匿名さん 2015-05-14 22:10:35 |
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邪魔だって言っただろう、二織?
(抱きついてきた相手ににこりと笑めば突き飛ばし、次いで弟の折れた右手に指絡めて無理矢理繋ぎ、痛みに歪む弟の顔に狂気的な笑み浮かべてその手をぎゅっと握り、)
い゙ぁっ…は…っな、せ…っ!
(突き飛ばされた相手を横目に見つつ抵抗を続けるも、折られた右手を繋がれ握りしめられれば、痛みに腕がびくびくと痙攣し、酸欠も相俟って生理的な涙零し、)
零維様!(一紗の姿をみては顔を真っ青にして突き飛ばされて痛かった体など忘れて急いで零維様に近づいて肩を揺らしながら止めようと相手の名前を叫んで相手を止めようとして)
あぁもう、うるさいな……。
(舌打ちすれば、弟の首締め上げていた手を放し、指を絡めていた手は一度ぎゅっと握って捻ってから放し、次いで相手の腕を掴んで引き寄せ、)
かは…っげほ……っは…っ
(急に取り込まれた酸素にむせるも、捻られた右手の痛みに息呑み、そのせいで余計に喘ぎ。相手が引き寄せられたの見ては手伸ばそうとするも酸欠でうまく動けず、)
お前が大人しく私のもとへ戻ってくるのなら、しないさ。
(引き寄せた手で相手を抱きしめ返せば、もう片方の手でガッとその顎を掴んで言い、)
(/相談なんですが、この流れで一紗を食堂に閉じ込めて、しばらく零維さんと二織君だけの会話にするのは如何でしょう?
一紗はその間、脱出に挑戦していて、しばらくして合流→二織君奪還って感じで……
だめなら大丈夫です)
零維様は私が側にいるだけでいいのですか?(自分を求める相手をみては、相手はただ自分を側においときたいだけじゃないのかと思い始めて)
(良いですね!
そうしましょう)
そうだよ、そう言っているじゃないか。
(自分にとって暴力は愛情表現である為、異常だとは思っておらず、きょとんと首傾げ、)
(/では、しばらくしたら二織君攫いますね~)
それはおかしいと思います、僕は一緒に何かしたり側にいて笑ったりしたいです。好きな人となら余計に(零維様をみては寂しそうにしながら自分の気持ちを伝えて相手にこの気持ちが伝わるだろうかと思いながら)
っ! そんな事……っ
(わかっている、と続けようとしたが止め、代わりに引き寄せていた相手の腕を掴み直して一度ニヤリと笑うと、食堂を出て、)
っ!? おい、待て…っ!
(相手を攫った兄を追おうとするが、バタンと音をたてて扉閉められれば、堪えていた恐怖が込み上げてきて目眩さえ覚え、)
(/遅くなってごめんなさい!
あと、これから3ヶ月ほどの間、レスが遅れ気味になるかもです)
特にあてはないが…とりあえず屋敷の中を歩くかな。
(相手に尋ねられれば、食堂の扉が開かないように紐でノブを縛りつけて答え、懐かしい屋敷の内装に辺り見回し、)
うそ…っだれ、か……っ!
(掠れた声で言いながら扉をガチャガチャと動かすも開かず、奥の厨房に向かっても、兄が手配していたのか誰もおらず、)
その前に、扉を…(あからさまに一紗様を出さないようにしてある扉をみては一紗様が心配になり後ろを向き扉を開けようとして)
(了解しました!
言ってくださりありがとうございます!)
く…っなんで…っ
(窓は防犯の為ロックを外さなければ鍵が外せず、ガラスは強化ガラスで割れない為、脱出の糸口は掴めず、さらに閉鎖された空間は自分にとって最大の恐怖で。それでも諦めずに使える物を探し、)
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