレ-マ-だね」
君は何も残っていないらしい、全て失った可哀想な仔猫
「流石にそんなかっこ悪いのは嫌だね。それに、さっきのは忘れなよ-未来の君さ」
これで満足かも知れない、僕の人生はね?
>ライ
「……確かにそんな勝負つまらないね。結果が見えているのに」
ーーやっぱり君と僕は見えてるものが違うんだねーー
そんな勝負意味ないよ。と僕は答える。笑いながら。いつもと変わらない笑顔のまま……
「クレーマー?…そんなもの受け付けてないよ?僕は「情報屋」。対価を払える人の所にしか現れないからね。」
……君は払えるんだよね。対価と引き換えに君の願い事を叶えるよ。君が望むなら…ね?
「未来の僕?そんなの僕だって嫌だね。返品するよ。[ナイトメア]さん?それに…」
それに…僕にはそんな簡単なことだって[出来ない]んだよ。……だから、僕はーー
>>
クロウ
「うわ-、君も痛いとこを突いてくるよね-本当」
呆れるよ、君の嘘みたいな前向きさにはさ。あ、嘘か
「対価?ふ-ん、面白いものだね」
願いなんて無い、君の考えていることは分かった気がした
「君は弱いよね」
あははっ、可哀想に。悲劇のヒロイン的な?
>ライ
「……ふふっ。………」
僕はただ笑う。楽しそうに可笑しそうにただ笑う。
「……?…弱い?僕が?……僕ゲームで負けたこと無いんだよ?」
僕が勝ったことが無いのはあいつだけ……でも、まだ勝負は続いてる。きっと勝ってみせる。ーー最後に勝つのは僕さーー
>ライさん
ほう、これは……。
気が付きませんでした、この時間に見るこの景色は―なんとも、淋しい。
そして奥の湖。……あそこは私にとって嫌な場所。
あそこへ行きたいんですか。
「そうですか……じゃ、まあ頑張ってくださいな」
肩をポンポンと叩いて、私は立ち上がりぐるっと景色を見渡す。
あの湖は嫌ですからね、あんまりあなたの気持ちにうんうんって頷けないんですよ、すみませんね。
私も行きたいところがあります。
その方角を、じっと見つめた。
>クロウさん
ふふ、上機嫌なようで何より。
紅茶とお菓子を持って彼の前に出す。
「どうぞ、入れた手の紅茶と、今朝焼いたスコーンとアップルパイです。きっと美味しくできると思いますよ」
きっと、というか絶対ですけどね~、ふふっ。
はぁ、なんだかお腹がすきました、私も食べますか。
『アリス』の事には体力を使いますからね、今ここでエネルギー補充をしておかなければ倒れてしまいますし。
温かな紅茶は、心も体もほぐしてくれた。
>75 天玉 三風
なんだか天玉も困ってる様子だ。
あんまりこの子に期待できない……?
「そう、それ、俺には生活があるんだ。なぁ、君は元の世界帰れた前例は知ってる?どうやって帰ったのかな?」
とりあえず知りたいこと聞いてみようと思った。
天玉のことも全く知らないし、ここで色々話しあって仲良くなって悪いことはないだろう。
>77 ライ
「そう、俺、迷子なんだ。君、ええと。ここってどこかな?」
とりあえず愛想笑いをしながら声をかけた。
少女とも大人も取れる不思議な雰囲気の人だなぁと頭の片隅でぼんやり思いながら。
>78 クロウ
俺が慌てるのをやめて冷静に話しかけた途端つまらなそうな反応をした。
なんというか、分かりやすい奴だなぁ……。
無理して背伸びしてる子供みたいだ。
「クロウ。ね。ああ、ええとチェシャ猫だって言ったよな。それならなんかヒント、くれよ。こっから帰る為のさ」
相手のペースに合わせればその内進展するかもしれない。
チェシャ猫っていうのは相手を困らせるのが大好きだからな。うん。
>2
戦闘、恋愛、キャラリセ、世界観について。
>3
アリスとワンダーランドの住人について 。
プロフィールの書き方について。
◆ソロー・オブ・アリス(あと2名募集)
>3本堂 有栖(ホンドウ アリス)
>4有栖川 フラン(ありすがわ)
◆ワンダーランドの住人(名前が無い役は空きです)
・白ウサギ
・黒ウサギ
・マッドハッター(帽子屋)
>7天玉 三風 (てんごく みかぜ)
・三月ウサギ
・チェシャ猫
>21クロウ
・クイーンオブハート
・クイーンオブエース
・ジャック・ザ・リッパー
・ナイトメア
>53ライ
・ジャバウォック
>本堂 有栖さん
「良く分からないんですよ~、『アリス』が森の中で変な道に入って行ったから着いていこうとしたらその道は塞がっていた、という話も耳にしましたがそれ以外の情報は無くてですね・・・・・・」
むしろ私達が知りたいくらいですよ、この地は名前の通り不思議なことだらけ、全てを知るには何年住んでも足りないくらいです。
「不思議な話です、まったく・・・・・・ワクワクしてしまう」
思わず笑みがこぼれる。
おっと、しまった、彼は今困っているのに。
「失礼。ただ、トラウマを克服すれば帰ることができる、これは事実です。我らワンダーランドの住人の経験による憶測ですが、確実性の高いものでしょう」
目をしっかりと見て、私は断言する。
私は決して物知りではありませんが、わかる範囲ではなんでもお伝えするつもりです。
>天玉 三風
相変わらず美味しそうだね。三風の作ったものは
「ん。お美味しい!てか、三風が作ったものは全部なんだけどね~」
いつ食べても美味しい君の料理はちょっと不思議だよ。………魔法でも使ってるじゃないのかい?
「ご馳走さまー!お腹いっぱーい。」
美味しすぎてつい沢山食べちゃったよ。…ふわぁ……お腹いっぱいだからかな…ちょっと眠くなっちゃった…よ…
「……三風……『アリス』…だ、けど……』
………
>本堂 有栖
………何か僕の…『チェシャ猫』の事知ってそうな感じがする……何でだろ?
「……ええと、そうだなぁ。君トラウマ持ってるでしょ?それ、克服するだけだよ」
意地悪でも言おうと思ったけど先に話でも進めようか。
………君の話に興味あるし…ね?
>クロウさん
美味しい、と食べてくれる姿に嬉しくなる。
喜んでもらえて良かった、一般的な料理を勉強した甲斐があった。
「お粗末様です」
ほんと、食べ過ぎなくらい。
ついつい多く出してしまうんですよね……。
眠そうにしながらも口を開いたクロウさん。
「はい、『アリス』がどうかしましたか?」
喋っている最中なのに寝そうなので、肩を揺さぶりながら聞いた。
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