主 2015-05-02 02:53:11 |
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...私の事からかってますー?話についてけない。....いや、地図なら授業で見たりしたし、っていうか全体的に形が私の知ってるものと違う
(相手の言葉が理解できないのか頭は大丈夫なのかとばかりに相手不審そうに見遣るも、全く見た事のない世界地図についての問いには正直に上記告げ。次いで尋ねられた事に相手の方向くと「んー。うん、多分..私、トリップしちゃったのかもなーっと。」なんて考えた末に出た結論をへらりとした様子で述べ)
からかってなどいない。…お前、記憶喪失などではないだろうな?…可笑しいな、この地図は世界共通のものの筈だが。
(全く話が噛み合わずに眉を顰めるとキッパリと相手の問い掛けを否定して。あれも知らない、これも知らないと己の言葉を否定されれば記憶喪失を疑い。世界地図について相手の知ってるものと違うと告げられれば可笑しいなと首を捻り。相手の結論を聞けば聞き慣れない言葉に「トリップ?なんだそれは」と首を傾げて)
それはないよー?ちゃんと記憶あるし。
(キッパリと否定されこの状況なのだから本当にからかってはいないのだろうと納得するも、己の記憶喪失を疑う相手に両手を顔の前で振って心外だとばかりに否定し。世界共通と言われても見覚えのない物はしょうがなく、悩むように首傾けると「---つまり、何らかの理由で私が美男子くんのいるこの世界に来ちゃった、..みたいな?うん、そういう感じだと...思うんだけどなぁ」とトリップを知らない様子の相手に簡単に説明し)
そうか、ならば良いのだが。
(相手が記憶喪失でないと分かればその点では安堵するが、根本的な解決にはなっていないため難しい顔をしていて。トリップについて説明を受ければ"美男子くん"とは自分の事かと内心首を傾げつつも、今はそれは置いておくべきかとスルーし説明を自分なりに噛み砕いて「つまりお前は異世界から来た、と。そんな前例、文献などでも見た事はないが…有り得ないとも言い切れないか」と眉を顰め)
----そう、異世界から来たと思う。全然見覚えないし、それだとしか考えようがないっていうか
(記憶喪失ではないものの何故自分が此処に居るのかはさっぱり覚えておらず、この状況でありながら難しい顔をする相手が目につくと面白半分で同じように難しい表情作り。相手の出した言葉にそれだとばかりに頷くと「..それに、美男子くんをPCの画面で見たから、ね。」と此処に来る前に見た画面を思い出しつつまさかゲームの世界なんじゃ、と頭働かせ)
ふむ…異世界か。帰る宛はあるのか?
(相手の居たという異世界に興味が沸くも、それよりもまず相手が元居た世界に帰れるかどうかが気掛かりで。帰る宛が無かったら彼女はどうするつもりなのだろう。そんな事を考えていると、相手が自分の知らない単語を発すれば「ぴーしー…とは何だ?人の姿を映す魔導具か何かか?」と不思議そうに首を傾げて)
帰る宛?....ないかなー。帰り方とか分かんないし。外で野宿する他ないよね
(相手に問われて今更ながらその事についての心配が浮上すれば、考え込むように首傾けつつ冗談混じりに上記述べ。「パソコン、知らないの?..この世界に機械ってない感じかな?」魔界に機械のイメージはないものの己の世界と比べてしまうのか、キョトンとすると不思議げに呟き)
…やはり無いか。私は行く宛も無い力無き小娘を放り出す程冷酷ではないつもりだが。
(魔族にとって人間は敵。帰る宛のない相手を魔族だらけのこの国に放り出す訳にもいくまいと眉を寄せながら上記を告げて。不思議そうに呟く相手に「パソコン?知らないな。キカイというものの存在は聞いた事がない」と頷けば、朝議の時間を告げる鐘の音が聞こえて来て「…睡眠も朝食も取る暇が無かったな」と溜め息混じりに呟いて)
?それって...私を放り出さないでくれる、って事?あ、でも、何とか生きていくし放り出しても大丈夫だからね!
