狐死神 2015-04-25 21:39:34 ID:afe26c679 |
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-お姉ちゃん…-
ハァ…と溜め息を漏らしとぼとぼと家に帰る。友達は大丈夫と言ってくれたけど…。
ヒナ「わかんないよ…」
一軒家…家に着けば少し戸惑い気味に入る。
ヒナ「たっただいまぁ…」
しーん。…こっ怖い
自分の部屋へ向かうと…
ヒナ「お姉ちゃん…」
姉「ヒナか…何?」
何だろうお姉ちゃんも怖い…
姉「ママに言われてたでしょ…」
ヒナ「うっうん…」
姉「私ね……
あんたんことだいっきらいだったのよ」
ヒナ「え?」
姉「お兄も大嫌いって言ってた。ママの言ってたとおり…いらない子だね…じゃっバイバーイ馬鹿女ちゃん」
な…んで…僕…いらない子…なの?
部屋に戻りベッドにダイブすれば枕に顔を埋める。
ヒナ「テディ…」
顔をあげれば幼い頃貰ったテディベア。所々糸がもつれてたり綿が出てたりとボロボロだけど…僕の大切な友達…。
ヒナ「テディ…僕皆に嫌われてた…、これからどうしたら良いのかな?」
テディ「…」
テディは何も言わない。そりゃぬいぐるみだし…当然だよね。
ヒナ「寂しいよ…でもテディ大丈夫だよ?僕友達居るから…あっ今日ね学校で…」
今日1日学校であった出来事を話す。これは僕の日課みたいな…まぁ毎日話し掛けてるんだけど…、あっ変な人じゃないからね!
ヒナ「…があったんだぁ」
ママ「ご飯よー降りてらっしゃい!」
ママが呼んでいる、行かなきゃ。
ヒナ「テディ行ってくるね…」
僕は暗い表情を浮かべ階段を降りた。
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