巫女 2015-04-22 00:39:15 |
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なに?眠くないの?
子守唄でも歌ってあげましょうか?
(相手が自分を何か言いたげに見つめ一向に寝る雰囲気がない事が分かると、隣の布団に入り座った状態で、からかうように子供扱いをし首を傾げおちょくってみて)
(/了解です!では、夜に屋敷にお邪魔しますねー。
ふむ…興味はあるな…歌ってくれ
(相手が子守唄を聞いていればこんな事を感じずに眠ることが出来るかもしれないと思えば枕に頭を乗せたまま無邪気な好奇心旺盛そうな笑顔を見せれば相手をじっと見つめるとゆっくり目を閉じて)
(/楽しみです!)
え、歌わないわよ。
(てっきり「そんなのいるか」とふて寝でもするかと思っていたため、まさかの肯定の言葉に焦ってすぐに歌うことを拒否すると相手に背を向ける形で横になり目を瞑り寝る体制に入って)
(/甘やかしに行きましょう(ニヤリ
……ん…
(相手の歌を聞くこともなくもうすでにぐっすりと眠っており、小さく声を漏らすと母上にあったこともあったのかまたもや母親の優しかったことを思い出し、ゴロゴロと寝返りを繰り返せば相手の布団に潜り込んでいて、他人のぬくもりに安心したのか相手の背中にくっつくようにして眠り)
……
(相手がくっついてきたことで目が冴えてしまい暫く寝れずにいるも目をつぶっていればいつの間にか寝息をたて寝てしまい)
紅玉
………
(静かに二人の寝る部屋に降り立つと彼方のすぐ隣にしゃがみこみ掌を掲げなにやら呪文を唱えると彼方の睡眠はさらに深くなりその後紫雨の隣に座るとそっと頭を撫でて子守唄を口ずさみ)
ん…母上…
(子守唄が聞こえてくると子供帰りしたような笑顔を浮べれば小さく呟くと両腕を広げ彼方を抱き締め、相手の背中に顔を押し当ててスンスンと匂いを嗅ぐようにすれば耳と尻尾をパタパタとし、彼方の背中から顔を離して「大好き…」と言葉を漏らし)
紅玉
すっかりなつきおって、このバカが……
(自分の息子であるはずの相手が彼方の横で安心しきって眠っている様子をみれば忌々しそうにそう呟き、このままではまた陰陽師と息子にタッグを組まれて邪魔されてしまうと判断すると、息子を手懐けることに決め、起こすように相手の背中を優しくトントンと叩き)
んぅ…
(煩わしそうに小さく声を漏らせば今だギュッと抱きしめたまま心地よい睡眠から僅かに目を覚まし、眠りについたばかりだったからかあくびをすれば寝ぼけたように相手を見つめて「母上…?」と目尻に小さな涙を溜めて呟き)
………
(紅玉の術により深い眠りに誘われ、相手から抱き締められても、隣から声が聞こえても、一切微動だにせずに寝息をたてており)
紅玉
ひさしぶりじゃな、紫雨。会いたかった……
(我が子の背中に両手を回し優しく抱き起こすとそのまま抱き締め耳元で会いたかったと囁くと抱き締める力を一層強くし)
(/紅玉の口調、妾とか、~じゃなとか、~しおってという感じに統一してみます!
んぐ…母上…なぜここに…
(ぽろりと目尻から涙を零しながら少し苦しいのか小さく声を漏らせば自分が倒したはずの相手がなぜいるのかわからず困惑した様子で相手の背中に手を回していて)
(/まさに!和風って感じですね)
紅玉
何故って、お前に会いに来たに決まっておろう。我が愛しい息子よ。
(わざとらしく目に涙を浮かべながらそう語ると抱き締める手を解き相手の頭に掌をのせなげてやり微笑みかけ)
今まで一人にして悪かった。これからはずっと一緒じゃ。
(/紅玉の口調がなかなか決まらなくて悩みました(笑)
でも…さっき彼方を襲ったじゃないか…!
(ようやく意識がはっきりとしてきたが涙を浮べれ目の前にいるのは紛れもなく優しかった時の母親で、なぜだと思いながら相手のなでを跳ね除けることもできずに上記を問いかけて)
(/さて…ここからどうなることやら。)
紅玉
それは、あやつがお前を消し去ろうとしていたからじゃ。大方、呼び出しては見たものの、うまく操れずに尻尾を巻いたのであろう。
(相手の彼方に対する信頼を何とか奪い去り自分のものにしようと、とにかく優しい口調に務め真剣な眼差しで相手を見つめるとそう諭していき)
その証拠に、先の操りだが、妾は自分の欲望をさらけ出せとしか命令しておらん。あやつがお前を襲ったのは、あやつが真相心理でそう願っていたからじゃ。
(/さて、ここからどうしましょうか…(笑) 1度紫雨、母方につかせますか?
本当に…?
(相手の言葉を聞き真実かどうかは分からないがショックを受けたのか涙をポロポロと零して項垂れるように俯いて上記を小さく呟き)
(/遅れてすいません!親戚が来てました…1回つかせましょうかね?)
紅玉
可愛そうに、あの小娘に騙されておったのじゃな…
(涙する相手抱き締めるとそう呟き頭を撫でながら、相手に見えないところで「うまくいった」と口角を上げては、真剣な表情作り相手の目をしっかり見つめ微笑み)
お前にとってあの小娘は赤の他人。所詮は使役の関係よ。妾ともう一度家族になってみぬか?
(/遅れました。すみません!!つかせましょう。頑張って取り戻します!(笑)
何言ってるんだ…始めから家族だよ
(笑顔で相手の言葉をうなづくが相手の一言に首を横に振ると上記を述べて嬉しそうに笑顔を浮かべれば抱きしめ返し)
紅玉
おう、そうかそうか。
(すっかり自分を信じ込んでいることに内心しめしめと思いながらも表には出さず相手を抱き締め背中をポンポンと優しく叩いたあとすっと立ち上がり手を差し出し)
家族なら一緒に住まねばな。善は急げじゃ。妾と一緒にいこう、紫雨。
そう…だね、うん!
