響 2015-05-02 21:02:14 |
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え、どうしてだよ。声を褒められたのは初めてだな。
(突然の言葉にきょとんとした後クスクスと笑い「じゃあ僕は君専用のナビになるとしよう」なんて冗談っぽく言い)
なんとなく、落ち着くから…だぜ。はっ、そりゃあいいな。この事件が落ち着いたらドライブで色んなとこ行こうぜ、おれ専用のナビさん。
(目的地に辿り着いたのか車を止めて、にぃっと口端をあげて気障っぽく冗談めいた返事を返し)
君からのお誘いなんて嬉しいな。…じゃあ、海にでも行こうか。
(心底嬉しそうに頷くと待ち遠しいのか早速行きたいところを上げて。家に着くと車から出て「来て」と手招きし)
お前と海か、いいなすっげえ楽しみだぜ。
おう?行っても良いのか?
(海と聞くとわかりやすいぐらいに声が弾み、車で待たされると思っていたのか思わずきょとりとしながらも手招きする方へとヌシヌシ歩き)
車出してもらえてるんだし、お茶でも出すよ。…承太郎、君は海が好きなのか?
(家の鍵を開け、狭いけどどうぞ。と相手を中に入れると先程のはしゃぎっぷりを思いだし、お茶の準備をしながら訊ね)
わりいな、お邪魔するぜ。
ん?ああ、好きだぜ…今は海洋学者やってるし余計にな。
(茶の準備をする相手を眺めつつ訪ねられた事を素直に答え)
学者? 凄いじゃあないか、カッコいいね。じゃあ海に行ったらいろんなことを教えてよ。
(相手の職に微かに目を輝かせ、出来上がるとテーブルの上に置き席に座るよう促し)
ああ、これからお前も住むホテルの側にも海がある、お前さえよければ近いうちに行こうぜ。
(目を輝かせる相手に教えてよと言われれば、らしくもなく無邪気ともとれるほど純粋に嬉しそうな表情になり、また誘う言葉を重ねると促されるまま席に座り)
ああ、是非! ふふ、何かについて無邪気に語る承太郎なんて初めて見た。
(大きく頷くとクスクスと笑いながら準備に取りかかり、嬉しそうな相手に増してはいけない愛しさが溢れ、「可愛いな」と小さく呟き)
……っ普段はこんな風に語りてえ相手がいねえからな。というか花京院こんな大男に可愛い、はねえだろ。変わった奴だ。
(大きく頷かれて喜ぶもののクスクス笑われ言われなれない言葉に頬が赤らみ、隠すように帽子のつばをさげながらやれやれだぜと呟き)
そうだったのか? って聞いていたのか…いやいや、可愛いことに大きいも小さいもないよ。
(呟きを聞かれていたことにギクリとし、こちらも恥ずかしくなったのか若干頬を赤らめながら)
お前だから…お前ならおれの好きな話をちゃんと聞いてくれる気がするから、少しテンションがあがっちまった。
…ふっ、まあふたりっきりの空間だからな、小さな声でも聞こえちまったぜ、すまねえな。
可愛い…、やっぱ言われ慣れねえや、ふふ
(こくりと頷いたあと、相手の赤らめた頬に気づき、互いに顔を赤らめてるのはなんだか間抜けだな、と思いクックッと笑い)
また海の話、いっぱい聞かせ……おい笑うなよ。
(聞かせてくれ。そう言いたかったのだが相手に笑われると赤い頬を片手で隠しながら軽く叩き)
おう!話してやるぜたっぷりとな!…っく、いいじゃあねえかよ、ああ、お前の言うように可愛いにでかさは関係ねえな…(そこそこ図体のでけえお前も顔赤くしてんのは可愛いぜ、と叩かれても気にせずからかうように笑い)
……馬鹿野郎。ほら、準備はできたし行こう。
(照れ隠しなのか普通の攻撃なのか、再度相手を軽く叩くと出したティーカップの後片付けをし荷物を担いで声をかけ)
っ、叩きすぎだぜ花京院、照れてんのか?…おう、行こうぜ必要なのはそれだけか?
(再度叩かれるとどうにか笑いを抑えこみつつ、荷物を担ぐ相手を見ればスッと立ち上がり自分が運ぶのを手伝うものはないかと訪ねて)
誰のせいだと思ってるんだ。ああ、これだけで充分さ。
(眉を顰め照れていないと否定をし、荷物を一瞥したあとこれ以外にはないことを伝えると、家の戸締まりをして車に戻り)
すまねえ、調子に乗ってたぜ。
これでこっちの用はすんだんだよな、病院にも寄るんだったか?
(相手の眉を顰めた表情に、情けなくもしゅんと落ち込み、相手に続いて車に戻りエンジンをかけながら問いかけて)
そ、そんなに落ち込むなよ。…ああいや、病院は大丈夫。行こう。
(傷つけてしまったかと焦り様子を伺い。病院へ行くかどうか少し考えたが、特に用もないので首を振り)
別に落ち込んでなんかないんだぜ…
そうか、じゃあホテルに行くか。
(返事は返すもののやはりまだ落ち込んだ様子で、相手を怒らせたと思って行きの時のようにちら見も出来ず、焦ってる相手に気付かずにそのまま運転を開始して)
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