巫女 2015-04-22 00:39:15 |
通報 |
……ふぁ…
(朝になり、障子を通して部屋に降り注ぐ朝日に浅い眠りはすぐに覚め、相手を起こさないようにそっと布団から出れば、朝の寒さにブルッと身を震わせ、数回軽く咳き込めば、上着を取りに自室へ行き)
う…うぅ…
(相手の動く音などから徐々に目が覚めていき朝日を浴びれば、低血圧なのか朝には弱いようで不機嫌そうな声を出せばむくりと起き上がり、僅かに鳴るお腹をさすれば相手を探して相手の部屋の戸を開き)
あら、早いのね。風邪なんだからもう少し寝てなさいよ。
(朝ごはんを作るために台所に向かおうと、丁度上着を羽織って自室を出ようと戸を開こうとした瞬間に、自動ドアのように勝手に開いた戸に驚くも目の前には相手の姿があり、なんだとホッとしたように表情を柔らかくすればそう告げて、背伸びをして子供のように相手の頭をぽんぽんと叩いて)
風邪…スンスン
(風邪と言われ自分の匂いを嗅ぎ、相手の肩に顔を近づければ匂いを嗅ぎ、同じような匂いがすれば「彼方も同じっぽいぞ?」と首をかしげて言い。子供のように頭を撫でるように叩かれれば親しみを感じ恥ずかしくなったのか顔を少し赤くすればくるりと背中を向けて)
え?な、なに……?
(匂いを嗅がれれば何事かと思わず固まってしまい戸惑うも、風邪かと言われれば確かにそんな感じもするかも、と思うものの特に気にはしていないようで、背中を向けた相手を両手で押しては、再び相手を布団に寝かせようとし)
ほらほら、病み上がりは寝た寝た!
今朝ご飯作るから。
もう…そんな事言ってて悪化しても知らんぞ!
(心配されているのが嬉しいのか顔は赤いままで相手に押されれば布団まで戻っていき布団に入ればつまらなさそうに頬を膨らませていて)
はいはい、そうですかー。
(まるで駄々をこねる子供の台詞を流す母親のように聞き流しては、台所でリズムよくネギを切り始め、その後挽き肉の入ったお粥が完成し、食卓に並べ)
はーい、できました。今日は昨日と違ってお肉入れてみたけど、食べれる?
ん…もう治ったぞ…
(相手を見るやすぐに布団から起き上がり、相手に食べれる?と聞かれれば風邪はもう治ったと上記を述べるが口元に手を近づければ小さく咳を繰り返し)
治ってないからそれ。
(咳をする相手に突っ込みを入れつつ、ご飯を食べ始める相手の横で、何やら棚から木箱を出せば、そこから小瓶を取りだし)
んー、人間の風邪薬って式神にも効くのかしら……
まぁ、風邪をひく位だから薬も効くのかしらね。
薬は嫌いだ…
(唇をうーっと突き出せば嫌そうな顔になり相手から顔を背ければ鼻が無駄に聞くからか薬の匂いを嗅ぐのも嫌みたいで鼻を摘み、頬を膨らませ)
はいはい、言うと思いましたー。
でもだーめ、ほら、飲みなさい。
(子供のような発言をしばしばする相手から薬が嫌いと聞けば、軽く受け流し、錠剤を手のひらに乗せれば、白湯の入った湯飲みとともに相手に差し出し)
早く良くなってくれないと、特訓もできないじゃない?
う…
(しぶしぶといった感じで相手から薬と白湯を受取れば鼻をつまむと口の中に錠剤を入れ、白湯で流し込むように薬を飲み込めば、薬の匂いがするのかまだしかめっ面で)
あはは、変な顔ー。
(相手の表情に笑い出せば、相手から使い終わった湯飲みを受け取り、片付けるために台所へと持っていって、その後、体温計を持って戻ってきて)
これ、使ったことある?
変な顔ってなんだ…
(相手に変な顔と言われればぷくっと頬を膨らませ怒ったように相手を睨めば、相手の持ってきたものを見て首を傾げ、「初めて見るな…どうやって使うんだ?」と体温計をぶんぶん振ったりして)
あ、ちょ、コラ振るな。
(予想外の行動に、何をやっているんだと笑いながら相手の前に座ったまま手を伸ばして体温計を取ろうとするも、急に一瞬目眩がしてバランスを失い、そのまま相手の胸の中に倒れこむ形となってしまい)
だ、大丈夫大丈夫!!
ほら、ちょっとフラッとしただけで全然元気!!