(相手の言うことに頷くと彼方の耳元に近づいていくと「じゃあな、少し楽しかったけど残念だ」と小さく呟けば静かに立ち上がり相手の手を掴み)
………
(紅玉の術が掛かっているせいで眠りは深く表情はピクリとも動かないが、胸騒ぎを感じたのか、無意識のうちに立ち去ろうとする紫雨の服の裾をギュッと掴んでおり)
紅玉
何をしておる。
そんな裏切り者など放っておいてさっさと行くぞ。
(紫雨が自分についたことに口角を上げながら相手を先導しようと歩き出そうとしたが、なにやら話している紫雨の元に向かってはそう告げ、彼方が寝ているにも関わらず服の裾を掴んだことに目を見開きすぐに手を伸ばし振り払うと、紫雨の手を引っ張り強引に連れていき)
少しお別れの言葉を言っただけ
(強引に連れていかれ相手に着くように同じスピードで歩き始めれば先ほどの行為の事について上記を述べれば少し名残惜しそうに家を見れば家から離れていき)
紅玉
さて、妾のアジトに案内しよう。
山奥だから飛んでいくぞ。
(紫雨の手を取り中に浮き上がるとそのまま山の方面へ滑るように空中を移動していき降り立ったそこには木々に囲まれた神社のような木製の屋敷があり)
ここが今日からお前の家じゃ。中へ入るぞ。
………っ、やられた
(紅玉たちが屋敷へと到着した頃、やっと術がとけ目を覚ますと、隣に式神である相手がいないこと、自身の体内に微かに残る覚えのある紅玉の妖気を敏感に感じ取り、悔しそうにそう吐き捨てると相手を救い出そうと急いで身支度を始め)
紅玉
ほら、見てみよ紫雨。
(部屋の奥にある水盆の水面にはなぜか先程まで)た陰陽師の屋敷の部屋が頭上から見下ろす形で映っており、そこには紅玉の術によって、彼方が「式神を強制的に封印するための術が書かれた書」を懸命に読み耽っているという虚偽の姿が映っており)
…彼方…いやあの女め…よくもやってくれたな…
(今までのことが全て嘘だったと思うと騙されたと酷く凌辱された気分になり、自らの顔を片手で抑えながら歯を噛み締めれば水面を睨みつけていて)
気配は……、こっちか!!
(寝間着から昼夜の活動着に着替えると胸元やポケットにはたくさんの札を詰め込み拐われた紫雨を助け出そうと屋敷の外へ出ると、微かな気配を感じ山の方を睨み付けるとそう呟き、一目散に走り出し)
紅玉
人間とは所詮そんなものよ。そんな存在、この世から消してしまえばいい!!
(裏切られたと感じている紫雨に更に畳み掛けるように上記を述べるとわざと少し気配を漏らし彼方が気づくように仕向け、水面に映る情景を切り替え今度は現実の姿である懸命に走る彼方を頭上から映し出し)
ほら、あの胸元の札、アレでお前を封じ込むつもりなのじゃ。自分で呼び出しておきながら、なんという傲慢さ。
絶対許さない…
(相手の様子を見ると怒ったように髪と尾の毛を逆立てれば全身からバチバチと黒い雷を発生させていればそこにさらに炎を燃え盛るように混ざりこんでおり)
くっ……、意外と遠いな…
(気配を感じる方向へ懸命に走り続けるも山の麓まで到着した頃には走る体力も残っておらず、それでも相手を助ける気力だけでなんとか足を踏み出し、木々を掻き分けて山の中へ進んでいき)
紅玉
………
(水面を食い入るように見つめ怒りを露にする相手の背中を眺めながらニヤリと口角を上げるとその背中に声を投げ掛け)
さあ、迎え撃ってくるのじゃ紫雨。恐らくあやつはお前を油断させるために、甘い言葉をどんどん吐いて来るだろうが隙を見せてはならぬぞ。先の情景があやつの正体。惑わされずに一気に畳み掛けるのじゃ!!
わかった…
(妖というよりももはやケモノに近いような姿で頷くともうすぐやってくるであろう屋敷の入口に狙いを定めたまま待っていて)
もう、少しっ……
紫雨!?
(一歩また一歩と山の奥へと進んでいくと、辺りの空気はどんどん重くなっていき、やっと開けたところに出たと視線を足元から正面に向けるとそこには助けに来た相手の姿があり思わず名前を叫び駆け寄るも、いつもと違う雰囲気を感じ驚いたように心配そうに相手の表情を覗き込み)
大丈夫?
アイツになにかされたの?
よくも…裏切ったな!
(静電気のような強さの電気を相手に警戒のつもりで当てればいつもとは全く違う表情で相手を睨みつけており、今すぐにも攻撃しそうな状態で「強制封印なんて…されてたまるか…!」と小さく呟いて)
(ひいいいごめんなさいいいいい遅れましたああああああ)
っ!?……し、紫雨?
(腕に少しピリッとする痛みが走り驚いたように目を見開くと、相手が放ったということがどうしても信じられず、一体何が起こっているのかと恐る恐る名前を呼ぶも、「裏切り」という言葉に紅玉の策略だと勘づくと声を大きくし)
裏切り!?裏切りってなに?私は貴女を助けに来たのよ?
(/わーい、おかえりなさいー(笑)
ふん…胸元にある札で封じ込むつもりだろう!
(憎しみを込めた瞳で相手を睨みつけるように見つめていれば相手が近づけないように雷の膜のようなものを自らの周りへと作り出すがあまりの強力さに自らの体をも傷つけており、その苦しさからか小さく唸って)
やめて紫雨っ!!
(相手の小さな唸り声聞き逃さず、感情の起伏に耐えきれず暴走しているのだと判断すると、通常なら冷静に策を練るところだが、相手が自分のせいで自ら身体を痛め付けるまで心労していると感じると、胸が締め付けられる思いがこみ上げ、頭より先に身体が動き駆け出すと、相手が纏う雷ごと相手を強く抱き締め、強い電流が体内を走り)
う゛……ぐっ……
(/台風大丈夫ですか?
な…!そんなことしたら札もお前の体もダメになるぞ!
(突然抱きついてくる相手に未だ警戒心を持っているらしくそこまでして自分のことを封印したいのかと思えば相手の手には札がなく何がしたいのかわからなくなれば相手に上記を叫ぶように言い)
(/台風は全然大丈夫でした!そちらも大丈夫でしたか?)
べ、つに、いい……、紫、雨を、助けられる…ならっ……
(一向に弱まる気配のない強い電流を受け続けながらも気力で何とか意識を保ち、抱き締める力一層強くすれば、戸惑う相手の顔を見上げ、痛みから少しいびつながらも笑ってみせ)
そ、れに、私を……、誰だと、思ってるの。……大切な式神の…っ……、暴走を、止めるくらい……どうってことないわ
(/よかったー。こちらも大丈夫です!
な、なんでだ…裏切るならすっぱりと裏切ってくれた方がいいのに…なぜそんなにことをする…
(雷の膜のようなものを抑えると体中に走っていた痛みがなくなり、膝から崩れ落ちるようにして相手の額へとこつりと自らの額をくっつけると目尻から涙をポロポロと流しながら上記を述べれば相手の腰へと手を回して強く抱きしめて)
……裏切るわけないじゃない。私は貴方を助けに来……
(相手が術を解いたことにホッとし、額がくっついた状態で相手の瞳を見つめ、手のひらで相手の涙を拭い、微笑み優しい口調で囁くも、言い終える前に意識を失いその場に倒れてしまい)
紅玉
クックックッ、まさか戦うでもなく倒れるとはな、バカなおなごよ……
(二人の様子を屋敷からうかがいながら愉快そうに笑えば、今が好機と屋敷から外へと出て紫雨の元へと向かい)
よくやった、我が息子よ。さあ、早くとどめを刺してしまいなさい!
…死ぬなよ
(気を失う相手を抱きしめたまま床へと降ろせば小さくそう呟けば不得意な治癒系の術を使えば僅かにだが傷を治せば立ち上がりくるりと振り返れば相手に指先を向けて雷を放ち)
………
(相手の治癒の力で身体におった火傷のような細かい傷は消えていき、それでも意識が戻るまでにはいかずに、そのまま横たわっており)
紅玉
な、何をするのじゃ、紫雨!!