(放り出される事への危機感が微塵もないかのような笑み浮かべると、もし外へ出されても何とかなるだろうという適当な考えで上記発し。やはり機械について知らないらしい相手に本当に此処が己のいた世界と別物だという事を再確認し、聞こえた鐘の音と相手の呟きに「えっと、なんかごめんなさい。邪魔しちゃったかな?」と未だ乗っていたベッドの上から降り)
ああ、放り出して野垂れ死にでもされたら寝覚めが悪い。お前みたいな危機感の無い人間の小娘が生きていけるほど魔界は優しくないぞ。
(危機感のまるでない様子に相手の居た世界は余程平和なのだろうかと考えつつ頷き、楽観視している相手にこの世界はそんなに甘くはないと忠告をして。此方の呟きに謝罪してくる相手に表情を和らげ「いや、良い」と首を緩く横に振ると、自分もベッドから降りて。クローゼットを開け服を取り出すと相手の目を気にする事もなく着替え始め、「娘よ、腹は減って無いか?」と着替えながら問い掛けて)
魔王って言うくらいだから怖いのかと思ったけど、美男子くん意外と優しいねー。失礼だなあ、私だって少しは危機感あるよ?
(遠慮なく放り出されるものだと思っていたのか予想外とばかりに言葉紡ぐと、相手からの忠告にゆるりと小首を傾げて見せ。表情の和らいだ相手につられてへらりと頬緩めると、心の広い相手に安心するも不意に目の前で着替え始めた相手にぱちくりと瞬きすると「お腹は、空いたけど....っあの、..あっち行って下さい!」と問いに答えつつ俯き、つい近くにあった枕相手へ投げると目瞑り背を向けて)
お前の世界の魔王はそんなに恐ろしいものなのか?…先程から気になっていたが美男子くんはやめろ、私にはシュバルツという名がある。私にはそう見えないがな。
(相手の中の魔王像に興味が沸き問い掛ければ、己を呼ぶ呼び方がやはり気になったのか眉を顰めて名を名乗り。少しは危機感があると述べる相手がどうにも危機感があるように見えずフッと鼻で笑って。投げられた枕を片手で受け止めると「此処は私の部屋なんだがな…」と溜め息混じりに呟き、枕をベッドに放っては着替えを持って隣接されたシャワールームへと引っ込み)
ん、だって人間の敵で残酷なイメージだし。..しゅばるつ?呼びにくいなー、しゅば、しゅ、...シューくんってどうかな!いやいや、そんな事ないってばー
(自分の中のイメージを言葉を選びつつ口に出すと、己の呼び方が気に入らなかったらしい相手に名乗られ。勝手に渾名を付けて提案すれば、危機感が無いように見えるという相手に首を振り。背後からの呟きに多少罪悪感はあるものの異性の前で堂々と着替えるのはデリカシーがないのではと、小さく苦笑零し相手が戻るのを待っていて)
私も人間の敵だがお前はこの世界の者ではないからな。シューくん……もう好きに呼べ。…ならそういう事にしておいてやる。
(相手の魔王像も自分に当てはまらなくはないが、相手に対してだけは何故か非情になれない自分が居て適当に異世界の者だからと理由付け。相手の付けたあだ名に脱力すれば訂正するのも面倒になり、そんな事ないと首を振る相手に緩く笑みを浮かべ。着替え終わりシャワールームから出て来ると同時に部屋の扉をノックする音が聞こえ、入れと短く返事をすれば朝議に出ない自分を呼びに来た部下が現れて、気が乗らないと理由を告げてはついでにと2人分の朝食を申し付けて)
...そういうものなの?..へえ、そっかそっかー。じゃあ、シューくんで決まりだね!...ん、そういう事にしといてくれると助かりまーす。
(己が異世界の者だから相手は怖くないのかと納得したように何度か軽く頷けば、好きに呼べとの言葉に遠慮なく先程付けた渾名を呼び。一先ず危機感があるという事にしておいてくれる事に満足するとへらりと笑み。「それにしても、豪華な部屋。」己の自宅と違って豪華な作りの家具等に珍しげに部屋中を見回し前記呟くと、相手が出てくるのと同時にノック音が聞こえ、一応見つからないようにした方がいいのかと扉から見えない位置に移動すると静かに息潜めていて)
そういうものだ、…多分な。…そういえばお前の名前は何と言うんだ?…ああ。
(適当な理由付けでも納得して貰えれば何だかその理由でも良い気がしてきて曖昧に頷き。気の抜けるあだ名に若干不服そうに眉を寄せるも、好きに呼べと言った出前反論する事も出来ず黙っていて。ふと相手の名前も知らない事に気付いて名前を問い、危機感については短く返事をし話を終わらせて。2人分の朝食を頼んだ事について部下が疑問を持てばちらりと彼女を見やり、隠れて息を潜めている事を確認すると「別に隠れずとも良い」と出て来るよう声を掛け)
?随分と曖昧だね。..まあ、怖くないならいいんだけど。...あ、言ってなかったね。私は加藤楓花だよ、好きなように呼んでー?