(相手の胸に飛び込み、抱き締められているという現状を把握すれば、一気に顔を赤くして、すぐに相手から離れれば立ち上がって無意味にピースなどしてみれば元気アピールをして話をそらし)
ほら、これはね、脇に挟んで熱があるか確かめるものなの。やってみて?
…俺より先に彼方が測るべきだよ
(体温計を受け取ればやけに神妙そうな顔になれば相手に体温計を渡すように差出し、上記を述べれば「測ろうとしないなら…」となにやら相手のことを捕まえようとしているような動きで)
いや、だって、昨日から寝込んでおいてよく言うわよ。絶対にまだ熱下がってないわよ?
(相手の雰囲気に数歩後ずさりしながらそう言えば、相手の体温を測ろうと頑なに体温計をもつ相手の手首を押しやって)
じゃあ俺も測るから、そうしたら彼方も測って
(まだ相手を心配しているのか表情を変えないまま体温計を自分の脇に挟んで体温を測り終わるまで止まっており、体温は38.1度とまだ熱は下がっていないようで)
ちょ、まだ全然下がってないじゃない!
ほら、さっさと寝なさい、今日は布団から出るの禁止!!
(体温計の数値をみて驚けば自分の熱を測るなんてこと一気に頭から吹き飛び、朝なのにも関わらずそこまで熱が高いということは、夜にはもっと高くなるだろうと、心配から、まるでしかりつけるかのような口調でそう言えば、無理矢理居間にある布団に横たわらせ布団を掛けて)
いい?今から熱があっても食べられそうなもの買ってくるから、絶対に布団からでちゃだめよ?
う…うん…
(相手の剣幕に相手の体温を測る約束は忘れていて、相手にされるがままに布団に入れば子供のように遊びたそうな顔をするが自分の体温が高いかどうかよくわからないため相手の言うことを聞いており)
(/ごめんなさい遅れました!クリスマスでWi-Fiは飛んでない実家に帰ってました…)
さてと……
(自室にて、 街を歩いても目立たないように、和装から普通の洋服へと着替えれば、一瞬相手のいる部屋の扉から顔を覗かせ「じゃあ行ってくるわね」と声を掛ければ麓の街のスーパーまで歩いていき
(/すみません、今度は私がWi-Fiの飛んでないところに…w
い、いってらっしゃい
(寂しいのか相手の顔がのぞいた扉をじっと見つめひょっこりと戻ってこないかとしばらく待つが、戻ってくるような様子はなく、せきを繰り返しながらわずかに上気した顔で眠り)
(/年末ですししょうがないですよね!)
さてと、たしかこの辺りに…
(いくら着込んできたとはいえ、外はまだまだ寒く、早足で商店街へと到着すれば、薬局で薬とゼリーを購入し帰路につき)
(/いやー、まさか飛んでないとは(笑)
すー…すー…
(穏やかな寝息を立てながら眠っているが時折せきを繰り返していて寝苦しそうに寝がえりをうつと布団が体から滑り落ちていき冷風が体に直接かかるような状態になっていて)
ただいまー……、って、もう!
(家に帰りつき相手の様子を伺いに来れば、はだけている布団を急いで直すと、自分の部屋からも布団を持ってきて、相手を布団でぐるぐる巻きにして)
うむ…な、なんだこれはっ!
(寒さに体をぷるぷると震わせていると相手に布団でぐるぐる巻きにされればその刺激で目を覚まし相手を睨みつけるように見て)
うるさい!
どうせ布団がはだけて寒くなるんだから、その状態でおとなしく寝てなさい!
(睨み付けてくる相手をさらにキッと睨み付け、問答無用でピシャリと言い放てば、冷蔵庫に買ってきたゼリーをしまい、そのうちひとつとスプーンを持ってくれば)
さて、お腹減った?
!?…う、うむ?お腹は減ったが…
(相手に睨みつけられ目じりに僅かに水滴を滲ませ、相手にお腹が減ったかと聞かれ、ご飯を食べてからほぼ寝ていたがなぜかお腹は減っており相手をじっと見つめ)
そう、じゃ、これ食べて。
(差し出したのは風邪に効くと言われているビタミンCたっぷりのミカンゼリーで。相手の正面に座れば、左手にゼリー、右手にスプーンを手渡し、相手の頭をポンポンと叩き)
早く良くなりなさいよ。敵が攻めてきたらどうするの。
(/すみません!遅くなりまして…。まだいらっしゃいますか?
?あ、ありがとう
(相手をじっと見つめながらよくわからないように頭の上に?を何個も浮かべ、不思議そうな顔で相手を見つめるが静かにゼリーを食べ始めて。咳を繰り返しながら「彼方は食べないのか?これ」と不思議そうに首をかしげて問いかけ)
(/お帰りなさい!まだいますよ!)