攻撃の矛先が違うぞよっ
(陰陽師にとどめを指すと思っていた息子が自分に向かって雷を発すれば、驚きの声をあげ、空高く舞い上がりギリギリで避ければ再び言いくるめに入り)
そのおなごに何を言われたのじゃ。
また裏切られて傷付くのはお前なのじゃぞ!
もうちょっとで信頼してくれてる主を逆に裏切るところだった…
(相手に向けてさらに大きな雷を向かわせれば悪意のこもった瞳で相手を睨みつけ、1人では勝てないと思えば彼方を抱きかかえればその場から離れようとし)
紅玉
ちっ……、愚か者めっ
またしてもわらわの邪魔をするというのか!!
(折角こちら側についた息子が再び小娘を主と呼べば、先程までの息子を見る優しい表情から、忌々しいものを見るような形相にガラッと変わり、裏切っていないことがばれてしまったと舌打ちをすると、この好機逃がしてなるものかと、炎を手のひらに作り出し放とうとするも、相手から予想もしない怒りから来る強い雷が飛んでくれば、目を見開き避けるのが精一杯で)
くっ……、いつのまにこんな力を…
やはりそうだったか…
(相手の表情の変化に予想通りだったと歯を食い縛れば彼方を少しでも裏切ってしまったことが悔しく相手が反撃できないほど激しく攻撃を繰り返しながら屋敷からどんどんと離れていき)
紅玉
くっ……
(相手の隙をみて攻撃を繰り出そうとするも、絶え間なく続く激しい攻撃に防ぐのが精一杯でそのまま悔しそうに後ろ姿を睨み付けながら屋敷へと後退して入り
ふん…2度と近づくな!
(鼻を鳴らし、相手が後退しているのを見ればこれでもかというほどの速度を出せば一瞬にして自分達の屋敷へと戻り、彼方の寝室へと入れば相手を布団へと寝かせ)
………
(ともとも水遣いということもあり、体内に強力な雷が走り続けたことは大きなダメージに繋がり、相手の治癒のおかげで見た目は綺麗なのだが目を覚ます様子はなく)
ごめん…ごめんな…
(相手が未だ起きないことに責任を感じれば相手の顔をのぞき込むように見つめながら涙をポロポロと流し、謝罪の言葉を口にすると相手の背中に手を回して抱きしめ)
ん……、あれ、ここ……?
(相手の涙が自身の頬に当たれば、自身の守護の力である水に自身を守護する式神の力が宿るような形で体内に取り込まれ、意識を取り戻すと掠れた声でそう囁き)
気がついたんだな!彼方っ!彼方っ!
(相手の囁く声が聞こえれば抱きしめるのをやめ、本当に起きたのか、気のせいではないのかを確かめるため相手の顔を見つめれば喜びから満面の笑みを浮かべ相手を抱きしめめ、だんだんと抱きしめる力を強めていき)
ちょ、紫雨、痛い……
(相手がもとに戻った事に安堵しながら、まだ本調子ではない小声だが口調はいつものままつれない言葉を吐き苦笑し、相手の背中をポンポンと優しく叩き)
ん…す、すまん…
(抱きしめる力をだんだんと弱くしていけば名残惜しそうに離れ。恥ずかしそうに上記を述べると顔を赤くしながら隠すようにして顔を背け「すまん…疑って…ごめん…」相手を疑ったことを悔いているのか顔を背けたまま涙を流していて)
本当よ、こんなに信頼してるのに。
………でも、戻ってきてくれて良かったわ。
(相手に牙を向けられたことかなりショックだったらしく思わず本音が溢れるも、その表情は柔らかくまるで冗談を言っているように伝え、泣いてる相手の頭をポンポンと叩きながら)
貴方は泣き虫ね。
涙を見せるのは…信頼してる奴だけだ…
(頭をぽんぽんと叩かれると子供扱いされているようで気に食わず涙を流したまま拗ねたような顔を見せれば「でも本当にごめん…お詫びになんでも言うことを聞こう。今なら契約解除も受け付ける」と真剣な顔で相手を見つめて)
そうねぇ……、それもいいかも
(相手の提案に意味深にそう答え、相手をチラと見るとその傍らには、相手が紅玉に見せられた幻影の彼方が持っていたのと同じ契約解除の巻物があり)
う…やっぱり嫌だっ!彼方が好きなんだ!もう離れたくないんだ!
(契約解除の巻物を見ると今にも泣き出しそうな顔で俯き、少しの間考えるように俯いたままでいると感情が爆発したのか相手に抱きつけば耳元で本心を言い出し)
あはは、冗談よ冗談。まるで駄々っ子ね。
(抱き付いてきた相手の頭をポンポンと叩きながら、まるで子供のようだと微笑むと、相手の肩口に手をあて押しやり、相手と視線を合わせると真面目な顔で)
契約を結び直そうかと思っているの。そうじゃないと、貴方のお母さんには勝てないもの。
む…契約を結び直す…?
(相手の扱い方に不満があるように頬を膨らませるが相手の真剣な顔にこちらも真剣な顔になり。「そんなことできるのか?」と首を傾げて問いかければ昔のことを思い返すがそんなことをした記憶はなく本当にできるのか不安そうになり)
できるわ!……、と言いたいところだけれど残念ながら確証はないわ。ただ、この契約解除の巻物の最後の部分に書いてあることが本当なら、信じてやってみるしかないと思うの。
(相手に巻物の該当部分を指で示すとそこには「無代式神契約」という文字があり、契約の結び方の他に、「契約を交わした術者は他の式神と契約をすることを今後一切禁ずる。術者は本式神に対して全ての力の使用が可能となる」と書かれており)
陰陽の世界では式神を使い分けるのが当たり前だもの。先代達はこの契約は結ばなかったはずよ。
(/契約の儀式ってどうしますー?いちゃこらさせたいです(笑)
なるほど…でもいいのか…?式神が俺だけになるんだぞ?
(相手の持っている巻物を読めば関心したようにうなずき、しかし自分としか契約出来なくなるという項目を見ると心配になったのか問いかけて。「で…方法はどうやってやるんだ?」と少しワクワクとした様子で相手をじっと見つめて)
(うーん。やっぱりキスとかですか?でもイチャイチャさせたいですよねー)
当たり前でしょ。私を誰だと思ってるの。
……、それに、頑張って守ってくれるでしょ?
(式神が相手一人でも全くもって問題ないと即答するも、その後冗談っぽく言葉を付け加えては相手に悪戯っ子のような笑みを向け)
契約の方法は至って簡単。1度契約を解消して、通常の方法の時間を長くしたものを実践すればいいの。お互いに口を近付けて、そこから自身の力を流し込む。丁度お互いの力が半分ずつ交換されたら終了よ。……まあ、ひとつ問題があるとすれば、私と貴方の力が相反する雷と水だってこと。もしどちらかの身体が拒否してしまえば契約は失敗。二度と契約は交わせなくなるわ。
(/契約方法は似た感じにしちゃいました!私たちでいちゃこらさせましょう(笑)お互いの力が拒絶しあわないように特訓して契約を結ぶ、もしくは契約を結んだ後にその力を使いこなせるように特訓する、とかの流れはどうですか?
