狐死神 2015-04-25 21:39:34 ID:afe26c679 |
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-願い-
ヒナ「いった……!」
ママ「ヒナー?何か言ったかしら~?」
姉「ママー。ヒナさっきねー、クソババァって言ってたよーキャハハ」
ヒナ「そんなこと…言って無い!」
ママ「黙れ!雌豚ァァァァアアアアア!」
バシッ、ドカッ、ガスガスッ
叩かれ蹴られ引っ張り、ヒナを虐待していた。
姉は狂ったように笑って楽しみ、ママはまるで僕を消すために暴力を振るっていた。
ヒナ「いっだい…いだいよ…。」
一体どこまですれば気が済むのかな?……もう嫌だ、疲れたよぉ。姉とママの暴力は0時まで続いた。
~自室~
ヒナ「いっつぅー、痣だらけだねぇーテディ。」
0時きっかりに解放されそのまま自室に戻ってきた。いつもなら解放された後風呂に向かうのだが、いつも以上の暴力と痛みで今日は入らなかった。
ヒナ「テディー、今日は何の日かな?……9かぁ。って七夕過ぎちゃった!」
今更過ぎたことに気付きがっくりする。七夕の日にお願いしまくろうと思ったのにー……いや大丈夫だ。2日だけなら大丈夫!
ヒナ「2日過ぎちゃったけど大丈夫だよねーテディ。よし、テディも一緒にお願いしよ。」
ガラララッと窓を開け空を見る。残念ながらどんより曇り空だったがあえて気にせずお願い事をした。
ヒナ「……この苦しみから解放されますように…。」
一つ目、僕がずっと思っていた願い事
ヒナ「……前みたいにママとパパとお姉ちゃんお兄ちゃんと僕が仲良かった時に戻りますように」
二つ目、僕が心から叶えたかった願い事
ヒナ「…………、ママが元に戻りますようにように…」
三つ目、今僕が叶えたい願い事
ヒナ「これでお終い!さて寝ないとねっ」
窓を閉めてテディを抱き締めて寝る。
僕は朝に怯えながら朝を迎えた
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