性格イケメン、若干ツンデレ髭面三十路と隠れSちゃんの日常

(遅レス申し訳ありません)

そうだっ、髪縛っていこう
(何か物足りないと感じたのか、引出しからｺﾞﾑを２本持ち出し括ってみるも上手くいかず)


(/それ言っちゃだめですよ(笑))

(/うわあぁ、すごいすれ違い…っ！
こちらこそすみませんっ！)

あ、そうだ……。
(横髪が邪魔に感じて掻き上げつつ、確かヘアピンがあったと思い出して引き出し開け、)

(/仕方ない、キア最大の悩みなのだから(笑))

(/いえいえ、お互い様ですよ)

うーん……
(結んでは直しての繰り返しで、キアにやってもらおうかな……と呟き)

(/ゴリラじゃなくてよかったじゃないですか（笑）)

……これでいいか。
(外れにくさ重視でヘアピンをばってんに挿し、鏡で確認して呟き、)

(/まぁ、確かに……(笑)
ていうか、この行動もやし超えてもはや女の子ですよね←)

(/あげるよー)

よし、縛ってもらおう
(少し悩んでから、黒いゴムを二本握りしめながら自室を出、)

(/まだもやしの方が……
なぬぅっ、まさかキア君………←)

これ…どうしようか……。
(刀はとりあえず腰に挿したものの、ホルスターに入れた銃を片手にどうしようかと考え、)

(/(我々としては)いいですよね(笑)
そんな、まさか……←)

キアー
(相手のドアの前でノックをして相手が出てくるまで待ち、)

(/ですね（笑）
キア君、戻っておいで!←)

ん…アル？
(ノックが聞こえてひとまず銃置いて扉を開けに行き、扉の前にいた相手の浴衣姿に一瞬固まり、次いで赤面して視線逸らしつつ「ど、どうした…？」と尋ね、)

(/「待て、そもそも行ってない！」←一瞬ご光臨(笑))

あのね、髪を二つに縛ってほしいの!
(そんな相手の様子など気にせず、「自分ではうまくいかなくて……」と苦笑いをし)


(/一瞬だけだよねさようなら!←)

髪を…？
(相手の頼みに視線を戻し、「別に、構わないが……」と相手を部屋に通し、)

(/はい、一瞬です(笑)さすがにツッこみに来たようです(笑)
写真立てバレたんで、もう開き直った三十路←)

ほんと?　じゃあお願いするねっ
(相手の返事を聞けば笑顔で部屋に入って、早速ｺﾞﾑを渡し)


(/あらまあ(笑)
流石です←)

あぁ…ほら、そこに座れ。
(相手からヘアゴムを受け取り軽く頷き、相手に椅子に座るよう促せば、「櫛、持ってるか？」と尋ね、)

(/あらぬ疑惑がかかりましたからね(笑))

はい
(櫛を相手に渡してから椅子に座り)

(/大変ですね…(笑))

高さはどうする？
(ヘアゴムを手首に通して、相手の髪をとき始め、)

(/我々のおかげでね(笑))

んー……キアの好みでいいよ
(そこまで考えていなかったのか、少し悩んでみるもそう伝え)


(/我々酷いですわね(笑))

そうか……なら好きにさせてもらうぞ。
(ヘアゴムを口に咥え、相手の髪を２つに分けて、)

(/通常運転ですがね(笑))

えへへっ、男の子に髪結んでもらうの初めてなのっ
(嬉しそうに笑いながら、よろしくねと付け加え)

(/ですね(笑))

…っ！ そうか……っ。
(相手の言葉にカアッと顔赤らめるも、相手には見えていない為、相手の髪を縛るのを続け、)

キアって意外と器用だよね
(相手が照れているとは知らずに次々と話しかけ、
髪からは華のような快い香りがしていて、)