ああ…死んでも守ってやる…
(相手のいたずらっ子な笑顔になんだか胸が痛くなれば頬が熱くなっていくのを感じ、ぷいっと気に食わないように顔を背け、上記を述べて。「2度と契約を結べなくなるのか…」相手の言葉は決意を思いとどまさせるのには十分すぎるもので顎を押さえ考え込むように唸ると「俺達ならできる気もするが…」と相手にも聞いてみて)
(/遅れました!うわー。どっちも迷いますねー!成功させるために特訓するのいいですね!)
できると思わなきゃ進言しないわよ。
失敗したら私は式神を今後一切遣えずに仕事しなきゃなのよ?そんなの御免だわ。
(相手の不安そうな様子を即答で一蹴すると、真面目な顔で「死んで守られても困るからね?」と付け加え相手の顔をじーっと覗き込み)
(/よし!じゃあ、取り合えず成功のために特訓しましょう!!
もしもの場合はそしてそうなる時もあるさ…彼方が死ぬよりはマシだ
(相手の真面目な顔にこちらも思わず難しい顔になれば相手をじっと見つめて「ま、まずは契約の練習でもするか」と言うと相手に顔を近づけていき)
そんなのっ……、て、え?
れ、練習!?
(相手が死ぬことなど考えたくもないし考えてほしくもないと、再び言い返そうと口を開くも、徐に近付いてくる相手の顔に一気に心拍数が上昇し、ジリジリ壁へと後退しながら焦り)
嫌…か?
(壁へと後退していく相手にさらに迫っていくが後退していく相手に疑問を持てば自身の胸元の着物をギュッと力強く掴めば俯いて少し震えた声で上記を述べ)
へっ?……あ、いや、嫌なわけないじゃない!
ていうか、儀式の練習なんだから、嫌もなにもないわよ。
(相手の悲しそうな雰囲気に我に返り、いけないと気を引き締めればいつもの強気な口調に戻り、心のなかでは「これは練習。儀式成功のため。紅玉退治のため」と繰り返しており)
良かった…
(相手の言葉を聞くなり嬉しそうな笑顔を浮かべれば顔を近づけていき、目を閉じて唇がぎりぎりつかない距離になれば口から自らの力を流し始めて)
ん……
っ……くっ、げほっ、ごほっ…っ……
(壁に背をピタリとくっつけ、徐々に近付いてくる相手の顔に煩いくらいに胸が高鳴り我慢できずにぎゅっと目をつぶると、体内に相手の力が流れ込んで来て順調に受け入れるも、自身からも力を流そうとした瞬間に力同士が反発し咳き込んで力を吐き出してしまい)
だ、大丈夫か!?
(相手の様子がおかしいことに気づけば瞬時に力を流すのをやめ相手の背中をさするようにすれば心配の言葉をかけ、「やっぱり雷と水じゃ無理なのか…?」と小さく弱気な言葉を漏らして)
なに、弱気な事言ってるの。
(相手の小声聞き逃すことなく、咳が落ち着いた途端に再び先程のように座り直せば自信ありげにしっかりと言い切り微笑み)
無理なんかじゃないわ。確かに同じ属性ならスムーズに行ったでしょうけど、それじゃ大した増強にはならないじゃない。幸い水と雷はお互い共存できる存在。雷の力を強めるために水がある。これが炎と水とかじゃなくて良かったわよ、ホントに。
なるほどな…よし!めげずに行くぞ!
(相手の言葉を聞いて元気が出たのかさらに練習をする気になり相手の両肩を、がっしり掴んで意地悪そうな笑みを浮かべながら相手の耳元で小さく「最初の時みたいに接吻しようか?」と呟き)
なっ………!?
(やる気を出してくれたようでよかったと、すっかり保護者気取りで安心していたが、耳元で予想もしない言葉囁かれれば、顔を真っ赤にして口をパクパクし
ふふっ…冗談。
(声を出して僅かに笑えば相手の顔をジッと見つめ、頬に唇が触れるだけの軽いキスをすればこちらも顔を赤くして冗談だと言い)
じ、冗談って何よ。
勝手にキスしておいて……
(相手の柔らかい唇の感触に更に頬が熱を帯びるのを感じれば、今まで当主として周りの陰陽師の男性には敵対心むき出しだったため恋愛経験もなく、頬であっても自分にとっては大事だと不服そうに呟き)
俺も初めてなんだよ…こんな気持ち。
(相手の様子にさらに胸が痛くなれば相手をギュッと抱きしめ。「幸せだけど苦しいんだ、どれだけ抱きしめてもキスしても、もっともっと。彼方が欲しいんだ」と相手の耳元で囁けば抱きしめるのをやめ、じっと相手を見つめればまた悪戯な笑みを浮かべて)
な、何、言ってるのよ!
変なこと言わないでよねっ
……っ…、うるさい心臓!!
(抱き締められたこと、相手の温もり、香り、笑み、どれを取っても心臓がドキドキと高鳴りいつも冷静な筈が、全く頭が回らなくなり、自分でも何を言っているのかよくわからなくなり自分の心臓に文句を言い)
か…彼方は…俺のこと…き、嫌い…?
(今まで相手から聞いてきた言葉に好きという言葉が入っていないことに気づけば急に心配になってきたのか僅かに顔を俯かせ目を伏せるとどこか悲しげな雰囲気を纏えば恐る恐るといった様子で問いかけて)
はぁ!?
(相手の質問に改めて相手について考えさせられてしまい、「嫌いではない、寧ろ好き、え、好き?好きってなんの好き?」と一人パニクって大声をあげてしまうも相手の哀しげな様子に胸が痛み、頭をポンポンと撫で)
そんなことない、そんな悲しそうにしないでよ…
…本当?
(まるで母親に甘えるように相手を見つめれば両手を広げて相手を抱きしめ、耳元で小さく上記を述べれば「もう一回言って?」と繰り返し言う事を求めればじーっと相手を見つめて)
ぜーったいに嫌!!
(口走ったと自覚に顔をかぁああっと赤くするとそっぽを向いて、もう絶対に言うものかと決め、取り合えず冷静になろうと相手の肩口を押して離そうとし)
もう離さない
(相手をじっと見つめれば相手から離れる度に悪いことが起きている気がして、そんな目に合わせるのはもう限界で相手の押す力を流して離れず)
ちょっ、紫雨っ、近い……
(すんなりと離れると思った相手が普段とは異なり一向に離れる気配がないことに、胸の高鳴りは更に大きくなり、頭が真っ白になりながらも相手の肩口に手を当て続け耳元で囁くように訴え)
!!…す、すまん!
(相手の訴える声が聞こえれば抱きしめるのをやめ、相手から拳骨1つ分離れれば嫌がらせてしまったと自己嫌悪しており、「ご、ごめん…」と小さく呟けば相手に背中を向けて!
そんなすぐにへこまないでよね!仮にも初代当主の位高き式神なんだから。
(謝る相手に思わず手を伸ばしそうになるも、自分の行動に一喜一憂する相手に戸惑ってしまい、かといって終始距離が近いと心臓がもたないと、どう接して良いものか分からずついつい、いつもの口調で浴びせ)
あ、ちょっと!?紫雨っ?
