匿名さん 2015-05-14 22:10:35 |
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あの…もしよかったら、これからは名前で呼んでくれないか…?
(相手から視線逸らし、わずかに頬染め言えば、「いや、その方がお前も言いやすそうだったから…っだからだぞ…っ!?」と言い訳し、)
(/!? 何がですっ!?
あ、あとこの後執事くんの名前の話題に入りますね)
じゃあ…これからはそれで呼べよ?
(相手の様子にふっと笑めば言い、「あと、な……」と続け、)
(/あぁ、いえいえっ
大丈夫ですよー)
お前の名前…ずっと考えていたんだ。
“にしき”。漢数字の“二”に、織物の“織”で……“二織”。
どう、だろうか……。
(いつになく真剣な目で相手見ればぎゅっと拳握り言い、後半は少し弱めに尋ね、)
その…なんだ……あ、改めて、よろしく……二織。
(相手に抱きつかれれば軽く驚くもののふっと笑み、次いで少し言いにくそうに言って相手の頭を控えめに撫で、)
とりあえず、声の事は今日は様子を見るか……。
明日、医者を呼んでやるから、診てもらおう。
(相手が力を抜いたのがわかれば、撫でる手は止めずに言い、)
だが、診てもらわないと治らないだろう。
本当に一生声が出なくなってもいいのか?
(相手が首を振れば、撫でていた手を相手の背中に回し、とんとんと叩きながら、「大丈夫だ。俺の主治医だし、信用できる奴だから」と安心させるように言い、)
そんな顔したって、だめなものはだめだ。
(泣きそうな相手に折れそうになるが、平静装って言い、「俺も一緒にいてやるから、な?」と言い聞かせるように続け、)
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