それは、喉が辛くてちゃんとしたものが食べられなさそうな貴方用なの。
私はもっとしっかりしたものをあとで食べるわよ。
(相手の不思議そうな様子に、ゼリーみ見るのは初めてなのかと思い至るも、キチンと食べ始めた相手に安堵しながらそう伝え、自分は洗濯のために脱衣所へ向かい)
(/よかった…。これからやりたい展開とか、イベントとかありますか?
そっか…これもおいしいけどな?
(相手がしっかりしたものを食べると言えば自分の持っているゼリーを見てこれはしっかりしたものではないのかと思えば少しがっかりするも、しっかりしていなくてもおいしいと思えば思わず口に漏らしており。離れていく相手を寂しそうに見送るが今は早く治すべしとゼリーをぱくぱくと食べて)
(/もう過ぎちゃいましたけどバレンタインネタとかやりたいですね!)
けほっ……、こほっ……
(洗濯機を回している間に夕食の下準備をしておこうと台所に立てば、肌寒く感じ軽く咳き込むと、食材に風邪菌がついたら大変だと、引き出しからマスクを取り出してつけて、ついでに相手にもつけておこうと、相手が寝ている布団へとやってきて)
(/いいですね、やりますか!
!?…だ、誰だ!
(ゼリーを食べ終わり満足気味にのほほんとしていると突然マスクをつけた相手が部屋に入ってきて、マスクをつけているからか彼方だということがわからず、重たい体を引きずって立ち上がれば臨戦態勢になり)
(/やりましょー!)
ちょ!?私よ私!
(いきなり立ち上がる相手にぎょっとすれば、これ以上悪化されては大変だと慌ててマスクを取って訴えて、相手にもマスクを手渡し)
これをつけて。風邪を早く治すために。
(/では、風邪ネタはこの辺にして、バレンタイン行きますかー
彼方か…む、息がしずらいな…
(相手にマスクを渡され同じようにつければ息のしずらさに驚いたように目を見開き、「なんだかこれをしてると顔が全然違うな」と相手に近づいてじっと見つめながら言い)
顔の半分以上が隠れてるからね。
(自身もマスクをし、グッと近付いてくる相手の顔に軽くマスク同士が触れ、顔が一気に熱を帯びるのが分かると顔を背け、マスクをしていて良かったと思いながら相手を布団の方に押しやり)
ほら、早く寝なさいよ。明日はまた特訓よ!!
む…また特訓か…
(ぷくっと頬を膨らませれば少し不満そうに声を漏らすが彼方と一緒ならと小さく呟けば小さく欠伸をすれば布団に寝転がれば「彼方は寝ないのか?」と首を傾げ)
なんで特訓で頬を膨らますのよ…
(これが本当に初代の相棒とされた道明寺家に伝わる最強の式神なのかと溜め息を吐けば、自分も寝ようと立ち上がって)
私は自分の部屋で寝るわ。おやすみ。
おやすみ
(相手がどこかに行くのはなんだか心配だが、まぁ母上もさすがにまだ来ないだろうと思えば相手がいなくなるまで見送り、布団に寝転がればそのまますぐに眠りにつき)
(/すいません!遅れました!!)
早く良くなればいいのだけれど…
(さすがに式神を病院に連れていくわけにはいかないと、慣れない看病をしてはいるものの、内心すごく心配しており、使役者として不甲斐なさを感じながら呟けば、そのまま布団に入り眠りにつき)
(/いえいえー。お互い様なので。
んー…治った…か?
(目が覚めると風邪をひいていた間の体のだるさなどが軽くなっており、喉や熱も大丈夫そうで、布団から出れば久し振りだと体をぴょんぴょんと動かして)
おはよう。
ん?どう?風邪の具合は。
(居間へ行くとぴょんぴょん跳ねる相手の姿。微笑ましい光景だと勝手に思いながら少し笑みを携えたままそう訪ねれば、相手の額に手を伸ばし熱を確認し)
うん、もう大丈夫みたいね。
それは良かった。
じゃあ快気祝いにご馳走でも作りますか。ちょっと買い物行って来るわね。
(まだ病み上がりのため栄養をつけてもらわねばと考えれば、材料を麓の商店街に買いに行こうと買い物バックをもって玄関へと向かい)
まった…一緒に行く…
(立ち上がり相手を追いかければ相手の服の裾をギュっと掴み、それほどまでに行きたいのか外に出かける準備はもうすでに万全で)
(/ごめんなさい...ばたばたしていて返すのがとても、とても遅くなりました…。まだ、いらっしゃいますか?)
トピック検索 |