(雷の玉のようになって素早く部屋から出て何処かへ行ってしまった相手に驚き声をかけるも相手を止めることはできず、焦って外に追いかけるが既に相手の姿はなく辺りをキョロキョロ見回しながら歩き、相手の気配を探ろうと目を閉じて)
……
(本当に相手は自分のことを好いてくれているのだろうか、自分は式神の分際で主を好いていいのかそんなことを井戸で隠れながら考えていれば不思議と涙が溢れてきて。井戸水の表面に映る自らの顔を見ては小さくため息をつき)
紫っ……
(気配を感じとり井戸へと向かうと井戸を覗き込む相手の後ろ姿発見し声をかけようとするも、相手の後ろ姿があまりにも悲痛なものに思えて声をかけるのを躊躇ってしまい、いつの間にかぽつぽつと雨が落ち始め)
雨…
(頭に突然ぽつ、という感覚を感じればその感覚は全身に広がっていき、ふと上空を見上げれば雨が降ってきていて、水に彼方の感覚を思い出せば寂しくなってきて戻ろうと考え、振り返ると相手と目が合い)
あっ、…………えと、お風呂できたよ?
(まさか振り返るとは思わずに、目は合ったものの心の準備が全く出来ておらず、何か話さなくてはと目線を泳がせると、雨→寒い→そうだ!とお風呂に入るよう促し)
…!
(イマイチ読み込めていなかったが相手の声に気付きハッと意識を取り戻すと目を泳がせどうしようか迷うが急に走り出せば相手の横を通り過ぎて逃げようとして)
あ、ちょっと紫雨っ!!
(自分から逃げるように走っていく相手に手を伸ばし引き止めようとするも、本当に自分から逃げたのであれば追いかけない方が良いだろうと手を伸ばすのを途中で止めれば、寂しそうに相手の背中を見つめ)
へぶっ!
(肝心のところでドジってしまい、足を絡ませてその場で転べば泥だらけになってしまい、身体中が気持ち悪くなっていれば転んだことへの不満からか頬を少し膨らませて「風呂に入りたい」と小さく言えば相手に近づいて)
ふふっ…、うん、入ろうか。
(相手の子供のような仕草に思わず笑みが零れ、優しい笑みを浮かべて相手に同調すると、お風呂場へ向かい)
うん、お湯加減も良さそうよ。
しっかり暖まってきてね。
い…一緒に入りたい…
(お風呂に入るように促され服を少しずつ脱ぎながらお風呂に向かうが途中相手の服の裾を掴めばじっと見つめて上記を述べれば恥ずかしそうに顔を赤くして)
は、はぁ!?
ちょ、え、何言ってるのよ!!
一緒に入れるわけないじゃない!!
(我が耳を疑いながらも一気に顔を真っ赤にすれば、テンパり言葉に詰まりながらも大声で無理だと言い張り服の裾を掴む相手の手を振りほどき、逃げるように走って台所へと移動し、床にぺたんと座り込み)
どうしよ、心臓がもたない……
さ、さっきはすまん…逃げたり変なこと言ったりして
(お風呂に入ってきて体が温まった状態で相手の元へとやってくれば毛先から僅かに水を滴らせながら相手に謝れば恥ずかしさからか視線を背けて頬を指先で掻いていて)
別に、貴方が変なのはいつもの事じゃない。
(相手がお風呂に入っている間に冷静を取り戻し食事の用意をしていたらしく台所から相手の元に近付いていくと苦笑し、棚からタオルを取り出すと相手の前に立ち、背伸びをして髪をわしゃわしゃと拭いてやり)
風邪引くわよ。まったく……
ん…
(相手に髪を拭いてもらえば満足げに声を出し相手の顔をじっと見つめ、ふと先刻のことを思い出せば「こ、こんなに近づいていいのか…?」と相手は自分に近づくのが嫌だと思っているのか僅かにしょんぼりとした気配を漂わせ、相手から少し離れて)
………、そうね…、嫌なら近付かないけど?
(相手の発言に一瞬驚いたように相手を見つめるも、自分の先の言動が誤解を生んでしまったのかと合点が行くと、少し考えたあとに言葉を選びつつ発すれば首をかしげ)
もー、そうやってすぐに泣く。泣き虫!!
(相手の涙見逃さずに苦笑して、相手の頭を更にわしゃわしゃ撫でると、自分もお風呂に入って来ようとタオルなどを用意し、既に食卓に並んでいる食事に目線を移し)
私も、お風呂いただくから、先に食べててもいいわよ?
ん…彼方が来るまで待ってるよ、一緒に食べよう?
(相手と一緒にご飯を食べたいのかしかしお腹が減っている様子で、風邪を引いてしまったのか少し顔が赤く体温も上がっているようで小さくくしゃみをして)
…………はぁ。
(相手の様子からなにかを感じ取ったらしく、仕方ないとため息をつくと、部屋から出ていったかと思えば相手の布団を持って入ってきて、食事が並ぶ座卓のすぐ脇に布団を敷くと相手の手首を引っ張り布団の上まで誘導し)
寝て待っててよね。わかった?
な…なんでだ…まだ眠くないぞ?
(相手の行動がよくわからず何故寝なくてはいけないのだろうと考えると首を傾げ、相手に問いかけ。「コホッ…けふ…」と何度か咳を繰り返しており)
あーもー、うるさい!
いいからさっさと寝る!!
(強引に相手を布団に押し倒しては有無を言わさず布団を掛けて、台所から持ってきた氷袋を相手の額に置けば、自分はお風呂場へと向かい)
全く、子供を一人世話してる気分だわ。
ん…ちべたい…
(頭に氷枕をつけられればあまりの冷たさに小さく文句を言えば嫌なのか頬を膨らませ「早く帰ってきてくれないと寝てしまう」と言えば布団に口元まで入り)
(相手のことが心配で余り暖まらずに、髪の毛を乾かすこともしないでバスタオルを肩に掛けたまま急いで出てくれば、相手の寝ている横に座り顔を覗き込んで様子をうかがい)
ん…
(なにやら夢を見ているのか珍しく幸せそうな顔で微笑み、時折寒いのかぷるっと震え、コホコホと小さく咳を繰り返せば相手の膝元に手を伸ばして)
まだ寒そうね…
(相手が寒そうにしていることに気付くと辺りをキョロキョロ見回し、そのせいで膝元に伸びてきた相手の手に気付かないまま立ち上がると、ストーブに火をつけた後、自分の部屋からも掛け布団を持って来ようと部屋を出ていき)
(手を伸ばした先に掴めるものはなく空をかくと違和感から目を覚ませばむくりと起き上がり、体の調子はおかしいままで、「確かに彼方を感じたんだが…」と独り言を言えばふらふらと足元おぼつかない状態で屋敷の中を探しに行き)
あれ……?
(掛け布団を持ってくればそこに相手の姿はなく、あんな体調で一体どこに行ったのだと室内を見渡すもどこにもいないため、急いで部屋の外へ出て廊下で相手の名前を呼び)
紫雨ー?
彼方…
(屋敷の中をふらふらと歩きながら相手の名前を呼ぶが返答はなくふらふらと屋敷を一周しようとすれば名前を呼ぶ相手の声が聞こえ足元おぼつかず走っていけば抱きつくように相手に縋りに行き)
わっ!?ちょ、なにやってるのよ貴方!!
