一和臣 2015-04-20 23:41:15 |
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んー、おしいなー。
俺は寝たいときに寝る感じ。
…分かっててやってんだもんなあ、ほんっとタチ悪い。
(止むを得ずと言わんばかりの言葉に不貞腐れたような表情を浮かべては扉から手を離すとそのまま緩く腕を組んで。此方を見つめてくる精悍な顔立ちを見つめ返すと思い出したように手に持ったままの菫を相手の右耳の上部に差し込み、「やっぱ紫似合う。」なんて嬉しそうに表情綻ばせては満足げ。)
なるほど…だがそっちの方が体に悪くないか?
そういうお前こそ、夜遅くに家まで来るなんて相当タチが悪いぞ(表情が面白いほどにコロコロと変わる相手に口には出さないも、もっと見ていたいと思いつつ憎まれ口をたたき。すっと右耳上部に差し込まれたソレを確かめるように手で触れ、しまいには取ってしまい。とてもキレイに咲いてることから仕事場からわざわざ持ってきた花だと察し「どうしたんだ、この花」と種類が何が分からず。)
んまあ、生きてるしイケるでしょ。
あわよくば夜這いしちゃおっかなーなんて。
(緩く腕を組み首を傾げては知らぬ素振りを見せながらも、相手との軽口のやりとりは心地好いもので楽しげに笑み。己が髪飾りとしてつけた花は相手の手の中に、残念そうに「あー…」なんて小さく声をあげてるも捨てることなく感心を持っている様子に少し嬉しげに「菫。可愛いでしょ。似合うと思って持ってきちゃった。」機嫌よく目許を緩めて。)
これからどんどん暑くなってくからな、熱中症で倒れましたなんてことは起こすなよ(楽観的な相手にやれやれと苦笑い気味に)
寝言は寝て言え。(呆れたように態とらしく大きくため息を吐くも、こちらとしても相手とのやり取りは楽しいらしく、素直な態度は取らないものの邪険に扱うようなこともせず。それどころかなかなか帰る気配のない相手に折れたのか、玄関のドアを開けて入るように促し)そう言うのは女性に贈るもんだ。…で、だ。ここで話すのもそろそろ疲れた。続きは中に入ってからはどうだ?
倒れたら和臣さんに看病してもらおーっと。(くく、)
仕事お疲れ。企業戦士はGWとかないもんなあ。
…あ。あと、遅くなってごめんね。待ってた?
夢見心地ってヤツだからさ。
(呆れ混じりの淡泊な返答が心地良い、肩を小さく震わせながらこみ上げてくる笑いに喉の奥を小さく鳴らして。此方としては相手の髪に花を飾るという目的を果たすことが出来た為満足していたものの、思いがけぬ入室を促すような言葉に小さく双眸を丸め。「女のヒトなあ、―…え、いいの?やった。お邪魔しまーす。」徐々に表情は綻び遠慮など皆無に敷居を跨いで先に中へと。)
そしたら即、病院に預けるよ(にっこり)
俺が待ってた分、付き合ってもらうからな。
…散らかすことだけはするなよ(家の主よりも先にバタバタとら家の中に入って行く相手を見て、少々不安気味に。相手に続いて玄関へと入れば電気を点けてあげ、手に持つ菫の花をせっかくだからと瓶の代わりにグラスに活ければリビングのテーブルへ置き)
もー、相変わらずつめてーの。(目細め)
そんなかわいーこと言われたらねえ、もちろん。
えー?俺そんなハリケーンみたいなことしないって。
(靴を脱ぎ揃え足取り軽く室内に入っては、小さな子供に注意を促すような物言いに少しばかりの不満の色を交えた声色にて。後から入ってきた家主を振り向いては手にあるグラスに活けられた先程の菫、その行先について行くと嬉々と目許を緩めて。「それとも、散らかさなかったら何してもオッケー、てこと?」なんて屈んでは悪戯っ子のような表情で顔を覗き込み。)
可愛いは余計だが……まぁ、遠慮なく(と、言いつつ何か思いつくことがないのか、ううーんと唸りながら腕組みして)
そういうの屁理屈って言うんだぞ?(リビングテーブルの上に活けた菫に目をやり嬉しそうに微笑を浮かべ。そうしていれば相手の言葉が耳に入ると共に顔を覗き込まれ、またからかわれると思ったのか、シャンとした表情へと戻して)
うーん、じゃないでしょ。ほら、おいでー?