(多分、等と曖昧な相手にゆるりと首傾げるも、相手自身分かっていないのだから無理に聞く気もなく言葉返し。次いで問われた己の名前に思い出したように自己紹介すると、相手だったら名字呼びかななんて予想しており。見つかったら捕まったりしちゃうのだろうかと呑気に考えていたが、隠れなくて良いとの言葉にゆっくり顔を出すと「..へへ、どうも。」と苦笑混じりな笑みを浮かべて)
これまでに前例が無いからな、正直どう接すれば良いのか分からん。カトウフウカ?カトウがファーストネームか?
(異世界の人間とは此方の世界の人間とはどう違うのだろうか、突然奇妙な力を振るわれても敵わないと扱い方に迷っていて。フルネームで名乗られればこの世界と名前と名字の順番が逆なために加藤が名前かと勘違いし、変わった名前だなという感想を持って。相手が顔を出せば部下も一応は納得した様子で、朝食のついでに部下に"この娘に合う服を何着か持って来い"と命令すれば早々に下がらせて。これからも彼女の事を隠し通すのは無理だろうと考えれば、「お前の事は客人扱いする事にする。だから堂々としていれば良い」と告げ)
?別に普通に接して大丈夫だよ?私、シューくんに危害加える力ないし。....、成る程。面白い。..うん、そうだよー。
(己への接し方が分からないと溢す相手に緩く首傾けると、最初から普段のように接していた自分が可笑しいのかと疑問抱きつつひらりと両手軽く振り敵意はないと言いたげで。名前を教えれば面白いように勘違いしてくれたようで、聞こえないよう小さく呟くと本人が気付くまで様子を見ようかと否定せずに頷き。部下らしき人に指示し下がらせた相手に内心関心すれば告げられた事に「あ、はい。私本当に此処にいていいの?」と返事しながらも再確認し)
まあ、お前のような小娘に危害を加えられる程柔ではないが。そうか、ではカトウと呼ばせて貰おう。
(危害を加える力は無いと聞けば、魔法等を操る事の出来る此方の世界の人間とは違うのかとじっと相手を見つめて。此方の勘違いを否定しない相手の返答を素直に信じてしまい、ファーストネームだと信じ込んでいる加藤と呼ぶことに決め。本当に此処にいていいのかと確認してくる相手に「ああ、小娘1人増えた所で何も問題は無い」と口角を上げて、朝食が届くまでの間椅子に座って待つ事にし)
あ、そっか。シューくん魔王様だから、力があっても効かないよね。..ん、うん。
(見詰めてくる相手に顔に何かついているのかと不思議そうに見詰め返し、一人納得しつつ片手ぺたりと自身の頬に当て。見事に騙されてくれている相手に笑いが漏れだしてしまい、緩くなる口元必死に堪えながら笑いの混じった声音で軽く返事し。相手の返答に取り敢えず元の世界に戻るまでの生活は大丈夫そうだと安堵すれば「じゃあ、宜しくお願いします。それと、..ありがとうございます」とお世話になるのだからと変に改まって言葉紡ぎ)
耐性が無ければ魔王などやってられん。…変な顔をしてどうした、何か問題でもあったか?
(見詰め返されれば自然に視線を外し、過去にあった出来事を思い返しては小さく溜め息を吐きながら答え。笑いを堪える相手の微妙な表情を失礼な事に"変な顔"と称しては怪訝そうに問い掛けて。変に改まる相手にくつりと喉で笑えば「ああ。それと畏まらなくて良い」と何でもない事のように告げて。そうこうしている内に朝食が運ばれて来てトーストや温かいスープなど人間が食べる物と変わらない食事がテーブルに並べられて行き)
ですよねー。..ん?てことは、何度か狙われたりしてるんだ?...ふッ..っ、別になんでも、ないよ..!
