りりり 2015-05-02 19:13:46 |
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>瑠花
__ん、分かった。君の願い、叶えるよ。
(真剣な表情の相手を安心させるかのようにふわりと微笑んで。この姿の状態だと相手と身長差がありすぎて首筋に届かないため「それじゃあ、少しかかんでくれる?」と首を傾げて。)
十六夜》
はい……
《膝を曲げて相手と同じぐらいの高さに合わせて、髪が邪魔かな?と思ったのか耳に髪をかけて相手に近ずき
「妹を……お願いします」
それだけを告げると目を閉じて
>瑠花
ちょっと痛いかもしれないけど…ごめんね。
(少し背伸びをして相手の首筋に口をあて、上記を呟き。ゆっくりと牙をたてるとプツリと相手の肌を髪切り、そこから滴る血を飲み込んで)
十六夜》
いっつ……
《相手の牙が首筋に刺さった瞬間初めての痛みで声を漏らしてしまい、何故か力つきた表情になってヘナッと地面に座り込んでしまい
>瑠花
ぅ……っく…!
(どんなに吸血することを嫌がっていたって本能的には相手の血が…人間の血が美味しいと歓喜に震える自分の体をおぞましく思い。しかしその体の反応は止められず、全身の血が逆流するような感覚と共に徐々に自身の体が成長していき。そしてふと気付くと本来の19歳の自分の姿に戻っていて。)
__はぁー……。…あ、大丈夫?ごめんね、やっぱり痛かった?
(体の反応が止まり、大きく息を吐きだすと相手が地面に座り込んでいるのを確認して。やはり痛かったのかと申し訳なく思って、相手を起き上がらせようと心配そうな顔で手を差し出し。)
十六夜》
これくらい……平気ですっ、それより妹はっ…
《よろめきながらも他の木に捕まり立ち上がると上記を述べて相手を見る先ほどとは違う姿になっていて
「えっ…どうなっているんですか」
まず初めに疑問に思った事を口に出してしまい
>瑠花
あ、うん。妹さんは今から治しに行くから心配しないで?
(よろめく相手に近寄ってその手を取り、体を支えてふわりと頬笑み「吸血鬼にしか絶対出来ない方法だけどね。」と呟いて。)
…んー、簡単に言うとこれが本来の僕の姿でさっきのはわざと化けてたんだよ。
(驚いたような顔をする相手にちゃんと説明すると少し長くなると思ったのか簡単に話し。「それよりも君の妹さん、急いだ方が良いんでしょう?病院の場所教えて?」と言って。)
十六夜》
はい……ありがとうございます
《相手が治してくれると知りホッとした表情になり、相手の話を聞いて「化けてたんですね……あっ、◯◯病院の506号室です」相手が化けていたと知り若干また驚くが、妹の事を聞かれ直ぐに場所を答えると「妹を……お願いします」と告げて
>瑠花
…君も一緒に来る?
(場所も聞いたし自分一人で行ってもいいのだが、自分の事よりも妹の事ばかり気にしている相手をここに置いておくのも何か引っかかるものがあり「少し特殊な移動方法だけど…」と付け足して誘い。)
十六夜》
……行きますっ、……特殊な方法ですか?
《相手が付いてくるかと聞いてきたので もちろんとでも言うかのような勢いで言うと特殊な方法と言ったので不思議そうに相手を見て述べて
>瑠花
ん、分かった。じゃあ…しっかりつかまっててね。
(勢いよく帰ってきた相手の返事を笑顔で受け止め。そのままヒョイと相手をいわゆるお姫様だっこで軽々と抱きかかえ、力を入れるように少し息を吐きだすとバサリという音を立てて背中から蝙蝠のような羽が生えて。「それじゃあ、いくよ?」と相手に確認をとりながら翼をはばたかせて浮かび上がり。)
十六夜》
えっ?……わっ、
《相手が抱き上げて来てビックリし驚いた顔で上記を告げると、
「重いのに申し訳ないです……、」
そう言うと相手の胸に顔をうずくめて、あの……高い所苦手で…こうしても良いですか…?、と少し不安げな顔になって言い
>瑠花
いやいや、全然重くないよ。
こちらこそ確認もとらずに急に抱き上げてごめんね?
(謝る相手にクスクスと笑いを返し、自分こそ急に相手を持ち上げたためもしかしたら嫌だったんじゃないかと眉を下げて謝り。
自分の胸に顔をうずめる相手に少し驚きながらも「…うん、いいよ。じゃあ着いたら教えるから。」と怖がらせないように優しい声で言って。)
十六夜》
はい……お願いします、
《相手が着いたら教えてくれると言ってくれたので若干安心したような表情になるが、これから会いに行く妹とは最後の面会になると思い暗く寂しそうな表情になりそのまま顔をうずくめて
>瑠花
___…はい、着いたよー。
(病院が見えると、そのまま屋上に着地し。相手をゆっくりと下ろして。屋上の扉のドアノブに手をかけるとゆっくりと引いてみて「…開いてるね、不用心な。」なんて呟きながら「まあ、空から来る人なんていないんだろうけど。」と付け足して相手をエスコートするように扉を引いて入るように促し。)
十六夜》
あっありがとうございましたっ……
《相手が運んでくれたことに感謝して上記を述べると相手が扉を開けてくれて「早くっ、行かなきゃ」と独り言を言い走って妹の病室に行き
>瑠花
__ここが妹さんの病室?
(走っていく相手について行くとやがて506と無機質に書かれたプレートがかけてあるドアの前について。)
十六夜》
はい……なら妹をお願いします
《自分は部屋には入らずに外で上記を告げると相手に少し申し訳なさそうにペコリと頭をさげて、相手が部屋の中に入っていくのを見計らうと涙目になり
>瑠花
__君が妹さん?初めまして。…と言っても意識ないか。
(病室に入ると一応挨拶をするが、相手に意識がない事は分かりきっていて苦笑をこぼし。ベッドに近付きゆっくりと相手の首筋に指を這わせると小さな傷を作り、そこから自分の血を少しだけ入れて。すると今まで反応が微弱だった心電図が活発に動き出し。それを確認すると「…これで大丈夫かな。」と呟き病室から出て。)
十六夜》
……ありがとう…ございます、
《上記を述べると深く一礼をして頭を上げずにずっと礼をしておりグスッという鼻をすする音がすると目から涙が溢れて床にポトポトとした垂れ落ち
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