(考え事をし始める相手をもどかしく感じたようで、両腕を広げ笑顔で待機)
だーってさー、屁理屈こねこねしないと何もさせてくれなそーだもん。
(視線は菫の花から緩んだ精悍な顔立ちに嬉々と目を細めながら口許に弧を描き。すぐに元に戻った表情にテーブルの傍らに膝を折り曲げるようにしゃがみこんでは、腿あたりで頬杖をつきながらいい大人が拗ねるような間延びした口調で。)
それなら俺はこっちの方がいいな(広げられた両手の中に飛び込むのはどうも性に合わないと思っているらしく、相手と己の指を絡めればキュッと握り、そのまま手を引いて抱き締め)
まったく。君と話していると中学生の相手をしているみたいだよ(子供地味た発言をする相手にやれやれと態とらしくため息を吐くものの、そんな姿が可愛らしく見えるのかまるで弟を可愛がるように大人しく座る相手の頭部をわしゃわしゃ撫で。冷蔵庫へと足を運べば「何か飲むか?」とその場で問いかけ、習慣らしく自分は何の迷いも無く缶ビールを手にやり)
…きてほしかったのになあ。
(何処か不満げにぽつり。しかしちゃっかり肩に顎をのせ片方の腕を相手の背に回し。)
中学生?そんなに若く見られんの初めて。
(喩えは実年齢より一回りほど若く驚いたように数回瞬きしてみせると何故か感心したように。髪を乱す大きな掌の感触は心地良く目を細め、その長い脚に寄り掛かろうとするも移動を開始する相手にそれは叶わずそのまま虚しく床に横になる形に。「んー、同じものがいい。」ぼんやりと相手の背中を眺めながら上の空のような声色で。)
ハイハイ、じゃあ今度な。(不満気に言葉漏らす相手を宥めるように、後ろに回した手で背中をさすさすと撫でてやり)
ほう…俺にはそう見えるけどね。(他の人達に言われたことはないと聞けば、逆にそれに驚きをみせて。摩訶不思議だとでも言うように口にし。背中越しに聞こえた相手の声に振り返り、確かめるように「缶ビールでいいのか?」と問いかけつつも、中に入っているソフトドリンクを取り出して)
ほんとかなー、その今度はちゃんと来るのかなー。
(父親が幼い子供に言い聞かせるかのような言葉に疑いの目を向けて。)
こんなとこ見せられんのは和臣さんくらいだから、なーんて。
(思い出すように首を傾げるもすぐに思考を放り投げては、冗談交じりの軽い調子にて。此方を向く相手の手の物を見ては「いいよ、俺お酒好き。」と両腕を伸ばして。)
んー…。あー、ほら、男に二言はないって良く言うだろ?(疑いの眼差しを向けられ、渋々と言った感じでコクリコクリと頷き)
他の奴に見せたら怒られそうだもんな(自分くらいだと耳にすれば、例えば仕事仲間達と…と言うシチュエーションを想像してウンウンと納得気味に頷き。缶ビールを相手の手に渡せばお酒やらジュースやらの数缶をテーブルの上を置き「飲んでもいいが、酔い潰れたりはするなよ?」と忠告。自分も缶ビールを手にすれば相手とは少し離れた二人掛けソファにどかりと腰掛け)
聞いたことはあるけどー…、まあいっか。
(これ以上疑念を向けようと不毛なやりとりが続くだけだろう、早々に諦めたのかあっけらかんと。)
今でも怒られてるかも。…あんたは?しゃきしゃきやってる?
(悪びれるでもなく可笑しそうに肩を震わせて喉を鳴らす。仕事中の相手もきっと今のような姿なのだろう、と近況を尋ね。酒の缶を受け取るとゆっくりと上体を起こし髪を軽く掻くように乱雑に整えながら小気味良い音を立てプルタブを引き上げ「はーい。…ほら、じゃあカンパイ。」と膝立ちになりそのまま近寄るとソファの座る部分に腕を置きつつ缶同士を弱くぶつけ。)
さ、ほら。俺の相手してくれるんだろ?(言い合いよりも優先すべき事があるのだと、背に回している手をといて代わりに頬をするりと撫で)
ああ、もちろん。営業だし、一歩間違えたら大変なことになる。俺はまぁ、まだ下っ端だがこれから責任もいろいろついてくるだろうからな…(可笑しそうに笑う相手とは真逆で。プライベートも真面目であれば仕事も変わらず真面目だと、これからの事を思えば何だかため息が出て。「ん、カンパイ。お疲れ様だな」カチっと缶ビールのぶつかる音につられてか、相手と同じように言葉を発し。グビビっと一口喉へと通し、そのビール特有な喉越しにぷはぁっと息を吐き。)
どうしよっかなあ。
(なんて悩む素振りは言葉だけ。頬を撫でる掌に擦り寄るとそのまま重ねるように手首を掴みそこに口付けを。)
下っぱなの?いがーい、…あんたが他の人にへこへこしてるとこ想像できない。
(驚いたように目を丸くすると緩く腕を組みぐるぐると考えを巡らせながら首を傾け。「いいねえ。お酒強いの?」飲みっぷりの良さに楽しげに口端を上げると倣うように缶ビールを呷り、喉を通り過ぎてゆく苦い炭酸にぷはっと息を漏らすとソファにしなだれかかるような体勢に。)
じゃあ、また俺からにしようか?(迷うような言葉を発するも素振りはそう見えず、口付けられたその部分に微かな温度を感じつつ、挑発的な言葉で返し)
ああ。今の会社に入るまでは教員目指してたんだよ。俺には荷が重すぎて諦めたけどな…(まだ入社してそんなに経っていないのには訳があり、チラリと昔のことを口にするも自分にとっては苦々しい思い出なのか、あまり深くは話さず、何を思っているのか両手に持ってる缶に目線向け。相手の問いかけにハッとすれば「まぁな」それだけ溢し)
ん、…俺から、って?
(あんぐりと口を開き手首に噛み付こうとしたところで気になる言葉が掛かるとそれを止め、相手に視線を向けて。)
へえ、…はじめセンセイかあ。向いてると思うけど。
(中学生と表した自分を上手く扱う相手に最適な職だろう、言及することはなくただゆるり首を擡げると目線を斜めに上げ光景を頭に描き。好意を持っている相手と酒を飲み交わしているのだから当然の如く上機嫌で、「酔ったらどーなるのかねえ。」また一口酒を呷り缶の中身を半分程度まで減らすと楽しげに目を細め。)
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