桃亜 2015-04-30 21:55:36 |
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久しぶりの学カル投下!
「……そろそろ機嫌を直せ、赤羽」
「………」
またシカトか。先程からずっとこの状態だ。
僕が はぁ、と短く溜め息を吐くと、赤羽はピクリと肩を小さく揺らした。
呆れられている、と分かっているなら、こんなことを続けるんじゃない。
そう言いたいが、それでもまたしかめっ面をして無視を決めこんだ赤羽に、僕は言わない代わりに二度目の溜め息を吐いた。
何故こんなことになったのか。
それは数時間前に遡る___
そのとき、僕はいつも通り、自分の部屋で勉強をしていた。
ずっと勉強をしていたので流石に疲れて、一息をつこうとしたときだ。
赤羽が僕の家を訪ねてきたのは。
こういうことは珍しいので、僕は喜んで赤羽を家に上げた。
ところがだな、赤羽は何故か腹を立てたらしい。
僕がしばらくして声を掛けると、返事が無かった。
寝てしまったのかと様子を見れば、目は開いている。
目を開けたまま寝るのは流石に赤羽もしないと思うが、一応と赤羽の肩を小さく叩いてみれば、ふい、と赤羽は僕から顔を背けた。
そこでようやく赤羽が不機嫌だと言うことが分かり、だからこうして呼び掛けている訳だが___。
「…赤羽。いい加減に機嫌を直せ」
「……」
無視をされている状態だ。
はぁ、と三度目の溜め息。
「…じゃあ、怒っている理由だけでも教えてくれないか」
いつまで経っても機嫌を直さない赤羽に、僕は理由を聞くことにした。
それが分かれば、赤羽の機嫌を直す糸口になるかも知れない。
「…………」
また無視か。
そう思った僕は、もう一度口を開き、赤羽に呼び掛けようとする。
「………だよ」
小さく、耳をすまさなければ聞こえないような声。
それは、拗ねた子供の声のようであって。
赤羽の、声だった。
「何だ?もう一度言ってくれ」
「だから、浅野が……、………」
浅野クン、じゃなく浅野。
不意打ちに僕の胸がキュン、と締め付けられる。
……違う、何がキュン、だ。それは今じゃないだろ!
「聞こえない、もう一度言ってくれ」
「だから!
……っ、あ、さのが……。」
繰り返し訊いてくる僕に苛ついたのか、赤羽は声を大きくした。
だが、「浅野が」から先を中々言ってくれない。
「浅野が、何だ?」
僕が先を促すと、赤羽は顔を少し赤くして、僕をチラリと睨むような目で
みた。
「だから……、あ、さの…が、勉強ばっかして………
全然、俺に構ってくんないから…」
「……………。は?」
一瞬、僕の思考回路がショートする。
理由を口にするのがよっぽどの屈辱だったのか、赤羽は荷物を纏めて僕の部屋から出ていこうとする。
赤羽の手がドアのノブに掛かったところで、僕は赤羽を両腕の間で動けなくするように、ドアにその両手を置いた。
「………っ、何」
僕の行動が予想外だったのか、赤羽は顔をもっと赤くし、僕を睨む。
「…君がそういう可愛いことを言うから、帰したくなくなってな」
「~~っ…、ばか」
「馬鹿で結構だ」
ちゅ、と赤羽に短いキスをする。
「だから許せ、赤羽」
「………、二度目はないからね」
end.
終わった\(>∀<)/
唐突のヤンデレ
「ねぇ、カルマ君」
凍てつく殺気が俺の肌を切り裂くように
「なんで最近」
あの頃は楽しかったのに
「僕のほうを向いてくれないの?」
…それはこっちのセリフだ。
いつの間にか壊れてしまった関係は
もう戻ることはない。
「なんで何も言ってくれないの?」
言えるわけがない。
だって
口を塞がれちゃったもの。
「ねぇ、カルマ君声を聞かせてよ…」
「君のやさしい、テノールような声を、さぁ」
どんなに声を出そうとしても出ないものは出ないのに
ねぇ なぎさくん 俺は こんな生活 いやだよ。
はやくきえたいよ。
こんな渚君…見たくないよ…───。
最近は学校もいけてない。
殺せんせー…何やってるかな。
不思議と涙がこぼれてくる。
ああ
そうだ
もう
殺せんせーは
いないんだった。
あの学び舎はもう
きえたんだった。
渚君は、どうしてこんな風になっちゃったのかなぁ?
