性格イケメン、若干ツンデレ髭面三十路と隠れSちゃんの日常

そうか…？ そうでもな……っ
(そうでもないだろう、と言いかけて、相手の髪から漂ってきた香りに思わず動き止め、)

……どうしたの?
(急に動きを止めた相手を不思議に思い、髪の香りを漂わせながら振り向き)


(/ほんのりお花の香りです←)

いっ、いや…っ何でもない…っ！
(ぱっと顔逸らすも耳まで真っ赤になっていて、)

(/うわぁ、キアさんぶっトんじゃう(笑))

耳まで赤いよ、キアっ、熱でもあるの…っ?
(相手が照れていると気づかずに本気で心配しているのか、目に涙をため)

(/さあとぶんだ←)

いや…っなんでも……って、そんな顔するな、大丈夫だから…っ！
(ちら、と相手見れば慌てて言い、)

(/すでにテンションが異常(笑))

しっ、心配するよ…っ
(相手の慌てように更に涙が出てきて、こんな状況でも仄かに髪の香りがし)

(/トぶかなこれは←)

いや…っ本当に大丈夫だから……っ心配するな、な？
(相手の涙を優しく拭えば、なんとか理性保ち言い、)

(/持ちこたえました、今のところは(笑))

うん……、分かった
(相手に涙を拭ってもらえば、「無理しないでね?」と首を傾げ)

(/頑張れですね(笑))

ん…あ、あぁ……。
(相手の言葉に、理由が理由なだけに答えづらさを感じつつ頷き、「ほら、前向け」と促して、)

(/さぁ、どうなるか(笑))

うんっ
(すっかり元気になったようで促された通り前を向き)

(/キア君の理性さんがんばれっ)

……悪い、もう一度やり直す。
(相手が振り向いたのと自分が焦ったせいで崩れてしまった髪を、もう一度とき直しつつ言い、)

(/もう覚悟してるはずですよ！(笑))

うん、分かった
(そう変な意味ではないのだが、「好きにしていいよー」と付け加え)

(/これもしもあれ系のときだったらやばい台詞ですよね←)

ん…わかった。
(特に気にはせず、また髪を２つに分けて片方を縛り始め、)

(/ちょっと、何言っちゃってんですか!!(笑)
まぁ、キアさん変なとこ鈍感なんで←)

キアに触られるのが一番うれしいな……
(何か物思いにでもふけっているのか、安心したように微笑み)

(/あは、私真面目じゃないですからね(笑)
まあまあ、それはメッド家の遺伝子ですか←)

そ…そうか……。
(相手の言葉に嬉しく思うも、やはり照れてしまい小さく言って、)

(/まぁ、私もですがね(笑)
いやぁ、母譲りでしょう(笑))

……
(自分で言って自分で照れているのか、少し黙り込み)

(/えっ
あぁ、お母様の(笑))

ん…アル…？
(片方結び終えて、もう片方に手をかけたところで、相手が黙り込んでいるのに気づき声をかけ、)

(/えっ(笑)
天然と鈍感を若干受け継ぎました(笑))

あっ、なんでもないよっ
(相手に名前を呼ばれれば、はっとしたように声を上げ、)


(/いや真面目だと思ってたので
まあ、流石としか言いようがありません(笑))

(/お風呂おちです
なるべく早く戻ります)

そうか？ ……ほら、できたぞ。
(相手の返答に首傾げつつ、髪を結び終わり言うも何か物足りなく感じて、「あ、少し待ってろ」と告げて、引き出し漁り、)

(/そうですか？でも、こっちもちょっと思ってましたよ(笑)
ちなみに負けず嫌いなのはキアのみです(笑))