(魔王というのだからそういうモノなのだろうと数回頷くも、ふと相手の溜め息に考え込むと頭に浮かんだこと問い掛け。変な顔と言われつつも体震わせて小さく笑い零すと、あくまで自分で気付いてもらわなければ面白くないのか何でもないと手を横に振り。畏まらなくても良いと告げられへらりと表情崩すと運ばれて来た朝食に視線やり「!食べ物、私の居たとこと一緒なんだね。..美味しそうだなあ」とちょっとした感動覚えつつ呟き)
ああ。勇者を名乗る人間が乗り込んで来た事もあったな。……ならば良いのだが、本当に何でもないのか?具合が悪いのなら医師を呼ぶが。
(相手の疑問にこくりと頷くとまだ記憶に新しい出来事を面倒な事もあったものだと溜め息混じりに口にして。何でもないと言いつつも何かありそうな相手をいぶかしげに見つめては、具合でも悪いのかと更なる勘違いを呼び。朝食を見た相手が相手の居た世界と同じだと呟けば、相手が食べられるもので良かったと小さく頷き「冷めない内に食べろ」と告げて)
へえ、勇者って本当にいるんだねー。..ふはッ..んーん!元気元気、本当...なんでもっ、ないから。
(勇者という単語に興味を持つといつか会ってみたいな、何て内心考えつつやはりこの世界では実在するのかと感心し。更に勘違いを重ねてくる相手に吹き出すと自分が傍観者だったらどんなに楽しかったか、と思考しながら必死に首と手を振り。魔界と言えばカエルの丸焼きみたいな謎の食べ物が出てくるものだと思っていたのか若干瞳輝かせて椅子に座ると「うん。..いただきます」と手を合わせ)
勇者とは名ばかりの者だったがな。……カトウ、本当に何でもないんだな ?真っ直ぐ私の目を見て言ってみろ。
(勇者を名乗っていた割には大した事なかったため、自称に過ぎなかったのかもしれないと鼻で笑い。先程から様子の可笑しい相手を訝しみ、本当は何かあるんだろうと眉を寄せてはじっと相手の顔を覗き込み。相手が朝食を食べ始めるのを見届けてから自分も食べ始め、「朝食を食べたら城下に視察に出掛ける。お前も来るか?」と問い掛けて)
勇者の偽者..みたいな感じ?...え、うん。何でもー..ないよ?これ本当、私嘘つかない。
(つまりは本物の勇者ではなかったのかとムムム、と首唸らせれば偽者だったのかと問い掛け。そろそろ危ないと無理矢理真面目な表情作ると、相手見ながら述べるものの段々と視線ずらしつつ最後の方は棒読みになっており。己の世界と変わりのない食事に満足するも、不意に問われた事に顔上げると口に入っている物を咀嚼し飲み込んでから「行くッ。ちょっと興味あったんだー」と若干身を乗り出して)
本人としては本物のつもりだったのかもしれんが、神の加護なき人間など恐るるに足らん。…カトウ、怒らないから本当の事を言ってみろ?
(神の加護の無い勇者は本物の勇者ではないと言いたげに皮肉めいた笑みを浮かべながら頷いて。流石に相手が嘘を吐いていると感付けばガシッと相手の両肩を掴み、顔を近付けジト目で見つめて問い正し。視察について来るとの返事を聞けば「なら食べ終えたらそこに用意させた服に着替えろ。今お前が着ている奇妙な服では目立つからな」と朝食と共に運ばれてあった女性物の服の入っている箱を顎で差して)
そんなに力もないのに自分が勇者だって思い込んでたって事かなー?...っ、無理無理。私が言ったら意味ないから、自分で考えてくださーい。
(相手の言葉を自分なりに頭の中で纏めると、つまりそういうことなのかと緩く首傾げ。不意に両肩を掴んできた相手に微かに目見開けば、嘘をついてもバレる確率は高いだろうと思案しつつ笑っていた理由をはっきりと口には出さず上記のように告げ。顎で指された箱見遣ると「はーい。...奇妙?変かな、この服?」と自身の服見回しながら呟き)
そんな所だろう。思い上がりも甚だしい。……名前か?名前に問題があるのか?実は偽名だとか?