(フラフラとやってくる不規則な足音に気がつけば後ろを振り返り、相手が倒れ込むように飛び込んでくればしっかりと両手で懸命に支えながらも、こんな身体なのに何をしていたんだと声を荒げ)
彼方がどっか行っちゃったと思うと寂しくて
(相手の顔を見上げるように見つめれば僅かに潤んだ瞳を向けていて。「お腹空いたし…ご飯食べよ?」と相手の手を引っ張り部屋の中へ入っていき)
………もう。
(母親からの愛情に飢えているためか、母親との決別がハッキリしたためか、最近の相手はまるで母親にすがる小さな子供だと苦笑すれば、台所へ向かいご飯を鍋にいれてお粥にすれば相手に出して)
さ、食べましょうか。
病人だからね。
しっかり食べなさい!
(病には栄養だと座卓の上のおかずを相手の方に押しやっては、残すことは許さないといった様子で食べている相手をしっかりと見つめれば、自分も食べはじめて)
ん、はい、あーん
(相手の言葉に頷くと食べ始めたことに気づいてかおかずを箸の先に掴めば相手に向けて上記の言葉を口に出しながら目の前に差し出して)
は!?
なんで「あーん」?
(目の前に箸で摘まんだおかずが差し出されれば一気に顔を真っ赤にし視線を泳がせながらもおかずを食べることをためらい)
前してくれたからお返し…やだ?
(している方も恥ずかしいのか顔を赤くすれば理由を述べれば相手の顔をじっと見つめれば首を傾げ、ゆっくりと箸を戻して)
やだ、というか、恥ずかしい。
(キッパリとそう言えば自分は何食わぬ顔で再び食べ進めるも内心ドキドキしており、相手と目線を合わせることなく黙々と食べており)
恥ずかしがり屋なんだから
(小さく残念そうに呟けばそのままおかずを口の中へと運び食べて。先程からこちらも見ないし話さないしあーんなんてさせようとしたから怒ったと思ったのか「怒ってる?」なんて聞いてみて)
……別に?
(返答に困り暫し考えたあとに曖昧に返事をすれば、再び黙々と食べ終わり、手を合わせて「ごちそうさまでした」と言えば自身の食器を片付け始め)
そっか
(怒ってないことに安心したのか笑顔を見せれば食べ終わり、相手の後ろを追いかけるようについていけば相手の分の食器を洗い始めて)
ちょ、いいからアンタは大人しく寝てなさいって!
(熱があるにも関わらず、隣で片付けを手伝おうとする相手にそう言うと、どうせ素直に言うことは聞かないだろうと、半ば強引に相手の背中を押す形で先ほど敷いた布団へ移動させれば)
家の事は全部私がやっておくから、あなたは病気を治すことだけを考えなさい。
はぁ、全く世話が焼ける……、コホッ、……?
(片付けを済ませて相手の様子を見に行けば寝息をたてており、またどこかへ行ってなくて良かったと安堵しながらも、「こんなことで本当に紅玉に勝てるのかしら?」などと少し不安に思いながら、はだけている毛布を直してやり自身も軽く咳をするが全く気にする様子もなく立ち上がり)
さて、私もそろそろ寝ますか。
彼方…
(相手の名前を呼ぶと妖力かわからないが相手の体をなにやら締め付けるような力が働き相手を自分の寝ている布団の中へと入れれば妖力を解き、僅かな寝息をたてながら相手を抱きしめて)
えっ!?
わっ、ちょっ、なに!?
(自室で寝ようと立ち上がろうとした瞬間に身体の自由がきかなくなり、一体何が起こっているのかと一瞬焦るものの、自分を纏っているその妖力が相手のものだと感じ取ると、そのまま相手が横になっている布団へと誘われ、布団のなかで相手の横顔を見ながら頬をツンツンとつつき)
……まったく、どこまで甘えん坊なのかしら、この式神は。
んっ…
(頬をつつかれたのに違和感を感じたのかぴくりと体を反応させれば薄く目を開き始めて「あれ…彼方…?」と、抱きしめたままなぜ相手がここにいるのだろうと言った目で見つめながら言えばあくびをし)
あれ?彼方?じゃないわよ。
貴方が連れ込んだんでしょう?
(無意識で妖力を使ったのだと察すれば苦笑し、「連れ込んだ」という意味深な単語を使ってはからかうようにクスクス笑って)
ほら、私は抱き枕じゃないんだから、離して?
つれっ…
(相手の連れ込んだという言葉に反応してよからぬ想像をしたのか顔を真っ赤にして固まり「その…何もしてない…よな?」と心配そうに問いかけ。「一緒に寝よ」相手を抱きしめるのはやめたのか腕を自身の頭に持っていき腕枕にすれば相手を見つめて微笑みながら言い)
ひどいわ、あんなことしておいてっ
(顔を真っ赤にして狼狽える相手が面白かったらしく、更に誤解を与えるような発言をすれば両手で自身の顔を覆い泣き真似をして、抱き締める手が解かれれば寝返りをうち、相手に背を向ける形になって)
えっあの…
(相手の言葉に反応してよからぬ想像をしたのかわなわなと震えれば相手の手を握って「ごめん…責任…とる…よ」と震えた声で言えば真剣な顔になり。「もう…少し話そうよ…」相手の背中に抱きつきながら言い)
……っ、…ぷ、ははははっ!!
(相手の反応に我慢できなくなり思わず吹き出すと相手の方に向き直り、笑いを噛み締めながら「ごめん、冗談よ冗談」と言った後に再びお腹を抱えて笑い出して)
!?…てことは…俺は何もしてない…んだよな?
(相手が突然笑い出したことにびっくりすれば相手の冗談という言葉を聞き安心したようにため息をつき、上記を述べるとわずかに頬を膨らませ「騙された…」と怒ったように相手を見つめて)
ごめんごめん、貴方の反応があまりにも初々しいからつい、ね。
(やっと笑い終えれば、怒ったように頬を膨らます相手が愛らしく思わず手を伸ばし頭をクシャクシャと撫でてやり謝れば、膨れている頬をツンツンとつついて遊んでみて)
それはそうだよ…キスしたのも抱きしめたのも彼方がはじめてだぞ?
(相手にされるがままにされるが、初々しい、と言われればそれはそうだろうと上記を述べれば恥ずかしくなったのか顔を赤くすれば下を向いて俯くようにし)
そんなに恥ずかしがらないでよ。
こっちまで恥ずかしくなる…
(相手が再び顔を赤くして反らせば、なんだかこちらまでドキドキしてしまい上記を述べ、紛らわすように勢いよく立ち上がれば自分の部屋に戻ろうと歩き出して)
行っちゃうの?彼方も…
(離れていく相手に母親を思い出せば信じている相手も自分から離れていってしまうのかと思い思わず口から言葉を漏らしており)
ゔ……~~っ、わかったわよ!今日だけだからね!まったく。
(背中からいつにも増して儚げな声が聞こえれば、風邪気味の相手を邪険にできるはずもなく、心のなかで葛藤しながらも、意を決した様子でそう言えば、布団の中へ戻り、相手に背を向けて目をぎゅっと瞑り)
やっぱり彼方は優しいな…
(自分の言葉に恥ずかしくて嫌なはずなのに従ってくれた相手のことを考えると普段も優しいと思えば上記を呟き、抱きしめるわけでもなく相手の背中にぴったりとくっつけばすぐにスウスウと寝息を立て始めて)
もう、調子狂う……
(相手の寝息を背中越しで聞きながらそう呟けば、自分もさっさと寝てしまおうと目を閉じるも、自身の心臓の音がうるさく全く寝付けずに、明け方ごろになりやっと浅い眠りにつき)
(/お待たせしました!
