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愛、狂う、強いる、ソンナ貴方は?――言葉に出来ぬほど、それはとても。愛くるしい、惨めな感情。
アナタは今日も花の香りを撒き散らし、甘い蜜でうんざりとするカラメル色の日常正論から連れ去る。
あの日林檎を一齧り、毛布に包まり林檎の香りを纏うあの人を殺したのは、俺とアナタ。どちらだったのだろう?
レコードみたいな新しい恋人、見た目も中身も同じだが昨日までの君は消えてしまった。「初めまして」
「いただきます」、そう言って食べているのは俺の指先。骨の固さを楽しむアナタはなんと綺麗か。
貴方にお似合いのお姫はだあれ?――そんなの決まっているわ、と自答したアノ子は手錠を手にした。
水槽越しの俺に名前をくれた貴方はいつか俺を捨ててしまうのかな、哀れな事、水の中では涙が流せない。
小瓶の中で熱を生む感情を知らず、アナタは成長するアノ子をただ眺めていた。それは人形を愛でる様に。
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>1 決まり
>2 キャラクター
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