狐死神 2015-04-25 21:39:34 ID:afe26c679 |
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5年前
パパ「ヒナー今からパパの友達に会いに行くよ。」
ヒナ「ともだち?」
パパ「あぁ友達。ヒナと一緒に夜ご飯を食べたいんだって、楽しみだね。」
ヒナ「うん!」
パパの言う友達は元奥さん。その人が腹違いのヒナに会いたいと言いその人の家へ向かっていた。
女「あっいらっしゃい! ヒナちゃんはじめまして、パパの友達の雪と言います。よろしくね」
パパ「ヒナ、挨拶しなさい。」
ヒナ「はじめまして、ヒナです。雪お姉さんよろしくお願いします……。」
雪「うん、よろしくね。……ほら雫も挨拶しなさい。」
雫「雫です、よろしく。」
雪「無愛想な子でごめんね、さて皆入って! 雪特製のシチューが出来てるよ!」
家に入ると美味しそうなシチューの匂いが漂い皆のお腹の虫がなる。
ヒナ「いいにおい!」
雫「シチューだぁ! お母さん早くっ!」
雪「ふふっ分かったわ、ちょっと待ってね。」
パパ「シチューか…旨そうだな! ところで雪、話がある。」
雪「……分かったわ。」
沢山シチューを食べヒナは雫と遊んでいた中、パパと雪お姉さんは話し込んでいた。
雪「ねぇ…よりを戻さない?」
パパ「またその話か。よりは戻さない、俺には最愛なる妻がいる。だから無理だ。」
雪「っ……ならっならヒナを養子として引き取らせてよ!」
パパ「ダメだ、ヒナは……俺とママを結び付ける紐だ。」
雪「……なんで? あんた……なんでそんなに変わっちゃったの?」
パパ「変わった? 変わったのはお前だ。ネチネチと昔のことをまだ言い続けて……帰る。」
雪「えっ……今日は泊まるって……。」
パパ「気が変わった。ヒナー帰るぞー。」
ヒナ「もう帰るの?」
パパ「あぁ。雪、もう来ない。昔のことは捨てろ。それじゃあな。」
と言い捨て帰っていった。
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