ん…
(ごろりと寝返りをうてば僅かに気にくわないのかもぞもぞと動き、ようやく落ち着く場所を見つければまた健やかな寝息を立て始めて)
(/いえ!こちらこそお待たせしました!)
……ふぁ…
(朝になり、障子を通して部屋に降り注ぐ朝日に浅い眠りはすぐに覚め、相手を起こさないようにそっと布団から出れば、朝の寒さにブルッと身を震わせ、数回軽く咳き込めば、上着を取りに自室へ行き)
う…うぅ…
(相手の動く音などから徐々に目が覚めていき朝日を浴びれば、低血圧なのか朝には弱いようで不機嫌そうな声を出せばむくりと起き上がり、僅かに鳴るお腹をさすれば相手を探して相手の部屋の戸を開き)
あら、早いのね。風邪なんだからもう少し寝てなさいよ。
(朝ごはんを作るために台所に向かおうと、丁度上着を羽織って自室を出ようと戸を開こうとした瞬間に、自動ドアのように勝手に開いた戸に驚くも目の前には相手の姿があり、なんだとホッとしたように表情を柔らかくすればそう告げて、背伸びをして子供のように相手の頭をぽんぽんと叩いて)
風邪…スンスン
(風邪と言われ自分の匂いを嗅ぎ、相手の肩に顔を近づければ匂いを嗅ぎ、同じような匂いがすれば「彼方も同じっぽいぞ?」と首をかしげて言い。子供のように頭を撫でるように叩かれれば親しみを感じ恥ずかしくなったのか顔を少し赤くすればくるりと背中を向けて)
え?な、なに……?
(匂いを嗅がれれば何事かと思わず固まってしまい戸惑うも、風邪かと言われれば確かにそんな感じもするかも、と思うものの特に気にはしていないようで、背中を向けた相手を両手で押しては、再び相手を布団に寝かせようとし)
ほらほら、病み上がりは寝た寝た!
今朝ご飯作るから。
もう…そんな事言ってて悪化しても知らんぞ!
(心配されているのが嬉しいのか顔は赤いままで相手に押されれば布団まで戻っていき布団に入ればつまらなさそうに頬を膨らませていて)
はいはい、そうですかー。
(まるで駄々をこねる子供の台詞を流す母親のように聞き流しては、台所でリズムよくネギを切り始め、その後挽き肉の入ったお粥が完成し、食卓に並べ)
はーい、できました。今日は昨日と違ってお肉入れてみたけど、食べれる?
ん…もう治ったぞ…
(相手を見るやすぐに布団から起き上がり、相手に食べれる?と聞かれれば風邪はもう治ったと上記を述べるが口元に手を近づければ小さく咳を繰り返し)
治ってないからそれ。
(咳をする相手に突っ込みを入れつつ、ご飯を食べ始める相手の横で、何やら棚から木箱を出せば、そこから小瓶を取りだし)
んー、人間の風邪薬って式神にも効くのかしら……
まぁ、風邪をひく位だから薬も効くのかしらね。
薬は嫌いだ…
(唇をうーっと突き出せば嫌そうな顔になり相手から顔を背ければ鼻が無駄に聞くからか薬の匂いを嗅ぐのも嫌みたいで鼻を摘み、頬を膨らませ)
はいはい、言うと思いましたー。
でもだーめ、ほら、飲みなさい。
(子供のような発言をしばしばする相手から薬が嫌いと聞けば、軽く受け流し、錠剤を手のひらに乗せれば、白湯の入った湯飲みとともに相手に差し出し)
早く良くなってくれないと、特訓もできないじゃない?
う…
(しぶしぶといった感じで相手から薬と白湯を受取れば鼻をつまむと口の中に錠剤を入れ、白湯で流し込むように薬を飲み込めば、薬の匂いがするのかまだしかめっ面で)
あはは、変な顔ー。
(相手の表情に笑い出せば、相手から使い終わった湯飲みを受け取り、片付けるために台所へと持っていって、その後、体温計を持って戻ってきて)
これ、使ったことある?
変な顔ってなんだ…
(相手に変な顔と言われればぷくっと頬を膨らませ怒ったように相手を睨めば、相手の持ってきたものを見て首を傾げ、「初めて見るな…どうやって使うんだ?」と体温計をぶんぶん振ったりして)
あ、ちょ、コラ振るな。
(予想外の行動に、何をやっているんだと笑いながら相手の前に座ったまま手を伸ばして体温計を取ろうとするも、急に一瞬目眩がしてバランスを失い、そのまま相手の胸の中に倒れこむ形となってしまい)
だ、大丈夫大丈夫!!
ほら、ちょっとフラッとしただけで全然元気!!
(相手の胸に飛び込み、抱き締められているという現状を把握すれば、一気に顔を赤くして、すぐに相手から離れれば立ち上がって無意味にピースなどしてみれば元気アピールをして話をそらし)
ほら、これはね、脇に挟んで熱があるか確かめるものなの。やってみて?
…俺より先に彼方が測るべきだよ
(体温計を受け取ればやけに神妙そうな顔になれば相手に体温計を渡すように差出し、上記を述べれば「測ろうとしないなら…」となにやら相手のことを捕まえようとしているような動きで)
いや、だって、昨日から寝込んでおいてよく言うわよ。絶対にまだ熱下がってないわよ?
(相手の雰囲気に数歩後ずさりしながらそう言えば、相手の体温を測ろうと頑なに体温計をもつ相手の手首を押しやって)
じゃあ俺も測るから、そうしたら彼方も測って
(まだ相手を心配しているのか表情を変えないまま体温計を自分の脇に挟んで体温を測り終わるまで止まっており、体温は38.1度とまだ熱は下がっていないようで)
ちょ、まだ全然下がってないじゃない!
ほら、さっさと寝なさい、今日は布団から出るの禁止!!
(体温計の数値をみて驚けば自分の熱を測るなんてこと一気に頭から吹き飛び、朝なのにも関わらずそこまで熱が高いということは、夜にはもっと高くなるだろうと、心配から、まるでしかりつけるかのような口調でそう言えば、無理矢理居間にある布団に横たわらせ布団を掛けて)
いい?今から熱があっても食べられそうなもの買ってくるから、絶対に布団からでちゃだめよ?
