巫女 2015-04-22 00:39:15 |
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でも…さっき彼方を襲ったじゃないか…!
(ようやく意識がはっきりとしてきたが涙を浮べれ目の前にいるのは紛れもなく優しかった時の母親で、なぜだと思いながら相手のなでを跳ね除けることもできずに上記を問いかけて)
(/さて…ここからどうなることやら。)
紅玉
それは、あやつがお前を消し去ろうとしていたからじゃ。大方、呼び出しては見たものの、うまく操れずに尻尾を巻いたのであろう。
(相手の彼方に対する信頼を何とか奪い去り自分のものにしようと、とにかく優しい口調に務め真剣な眼差しで相手を見つめるとそう諭していき)
その証拠に、先の操りだが、妾は自分の欲望をさらけ出せとしか命令しておらん。あやつがお前を襲ったのは、あやつが真相心理でそう願っていたからじゃ。
(/さて、ここからどうしましょうか…(笑) 1度紫雨、母方につかせますか?
本当に…?
(相手の言葉を聞き真実かどうかは分からないがショックを受けたのか涙をポロポロと零して項垂れるように俯いて上記を小さく呟き)
(/遅れてすいません!親戚が来てました…1回つかせましょうかね?)
紅玉
可愛そうに、あの小娘に騙されておったのじゃな…
(涙する相手抱き締めるとそう呟き頭を撫でながら、相手に見えないところで「うまくいった」と口角を上げては、真剣な表情作り相手の目をしっかり見つめ微笑み)
お前にとってあの小娘は赤の他人。所詮は使役の関係よ。妾ともう一度家族になってみぬか?
(/遅れました。すみません!!つかせましょう。頑張って取り戻します!(笑)
何言ってるんだ…始めから家族だよ
(笑顔で相手の言葉をうなづくが相手の一言に首を横に振ると上記を述べて嬉しそうに笑顔を浮かべれば抱きしめ返し)
紅玉
おう、そうかそうか。
(すっかり自分を信じ込んでいることに内心しめしめと思いながらも表には出さず相手を抱き締め背中をポンポンと優しく叩いたあとすっと立ち上がり手を差し出し)
家族なら一緒に住まねばな。善は急げじゃ。妾と一緒にいこう、紫雨。
そう…だね、うん!
(相手の言うことに頷くと彼方の耳元に近づいていくと「じゃあな、少し楽しかったけど残念だ」と小さく呟けば静かに立ち上がり相手の手を掴み)
………
(紅玉の術が掛かっているせいで眠りは深く表情はピクリとも動かないが、胸騒ぎを感じたのか、無意識のうちに立ち去ろうとする紫雨の服の裾をギュッと掴んでおり)
紅玉
何をしておる。
そんな裏切り者など放っておいてさっさと行くぞ。
(紫雨が自分についたことに口角を上げながら相手を先導しようと歩き出そうとしたが、なにやら話している紫雨の元に向かってはそう告げ、彼方が寝ているにも関わらず服の裾を掴んだことに目を見開きすぐに手を伸ばし振り払うと、紫雨の手を引っ張り強引に連れていき)
少しお別れの言葉を言っただけ
(強引に連れていかれ相手に着くように同じスピードで歩き始めれば先ほどの行為の事について上記を述べれば少し名残惜しそうに家を見れば家から離れていき)
紅玉
さて、妾のアジトに案内しよう。
山奥だから飛んでいくぞ。
(紫雨の手を取り中に浮き上がるとそのまま山の方面へ滑るように空中を移動していき降り立ったそこには木々に囲まれた神社のような木製の屋敷があり)
ここが今日からお前の家じゃ。中へ入るぞ。
………っ、やられた
(紅玉たちが屋敷へと到着した頃、やっと術がとけ目を覚ますと、隣に式神である相手がいないこと、自身の体内に微かに残る覚えのある紅玉の妖気を敏感に感じ取り、悔しそうにそう吐き捨てると相手を救い出そうと急いで身支度を始め)
紅玉
ほら、見てみよ紫雨。
(部屋の奥にある水盆の水面にはなぜか先程まで)た陰陽師の屋敷の部屋が頭上から見下ろす形で映っており、そこには紅玉の術によって、彼方が「式神を強制的に封印するための術が書かれた書」を懸命に読み耽っているという虚偽の姿が映っており)
…彼方…いやあの女め…よくもやってくれたな…
(今までのことが全て嘘だったと思うと騙されたと酷く凌辱された気分になり、自らの顔を片手で抑えながら歯を噛み締めれば水面を睨みつけていて)
気配は……、こっちか!!
(寝間着から昼夜の活動着に着替えると胸元やポケットにはたくさんの札を詰め込み拐われた紫雨を助け出そうと屋敷の外へ出ると、微かな気配を感じ山の方を睨み付けるとそう呟き、一目散に走り出し)
紅玉
人間とは所詮そんなものよ。そんな存在、この世から消してしまえばいい!!
(裏切られたと感じている紫雨に更に畳み掛けるように上記を述べるとわざと少し気配を漏らし彼方が気づくように仕向け、水面に映る情景を切り替え今度は現実の姿である懸命に走る彼方を頭上から映し出し)
ほら、あの胸元の札、アレでお前を封じ込むつもりなのじゃ。自分で呼び出しておきながら、なんという傲慢さ。
絶対許さない…
(相手の様子を見ると怒ったように髪と尾の毛を逆立てれば全身からバチバチと黒い雷を発生させていればそこにさらに炎を燃え盛るように混ざりこんでおり)
くっ……、意外と遠いな…
(気配を感じる方向へ懸命に走り続けるも山の麓まで到着した頃には走る体力も残っておらず、それでも相手を助ける気力だけでなんとか足を踏み出し、木々を掻き分けて山の中へ進んでいき)
紅玉
………
(水面を食い入るように見つめ怒りを露にする相手の背中を眺めながらニヤリと口角を上げるとその背中に声を投げ掛け)
さあ、迎え撃ってくるのじゃ紫雨。恐らくあやつはお前を油断させるために、甘い言葉をどんどん吐いて来るだろうが隙を見せてはならぬぞ。先の情景があやつの正体。惑わされずに一気に畳み掛けるのじゃ!!
わかった…
(妖というよりももはやケモノに近いような姿で頷くともうすぐやってくるであろう屋敷の入口に狙いを定めたまま待っていて)
もう、少しっ……
紫雨!?
(一歩また一歩と山の奥へと進んでいくと、辺りの空気はどんどん重くなっていき、やっと開けたところに出たと視線を足元から正面に向けるとそこには助けに来た相手の姿があり思わず名前を叫び駆け寄るも、いつもと違う雰囲気を感じ驚いたように心配そうに相手の表情を覗き込み)
大丈夫?
アイツになにかされたの?
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