(相手の出した答えに頷くと、忌々しいと吐き捨てるように言葉を紡ぎ。自分で考えろとの言葉に思考を巡らせては、相手の様子が可笑しくなったのは相手が名乗った辺りからだと気付き、しかしやはり勘違いを起こして。奇妙と言われた事に対して首を捻る相手に「そんな服今まで見た事無い」と肯定するように頷けば早々に食事を終えて相手が食べ終わるのを静かに待ち)
..はは、結構厳しい評価だね。....んー、おしい!私、偽名なんて思いつくほど頭冴えてないよ。
(相手にそう言わせるほど勇者としては出来損ないの様なものだったのだろうと一人納得し。次いだ言葉に手でバツを作ると、名前だと気付いた事には否定しないものの呑気な様子で自身の頭を指先でつついて見せ。己からすれば相手の服装のほうが奇妙だが敢えて口には出さず「まあ、住んでる世界が違うから..そうだよねー。」なんてしみじみ呟き、最後の一口を口に入れ)
妥当な評価だ。…惜しい、と言う事は名前か。偽名でないとなると……なんだ、サッパリわからん。
(厳しいと言われればふん、と鼻を鳴らしてそんな事はないと相手の言葉を否定して。名前に関する事だとわかれば腕を組み眉を顰めてうーむと唸りながら暫し考えるも、名字と名前が逆だなんて答えには辿り着けずお手上げ状態で。相手が食べ終えるのを見届けては「何着か用意させたから好きな物を選ぶと良い。着替えはそっちにシャワールームがあるからそこでしろ」と指示を出し、立ち上がって出掛ける用意をし始めて)
えー、そうなの?私は見てないから何とも言えないけど。...結構簡単に分かると思ってたんだけど、意外と鈍いね。
(自分の目で見たわけではないため厳しいだけなのか、正確なのかは分からないがとりあえずは相手を信じることにし。名前についての事で考える相手を静かに見るも、結局分からなかったらしく口元に小さく笑み含むと楽しげで。手を合わせごちそうさまをすると「分かった。..でも私、センスないからなあ」と呟きつつ箱を持ってシャワールームへ入り)
あれで勇者を名乗れるなら世の中勇者だらけになるぞ。む……答えは何だ?
(前回の自称勇者程度なら沢山いるはずだと述べるも、世の中勇者だらけなど考えただけで面倒だと内心溜め息を吐き。鈍いと言われればわからないものは仕方ないだろうと不満気に眉を寄せ、いい加減教えろと言わんばかりの表情で答えを問うて。センスがないと呟く相手に「そんな変な服は持って来ていないはずだから安心しろ」と声を掛けては自身の身支度を終わらせて後は相手の着替えが終わるのを待つばかりで)
へえ、そんなに普通な自称勇者君だったんだ。..本当に分かんないの?逆にして考えればすぐ分かるのに
(はは、と笑い零すとどこにでも居る様な強さだったのだろうと相手の様子から十分読み取れ。本当に分からないのか答えを問われ、苗字と名前を逆だと考えればいいものを相手にはその思考はないのかと疑問浮かべるとヒントとして上記述べてみて。服を出してどれにしようかと悩み始めると「そうだけど...私に似合うかなー?」と返答し、適当に選んだ服に着替え。少しして出てくると若干不安げに服の裾を摘まんで見回しており)
ああ、仲間も仲間で大した事無かった。…逆?……カトウじゃなくてフウカが名前か?
