志麻 2015-05-04 17:25:59 ID:f02862c99 |
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んー?まぁ言うてこんな躊躇なく入れるんはセンラくんだけやから安心してえーよ. ( 冷蔵庫に何か飲み物はと漁っていたところ突然肩に触れたものに驚きつつ,それが相手の顎だと気が付けば気を緩め 耳元で囁かれれば自分の事心配してくれてるのかなんて考え,何事もなかったかのように冷蔵庫の中を覗く相手を見詰め乍そう述べ。飲み物は自分と同じがいいと要望する相手に「うーん…」と冷蔵庫の中身を思い出していたところ,続いて述べられた「同じものを2人で」という言葉に「え!?」と間抜けな声を出し缶ジュースを手に取った相手に「ちょちょちょちょお待って早まるなセンラくん!」と慌てて相手の手ごと缶ジュース掴み。
…へえ、俺だけなんや。
( 決して安心して良い確信など何処にも無いのにも関わらず、彼の一言で不安が解けて行くのが分かるどころか淡い期待を抱いてしまい、噛み締めるかの如くぼそりと呟くもそれを掻き消す様に首を左右に振って。突然手を掴まれ缶ジュースを落としそうになるもなんとか持ち直すと、相手の慌てっぷりに思わず吹き出してしまいそうなのをを堪えながら「早まるって…何やねん、缶ジュースに恨みでもあるん?」と内心可愛らしく思いつつもつい欲が出てしまい、もう片方の腕を相手の顔へと伸ばせば好奇心に任せ人差し指で唇をゆっくりとなぞり「それとも、俺とキスするは嫌なん?」なんて述べるものの、そんな事を聞いてどうするんだと少しの後悔を感じつつ表情は飽くまで冗談交じりに目を細めては口角を上げ。)
わっ,ごめん大丈夫か? ( 自分がいきなり手を掴んだことにより,缶ジュースを落としそうになった相手に慌てて謝罪し 掴んだ手をばっと離すと,相手の発言に「い,いやいや 恨みとかはないんやけど……」と俯き,自分が今1番言いたい事を告げようかぐるぐるしていたところ 相手の腕が此方に伸びてきて,その細くて繊細な人差し指が己の唇をなぞれば 必死に言葉を紡ごうとしていた頭が真っ白にリセットされ。そのまま続けられた言葉に「いや…あんな,…俺は全然ええんや……ええんやけど…」とぼそぼそと続け,少しの間の後「センラくんそれ冗談やったとしても,俺とキスして後悔せぇへんか?」と首傾げ。
大丈夫大丈夫。
( 謝罪に対し笑顔で言葉を返すと目前で無事だった缶ジュースをひらひらと舞わせ。何かを言いたげな表情を不思議そうに見守っているとぎこちなく紡がれた台詞にぎゅうっと胸が締め付けられる感覚を覚えては、堪えきれず相手の腕を引き強引に抱き寄せ「俺…冗談で言ったつもりないんやけどなぁ。それに、後悔する様な奴にこんなんせんよ?」と声のボリュームを落とし額をコツンと付けると息が掛かる程の距離になり、鼓動が高鳴っているのを煩く感じては大きな瞳をじいっと見詰めていると今では心の中で止めているのが苦しくなってしまった気持ちを吐き出すかの如く「ずっとこうしたかってん…、好きなだけ触れて、好きなだけ愛して…。」なんて微かに声を震わせては瞼伏せ。)
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