世話係(仮) 2015-04-17 22:21:08 |
通報 |
時はとある二人の幼馴染。片方はそれは元気の申し子と呼ぶに相応しいほどに輝きに満ち溢れ、太陽に愛されていた。もう片方は一言で表すのなら「黒」又は「夜」が相応しいであろうことか。言葉は彼を暗いと指してはいるが、所詮言葉は言葉。驚くほどに端麗な彼に皆は息を呑む。彼は艶やかに人々を惑わす夜の月に好かれていた。
彼らは互いに惹かれあって、惹き合って。
想いは通じ合っている……はず。
そんな彼らの片割れ。「夜」な貴方は気まぐれで見た目に反したように自己中で我が侭な遊びほうけるどうしようもない人。毎日のように連れる彼女が変わる貴方。でもその行為は何故か同居しているあいつの気を惹きたいから。
キスもして、抱き締めあったのにこれ以上何を求めるのであろうことか。
想いがすれ違いすぎて恋人の基準がどうにかなってる二人のお話。
トピック検索 |