う…うん…
(相手の剣幕に相手の体温を測る約束は忘れていて、相手にされるがままに布団に入れば子供のように遊びたそうな顔をするが自分の体温が高いかどうかよくわからないため相手の言うことを聞いており)
(/ごめんなさい遅れました!クリスマスでWi-Fiは飛んでない実家に帰ってました…)
さてと……
(自室にて、 街を歩いても目立たないように、和装から普通の洋服へと着替えれば、一瞬相手のいる部屋の扉から顔を覗かせ「じゃあ行ってくるわね」と声を掛ければ麓の街のスーパーまで歩いていき
(/すみません、今度は私がWi-Fiの飛んでないところに…w
い、いってらっしゃい
(寂しいのか相手の顔がのぞいた扉をじっと見つめひょっこりと戻ってこないかとしばらく待つが、戻ってくるような様子はなく、せきを繰り返しながらわずかに上気した顔で眠り)
(/年末ですししょうがないですよね!)
さてと、たしかこの辺りに…
(いくら着込んできたとはいえ、外はまだまだ寒く、早足で商店街へと到着すれば、薬局で薬とゼリーを購入し帰路につき)
(/いやー、まさか飛んでないとは(笑)
すー…すー…
(穏やかな寝息を立てながら眠っているが時折せきを繰り返していて寝苦しそうに寝がえりをうつと布団が体から滑り落ちていき冷風が体に直接かかるような状態になっていて)
ただいまー……、って、もう!
(家に帰りつき相手の様子を伺いに来れば、はだけている布団を急いで直すと、自分の部屋からも布団を持ってきて、相手を布団でぐるぐる巻きにして)
うむ…な、なんだこれはっ!
(寒さに体をぷるぷると震わせていると相手に布団でぐるぐる巻きにされればその刺激で目を覚まし相手を睨みつけるように見て)
うるさい!
どうせ布団がはだけて寒くなるんだから、その状態でおとなしく寝てなさい!
(睨み付けてくる相手をさらにキッと睨み付け、問答無用でピシャリと言い放てば、冷蔵庫に買ってきたゼリーをしまい、そのうちひとつとスプーンを持ってくれば)
さて、お腹減った?
!?…う、うむ?お腹は減ったが…
(相手に睨みつけられ目じりに僅かに水滴を滲ませ、相手にお腹が減ったかと聞かれ、ご飯を食べてからほぼ寝ていたがなぜかお腹は減っており相手をじっと見つめ)
そう、じゃ、これ食べて。
(差し出したのは風邪に効くと言われているビタミンCたっぷりのミカンゼリーで。相手の正面に座れば、左手にゼリー、右手にスプーンを手渡し、相手の頭をポンポンと叩き)
早く良くなりなさいよ。敵が攻めてきたらどうするの。
(/すみません!遅くなりまして…。まだいらっしゃいますか?
?あ、ありがとう
(相手をじっと見つめながらよくわからないように頭の上に?を何個も浮かべ、不思議そうな顔で相手を見つめるが静かにゼリーを食べ始めて。咳を繰り返しながら「彼方は食べないのか?これ」と不思議そうに首をかしげて問いかけ)
(/お帰りなさい!まだいますよ!)
それは、喉が辛くてちゃんとしたものが食べられなさそうな貴方用なの。
私はもっとしっかりしたものをあとで食べるわよ。
(相手の不思議そうな様子に、ゼリーみ見るのは初めてなのかと思い至るも、キチンと食べ始めた相手に安堵しながらそう伝え、自分は洗濯のために脱衣所へ向かい)
(/よかった…。これからやりたい展開とか、イベントとかありますか?
そっか…これもおいしいけどな?
(相手がしっかりしたものを食べると言えば自分の持っているゼリーを見てこれはしっかりしたものではないのかと思えば少しがっかりするも、しっかりしていなくてもおいしいと思えば思わず口に漏らしており。離れていく相手を寂しそうに見送るが今は早く治すべしとゼリーをぱくぱくと食べて)
(/もう過ぎちゃいましたけどバレンタインネタとかやりたいですね!)
けほっ……、こほっ……
(洗濯機を回している間に夕食の下準備をしておこうと台所に立てば、肌寒く感じ軽く咳き込むと、食材に風邪菌がついたら大変だと、引き出しからマスクを取り出してつけて、ついでに相手にもつけておこうと、相手が寝ている布団へとやってきて)
(/いいですね、やりますか!
!?…だ、誰だ!
(ゼリーを食べ終わり満足気味にのほほんとしていると突然マスクをつけた相手が部屋に入ってきて、マスクをつけているからか彼方だということがわからず、重たい体を引きずって立ち上がれば臨戦態勢になり)
(/やりましょー!)
ちょ!?私よ私!
(いきなり立ち上がる相手にぎょっとすれば、これ以上悪化されては大変だと慌ててマスクを取って訴えて、相手にもマスクを手渡し)
これをつけて。風邪を早く治すために。
(/では、風邪ネタはこの辺にして、バレンタイン行きますかー
彼方か…む、息がしずらいな…
(相手にマスクを渡され同じようにつければ息のしずらさに驚いたように目を見開き、「なんだかこれをしてると顔が全然違うな」と相手に近づいてじっと見つめながら言い)
顔の半分以上が隠れてるからね。
(自身もマスクをし、グッと近付いてくる相手の顔に軽くマスク同士が触れ、顔が一気に熱を帯びるのが分かると顔を背け、マスクをしていて良かったと思いながら相手を布団の方に押しやり)
ほら、早く寝なさいよ。明日はまた特訓よ!!
む…また特訓か…
(ぷくっと頬を膨らませれば少し不満そうに声を漏らすが彼方と一緒ならと小さく呟けば小さく欠伸をすれば布団に寝転がれば「彼方は寝ないのか?」と首を傾げ)
なんで特訓で頬を膨らますのよ…
(これが本当に初代の相棒とされた道明寺家に伝わる最強の式神なのかと溜め息を吐けば、自分も寝ようと立ち上がって)
私は自分の部屋で寝るわ。おやすみ。
おやすみ
(相手がどこかに行くのはなんだか心配だが、まぁ母上もさすがにまだ来ないだろうと思えば相手がいなくなるまで見送り、布団に寝転がればそのまますぐに眠りにつき)
(/すいません!遅れました!!)
早く良くなればいいのだけれど…
(さすがに式神を病院に連れていくわけにはいかないと、慣れない看病をしてはいるものの、内心すごく心配しており、使役者として不甲斐なさを感じながら呟けば、そのまま布団に入り眠りにつき)
(/いえいえー。お互い様なので。
んー…治った…か?
(目が覚めると風邪をひいていた間の体のだるさなどが軽くなっており、喉や熱も大丈夫そうで、布団から出れば久し振りだと体をぴょんぴょんと動かして)
おはよう。
ん?どう?風邪の具合は。
(居間へ行くとぴょんぴょん跳ねる相手の姿。微笑ましい光景だと勝手に思いながら少し笑みを携えたままそう訪ねれば、相手の額に手を伸ばし熱を確認し)
うん、もう大丈夫みたいね。
それは良かった。
じゃあ快気祝いにご馳走でも作りますか。ちょっと買い物行って来るわね。
(まだ病み上がりのため栄養をつけてもらわねばと考えれば、材料を麓の商店街に買いに行こうと買い物バックをもって玄関へと向かい)
まった…一緒に行く…
(立ち上がり相手を追いかければ相手の服の裾をギュっと掴み、それほどまでに行きたいのか外に出かける準備はもうすでに万全で)
(/ごめんなさい...ばたばたしていて返すのがとても、とても遅くなりました…。まだ、いらっしゃいますか?)
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