臆病な自分と冷たい相手

(相手の言葉にコクッと頷いて話とは何だろうと思いつつ)


(了解しました。お休みなさい(^^))

(あともう少ししたら兄を出す感じでお願いします)

にしても、今日はいろいろあったな……。
(頷いた相手見れば笑んで視線戻し、溜め息まじりに呟いて、)

(/どんな感じで出しますか？)

(相手の呟きに首を傾げつつ相手についていき)





(急に兄が自分の前に現れるみたいな感じでお願いできますか？)

突然執事はできるわ、その執事が失声症になるわ、挙げ句風呂には上せるわ……忙しい日だったな。
(伸びをしつつ呟き、ちらっと相手を窺えば「お前はそう思わないか？」と尋ね、)

(/了解です！
兄の台詞やロルはどうします？)

(相手の言葉に忙しいというよりこんなにゆっくりした日は初めてだったので首を横に降り)


( 一紗に似てる口調でロルは別にどんなのでも良いです。兄をやっていただけますか？)

そうでもないか…？
俺にはだいぶ騒々しい日に感じたけどな……。
(相手の反応に首傾げ、呟きながら食堂の扉開け、)

(/わかりました！
では、夕飯の途中(一紗の話終わった後)くらいから入ってくる感じでよろしいですか？)

(相手の言葉に自分は楽しかったと思いながら食堂に入り)



(はい、お願いします)

(/遅くなって申し訳ありません！)

……まぁ、普段ひとりでいる事を考えたら当たり前か……。
(相手の顔を見ていない為、相手が何を考えているかは気づかず、言葉続け、)

(相手はいつも一人なのかと相手の呟きに疑問を思いつつ)


(大丈夫ですよ＾＾)

あ、お前はそこに座れ。
(無駄に大きな食卓の角に座れば、自分の向かいを示し、)

(相手の言葉に頷き相手に言われた通りのところに座り)

(/最近なかなか来れず、本当に申し訳ありません)

……誰かと食事をともにするのは、久々だな。
(向かいに座った相手見れば、ふと思った事をぼそりと呟いて、)

(相手がなんていったのかこの距離からは聞こえなくてキョトンとし首をかしげ)


(大丈夫ですよ(o^∀^o))

…っいや……何でもない。
(相手の様子に、自分が独り言を言っていた事に気づき、否定するように慌てて手を振り、)

(本当に相手はどうしたのだろうと心配していて相手を見つめて

……そんな顔するな、何ともないから……。
(相手の視線に苦笑し言えば、給仕によって並べられる料理眺めつつ、ふと気になって「お前、何か食べられない物とかあるか？」と尋ね、)

(相手の言葉に料理を見渡して嫌いなものはないため首を横に降り)

そうか…ならいい。
だが今後、何か食べられない物があれば言えよ。
(相手の返事に珍しく微笑み、口調こそきついものの優しい声で言い、)

(相手に優しくされてはどう返して良いのかわからず困ってしまい)

とりあえず食べるか……ん、どうした？
(給仕が下がったのを見れば呟き、相手の様子に首傾げ、)