ねぇ、せんせー
迎えに来てよ。
はやくせんせーに
先生に会いたいよ…
たとえ消えてしまっても
せんせーはいるでしょう?
お願いだよ先生
あの日みたいに
手を、触手を、
差し伸べてよ
先生
先生
せんせー
「せ…んせ、い…───」
もしもあの日に戻れたなら
もしもあの手に触れられたなら
俺は、もう…
「カルマ君…カルマ君…?」
声が、聞こえる
渚君の
少し涙ぐんだような声が
拭わなくっちゃ
綺麗な奇麗な渚君の涙を
早く手を伸ばさなくちゃ
「少し」
「手を伸ばしたら」
「君の涙が」
「僕の手に触れた」
ああ……やっぱり思えていたんだね
しゅるりと俺の目に巻き付いていた包帯が取れる。
はっきりと
渚君を
自分の
瞳の中に
映す
ああ、みえた。
皆さんのかいたものはすごいですね(゜ロ゜)それでは私も書かせてもらいます。
渚カル
学校から帰る途中一緒に帰っていた渚がお菓子を買って来ると言って急にいなくなった。渚は何処に行ったんだ?そんなことを考えながら歩いていると突然上から何かが降ってきた。
「っ!?」
カルマはとっさに動きそれをよけた。しかし、地面についた瞬間その地面に落ちたものから粉がでてきた。
?「カルマ君、逃げないでね。」
すると聞きなれた声が聞こえた。そしてそれが誰なのか理解するのに少し時間がかかった。
(どうして彼が…)
考えながら俺は意識を失った。
「うっ…」
目が覚めると俺は見知らぬ部屋にいた。思わず
「ここはどこだ…」
と漏らした。するとさっきも聞いた声が、渚が
渚「ここは僕の部屋だよ、カルマ君」
と答えた。
「何でここに運んできたんだ?俺は家に帰りたいのだけれど。」
渚「何でってそれはカルマ君のことが好きだからだよ。」
「えっ!?」
平然とそれをいった彼に俺はかなり戸惑った。
渚「もう、一緒に帰ろうといったのに先に帰っちゃって…歩くのが早いからおいていかれちゃったじゃん。」
「はぁ?何言ってんの?渚が急に」
そこから先は喋ることが出来なかった。だって渚が俺の口を塞いでいるからだ。
「!!やっ…やめっ…」
渚はそれでも口を塞いだままだった。
一旦切りますね。
続きです。
渚ってこんなに力が強かったか?そんなことを思いながら塞がれた口を解放しようと必死になっていた。
渚「そろそろかな?」
すると突然渚が俺の口から手を離した。
「はあっ…はあっ…」
危なかった、あと少しで酸欠になるところだった。
しかし、安心できたのも少しだけだった。今度は渚が俺の唇にキスをし、舌をいれてきた。
「んっ!!」
突然のことに俺は反応できなかった。俺は逃げたい。しかし、逃げたくないと思っているじぶんもいて逃げることができない。今なら逃げられるのに…
渚「カルマ君…どうして逃げないの?」
悪魔みたいな笑顔で笑いながら問いかけてくる渚に俺は何も言えなかった。言うことは俺のプライドが許さない。そして渚もわかっているはずなのに…そして俺は
「小動物の雌に何で言わなくっちゃいけないんだ!!」
といつもの癖でいってしまった。
渚「へぇー、そんなことを言うんだ…」
言ってからしまったと思った。いつもと関係が逆だと言うことを考えていなかった…
渚「それじゃ、逆らった罰だよ。」
そう言いながら渚は俺を押し倒した。
「いやっ」
渚「やっぱりカルマ君は可愛いね♪」
「うう…」
抵抗もできず俺は渚のされるがままになった…
中途半端な終わりかたですみません(>_<)はじめて作ったので出来はかなり悪いと思います…皆さん悪いところがあったらコメントをください。
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