(自称勇者が連れていた仲間を思い返せばそれらも普通の人間に毛が生えた程度で、良く魔王討伐なんて大義を掲げて来たものだとある意味感心し。相手の出したヒントを聞けば咄嗟に思い付いたのは一文字ずつ逆にするものだが、流石にそれはないだろうと直ぐに気付き、ならばと考えれば漸く答えに辿り着けて。此方の世界の服に着替えて出て来た相手を見れば「ふむ…悪くない」とそれなりに好評価な感想を述べ)
..てことは、それ程シューくんが強いって事だよね!...!正解。私の居た所では、後の方が名前なんだよー。
(話を聞く限りそれ程自称勇者達は強くなかったのだろうと考えるものの、己が戦ってみたとすれば勿論此方がボロ負けになるだろうと考え直せば相手が強すぎるのではという結論に至り。わくわくとした様子で言葉を待ち、少しして相手から漸く正解が出るとパァッと笑顔作りコクリと頷いて。着慣れない服に違和感感じつつも悪くないと聞けば「へへ、本当?変じゃないなら、良かった」と若干照れ臭げに述べ)
どうだかな、本物の勇者が現れたら案外あっさりやられるかもしれん。…ほう、そうなのか。というか、嘘を吐いたんだな?
(自称勇者達は大した事なかったとはいえそれは自称だったからであり、本物には簡単に負ける程度の力しかないかもしれないと軽く笑って。説明を聞いて思わず感心するも、騙されていた事を思い出せば目の笑っていない笑みを浮かべながら相手の頬をむにっと伸ばし。照れ臭そうな相手にこくりと頷くと「ああ。元が悪くないから似合っている」と素直な感想を述べて)
そんな事はないと思うけどなー、漫画とかだと結構勇者くん手こずってたりするし。...あ、はは。..らって、おもひろかったんらもん
(よく見る漫画では力の差は五分五分で最終的に勇者が勝つといったものばかりだが、すぐに勝敗がつく事はないためつまりは呆気なく相手が負けるとは思えず。自分から墓穴を掘ったことに言われて気付いたのかぎこちなく笑うと、呂律が上手く回らないまま反省しているのか分からないお気楽な返答し。相手からの感想に首傾けて頬軽く掻くと「..ちょっと言葉が直球過ぎやしないですか。お世辞なんだろうけど」と反応に困りつつ頬緩めて)
だと良いがな、……マンガとは何だ?私は面白く無い。危うく勘違いしたまま呼ぶ所だったではないか。
(簡単に負ける程情けなくなければ良いがと頷きつつ、またもや発せられた謎の言葉に小首を傾げ。相手の頬を引っ張ったまま不満を露にし、文句を言い終えてから解放してやるも依然不満そうで。お世辞なんだろうけど、との言葉に心外なと片眉を上げれば「世辞などでは無い。用意が出来たら行くぞ」と相手の言葉を否定し部屋の扉を開けて)
...ええと、絵で物語を書いた本..みたいな?うん、ごめん。いや、ほら勘違いしてる人ってすっごい可愛いから..!
(相手なら大丈夫だろうと頷くも、ふと問われた言葉にどう説明すればいいのかと悩んだ末に上記のように述べ。解放された頬に手を当て軽く擦ると、不満そうな相手に理由になっていない理由を告げ。「..そっか。あ、はーい。」お世辞ではないと聞きクスリと笑み零せば、次いだ言葉に頷いて部屋から出て)
絵で物語を書いた本……絵本とは違うのか?勘違いしている奴などただの間抜けではないか。
(此方の世界にも絵本なら存在するため、絵で物語を書いた本と聞けばそれが思い浮かび。可愛いと言われても全く嬉しくなく、寧ろ面白くなくて拗ねたような表情をして横目で相手を見やり。部屋から出てゆったりとした速度で歩き出せば「市場ではこの国の特産等も売られているから興味があったら見てみると良い」と相手が着いて来るのを確認しつつ門へと向かい)
んー、なんていうか...まあ、取り敢えず絵本じゃないんだよね。何か、かわい。..ああ、えーっと、意外と根に持つタイプなんだね
(実物がなければ説明しにくいのか散々考えた結果説明するのを諦め絵本ではない事を告げ。拗ねたような相手につい可愛いなどと漏らせば、どう対処すれば良いのかと思案しつつ地味に肩を震わせて笑いを抑えており。歩き出す相手の後ろからついて行くように歩を進めれば「楽しみだなあ。いっぱい見て回りたい!」と興味津々で周りを見渡し)
絵本ではないのか…お前の居た世界には此方の世界にはない物が沢山あるんだな。……まあ良い、お前の性格も何となくわかった。
