..なぁに?、 アーサー君。 ( ふと呼び掛けられた己の名に少しの間を空け応え、何処か憂い気な雰囲気の彼の手を軽くきゅ、と握り首を捻ると彼の閉ざされた瞳をじ、と見詰め。赤くなった頬に手を添えつつクスリと笑み零すと一言に一度頷き、 「 そうだね。 ...あんまり言わないから、尚更。 」 と肩を竦めへらりと返しては彼の肩にとん、と己の肩当ててみたり。 )