響 2015-05-02 21:02:14 |
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そうか…。…だな。また、あんな風に楽しく旅したいな、今度は平和によ。
(大切な写真と聞けば穏やかな笑みを浮かべ、わしゃわしゃと意味もなく相手の頭を撫でながら話して)
だね、次はポルナレフたちも誘ってヨーロッパにでも旅を…って何だい急に。
(何処が良いかと小さく唸り欧州はどうかと提案してみて、相手の手の暖かさに安心し撫で受けつつも急な行動におかしそうにへらへらと笑い)
ああ、いいな…そういえばポルナレフはお前が生きてるのは知ってるのか?
…なんとなくお前に触れたくなったから撫でてるだけだぜ。
(ふむ、と相手の提案に頷きつつも、ふと自分だけ相手の生存を知らなかったのかと疑問を持って問いかけながらも撫でる手は止めずに髪をぐしゃぐしゃにして、へらへらと笑う相手を愛おしげに見つめて)
いや、知らないと思う。と言うか君以外は知らないだろう。
(髪型が乱れるのも気にせず首を軽く横に振り込み、ここらへんの地域に住んでいない限りはあり得ないと断言し。“触れたくなった”と聞くと此方もお返しにと帽子の上からポンポン頭を撫で)
そうか、ならはやく知らせてやらねえとな。きっと泣いて喜ぶぜ、
(相手の断言した言葉に自分だけが知らなかったわけじゃないとほっとし、かつての仲間のオーバリアクションを想像してくすりとし、頭を撫でられれば嬉しかったのか柔らかく微笑んで)
僕のために泣いて喜ぶ、ねぇ……それは嬉しいな。
(己を見て涙するポルナレフを想像し照れくさくなり はにかんで。嬉しそうな相手の頭を撫でるのをやめず、やがて手を離すと帽子に軽くキスをおとして)
お前ら仲良かったからな…、…やはりもう少しだけ…皆にはばらさなくてもいいかもしれねえな。
(自分以外を想ってはにかむ相手に少しだけ嫉妬心が芽生え、独り占めしたくなって帽子にキスされた事にどきりとしつつもぎゅっと抱きしめて拗ねた声でぽつりと呟き)
彼とは何だかんだで馬が合っ……何、ひょっとして妬いているのかい?
(急に抱き締めたと思えばさっきとは逆のことを言い出す相手に目をぱちくりさせ、背中をぽんぽんと優しく撫でながら何処か嬉しそうな声で訊ね)
妬いちゃ…ダメか?
(背中を撫でられれば落ち着いたのか抱きしめる手を少しだけ緩めるも、明らかに嫉妬してますと言わんばかりの拗ねた表情でたずねかけて)
……いや全然、寧ろ嬉しいよ。
(俗に言うギャップ萌えとやらに陥ってしまい、「ほんと可愛いな」と強く抱き締め返して軽く頬擦りをし)
そう…か、よかった。…かわ…?そんなこと言うの…お前くらいだぜ…
(嬉しいと言われて安心し、頬擦りされれば拗ねた表情はなくなり、やれやれと言いながらも照れて赤くなり、普段なら他人には見せないぐらい表情を緩ませ幸せそうにして)
そうかい?…はは、やっぱり可愛いなぁ君は。何処の誰よりもずっと可愛い。
(機嫌を直したのを確認し相手から離れ、幸せそうな表情を見ると撮ってやろうかと携帯に手を持っていくが、今見られただけで十分だと思い直し写真は撮らず、代わりにまるで女の子を相手にしているかのような言葉を投げ掛けて)
ッ…適当なこと言うんじゃあないぜ。
ポルナレフの奴のナンパ具合がうつっちまったんじゃあねえか?
(相手が撮影しようとしてたことに全く気付かず、続く相手の言葉に真っ赤になって照れ隠しにさきほどからの甘えた態度から一転し、ツンとした返事を返すが、「他の奴にはあんまりそういうこと言うなよ?」と嫉妬心がまだ残ってたのか小さく拗ねた声で付け足して)
まさか!僕は本心を打ち明けたまでだよ。
(驚いたように目を丸くし自信満々に言ってみせ、拗ねた態度にクスリと笑みを溢すと「ううん……どうしようかなぁ」とそんなつもりは毛頭ないのだが相手をからかってやろうとわざと意地悪な言葉を返し)
本心、な、てめえよりでけえ俺が可愛いなんて、変わってやがる。…ッ、言うなよ。お前が他人を口説くなんて想像もしたくねえ…
(やれやれと、自信満々な相手に恥ずかしそうにぽつりと返し、相手の意地悪な返しに一瞬しゅんと落ち込むも嫉妬に燃えた瞳に変わり、がぶりと噛み付くように口づけて)
んっ……!?
(さっきまでの優しいものとは違う強引なキスに若干驚き、「ほんの冗談だって。すまない」と苦笑いを浮かべながら謝罪をして)
冗談なら…いい。わりぃ、こっちこそすまねえ、
(強引なことをしてしまったと我に返って相手の苦笑いを見つめしゅんとして、詫びに奢る、と海岸沿いから見えるカフェにくいっと顎を向けて)
いや、大丈夫さ。…結構嬉しかったし。
(首を横に振ると落ち込み気味の相手の肩をポンと叩き少し恥ずかしそうに笑って。カフェへと目を向けると「じゃあ沢山頼もうかな」と冗談めいた本気めいた微妙な口調で返し)
そう…か、ありがとう。おう。いくらでも頼んでくれ、たしかあそこのチェリータルトが美味いと評判らしいぜ。
(相手の言葉と笑顔にほっと安心して柔らかく笑み、冗談なのか本気なのかわからない言葉にはこくりと頷き返せば、お前チェリー好きだったろ?と確認するように尋ねながらも足はカフェへと動かし)
何だって。それは是非とも食べないとね。
(問われた質問に首を縦に振り、好物のものに早くありつきたい気持ちが強いのか少し早足でカフェへ入り、二人席を見つけると「あそこにしようか」と指をさしながら言い)
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