(漫画が絵本とは違う事がわかり、PCといい此方の世界には無い物があるという相手の居た世界に益々興味が湧き。可愛いと漏らす相手にジト目を送れば諦めたような溜め息を吐いて。城を出れば直ぐに城下町で、道行く人々と挨拶を交わしながら市場に歩を進めればそこは魔族や獣人など人間以外の人通りの多い賑やかな場所で「はしゃぐのは良いがはぐれるなよ」と忠告し)
その分、この世界にも私の知らない物が沢山ありそうだね。...この短時間で分かってもらえたんだー?私も何となく分かったけどねッ
(相手の言葉に同意するように頷くと、己の世界である物がこの世界で無いのなら逆もあるのだろうと楽しげで。ジト目向けられるも特に気にした様子もなくへら、と笑うと調子良く言葉紡ぎ。興味津々といった様子で周り見回しつつ市場へ来ると人間ではない者ばかりがおり、小さく息呑むと「う、わあ。..す、...凄いね!何か皆可愛いよ、かっこいいよ!」と相手の忠告等耳に入っておらず)
そうだな、お前の居た世界と此方の世界では色々と違うようだしな。…ああ、なかなか食えない奴だという事が。
(相手の言葉に同意してこくりと頷くと、知らない道具の名前が出て来たり服装等も違う事から文化が相当違うのだろうと察し。この短時間で感じた相手への感想を漏らすと、へらりとした様子の相手の額を指で小突き。周囲の人々を見て感嘆の声を上げる相手に小さく笑えば「これを食べてみろ。この国の名物の1つだ。美味いぞ」と出店で1つ星形の果物を購入し相手の手に乗せてやり)
だねー。..まあ、此処ってゲームの中みたいだし。...食えない奴?それはどう受け取れば良いのかなッ?
(色々違うという以前に此処は多分憶測だがゲームの中で、空中で視線彷徨わせると違うのは当たり前だよねとぼやくように呟き。小突かれた額押さえると良い意味なのか悪い意味なのかと疑問口に出し。受け取った果物数秒見つめると恐る恐る一口齧り「..ん!本当だ、美味しい!...あ、ありがとう。シューくんも一口どーぞ?」と頬緩めつつお礼付け足し、ズイッと相手へ差し出すと軽く首傾げ)
さっきも言っていたが、ゲームの中とはどういう事だ?…誉め言葉として受け取っておけ。
(ゲームという単語はこの世界にあり遊戯の事だと理解出来るものの、それの中とはどういう意味かまでは理解出来ずに訝しげに眉を顰め。此方の発言に対して疑問を口にする相手に軽く笑いながら良い意味で取っておくよう告げて。渡した果物を食べる様子を面白そうに観察しては、美味しいと頬緩めて此方に果物を差し出して来る相手に「気に入ったならば何よりだ。…では頂こう」と満足気に果物受け取り一口かじり)
んー、説明難しいなあ。..この世界が此処に来る前に見たゲームと似てるから、もしかしたらゲームの中に来ちゃったのかなー、ってね?...はーい、そうする。
(訝しげな表情を浮かべる相手に苦笑すると普通は意味が分からないだろうと内心考えつつ、自分なりにこうだろうと思いつく事を述べて。相手の口から良い意味だと聞けば若干安堵しながら嬉しそうに返事し。断られると予想していたのか受け取った相手に意外そうに視線送れば「美味しい?...あ、関節キスだね」と相手のかじった部分はちゃんと見てないもののどちらでもいいのか、からかうように後記付け足し)
(/突然で申し訳ありませんが、打ち切りとさせてください。
理由としましては、主のリアルで色々あってなりを続けるのが辛くなってきてしまったためです。
楓花ちゃんと話すのはとても楽しかったので名残惜しいのですが、今後満足にレスを返せなくなりそうなので打ち切りをお願いしに参りました。
楓花ちゃん本体様に何か問題があったという訳では決してございませんので誤解無き様お願いします。
1ヵ月の間、本当にお相手ありがとうございました/深礼)
(/反応遅くなりすみません。打ち切りの件把握致しました。
シュバルツさんとの絡みとても楽しませて頂いたので名残惜しいですが、リアルを優先して欲しいですし体調を崩さないよう無理は禁物ですからね。
では、..此方こそ1ヶ月の間、お相手して頂き有難うございました/深礼)
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