Android 2015-04-17 21:50:04 |
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まあそうだろうけど…少しは疑うことも覚えろよ。
(当たり前のように言う相手だが主人とはいえまだ知り合ったばかりであり簡単に信用してはならないと自ら教え。どこか不機嫌そうな相手の言葉を聞き取るも離す気はないのかその体勢のまま「いや寂しすぎんだろ。…お前は何もしなくていいからこのままでいさせろよ。」と。)
…斎の事、疑った方がいいの?
(疑う事も覚えろと言われては自分とあまり関わりのない人物なら警戒心を持って軽く疑う所から関わって行くが、何となく相手にはあまり疑おうという気持ちが無い事に気付けばやはり相手も出会って間もない為疑った方がいいのかと悩んでは、本人に尋ねるといった言動をとり。相手がどうして抱きしめてくるのか意図が分からずにいるも嫌な気はしなく相手がそう言うならと大人しくしている事に決めては「…よだれ、付けないでよね。」と。)
さあな。…疑いたくないなら疑わなくていいんじゃねーの。
(相手に危害を加えるつもりはないが先程のように嘘をつくこともある為完全に信じていいとは言えず判断を相手に任せることにし。長期に渡る一人暮らしにより生じた人肌恋しさのせいかなんとなく相手を抱き締めてしまったが本来ならば寂しいのは相手の筈であり。少しでも安心感を与えられればいいなどと後付けで理由を考え、釘づけに対しては「付けねえっつの。」と。)
そう、なら時々は疑う様にするよ。
(疑う、信じるの比率というのは人や状況に寄って変わる為どちらかだけという訳にはいかず難しいなと感じてはこれに関してはもっと情報を得なくてはと思いこれからは主といえど相手を疑う事も学ばなくてはと考え付いた結果を上記の様に告げ。相手が本気でよだれを付けてくるとは思っていなく否定されては「冗談だよ。」とクスクス笑い。徐々に伝わってきた相手の体温に安心感を感じては相手をじっと見詰め「斎、…僕を引き取ってくれて有難う。」と突如感謝を告げて。)
正しい選択だな。
(相手に告げられた言葉を聞いて賢明だと思うと同時にこれから少しずつ信頼関係を築いていけたらいいなんて考え。突然素直に感謝を告げられてしまえば驚いたように目を見開いた後調子を狂わされたのか目を逸らして「…なんだよいきなり。」と。)
難しいね、人間って。
(今は主だからという理由で信じる基準の一つであるが、何時かは主だからではなく相手だからこそ信じられると思える様になりたいと密かに思いながら、人間に近づくにはまだまだみたいだと呟いて。「別に。…ただ君が引き取ってくれなかったら、僕はあのまま一生目を覚ます事もなく捨てられる所だったんだなって思って。」はぐらかそうかと思うも、こういう事はちゃんと伝えておこうと思い直し伏せ目がちに告げて。)
…まあ焦らず少しずつ勉強していけばいいよ。
(まだ相手との生活は始まったばかりでこれから幾らでも時間があるので相手の呟きを聞き取っては上記告げ。伏目がちに告げられた言葉には眉寄せて「ああ、そうだな。…でも結果捨てられなかったんだからそれでいいだろ。変な想像するんじゃねーよ。」などと言いながら腰に回していた腕を一度離してでこぴんしてやり。)
…うん、斎の事ももっと知りたいって思うよ。
(人間の感情もそうだが相手についてもまだまだ知らない事だらけでもっと分かり合いたいと思っては珍しく素直に口にしては小さく笑って。「…いたっ、…そうだね。有難う、斎。」デコピンされてはぎゅっと目を瞑り額に小さな痛みを感じながら不満気な顔をするも直ぐに表情和らげ擦り寄る様にしてそっと抱き締め。)
…知っていこうな、お互いに。
(此方も相手のことは殆ど知らないため同じ気持ちで相手の発言に同意しては頷いて見せ。珍しく擦り寄ってくる相手の姿は小動物を彷彿させ、穏やかな気持ちで抱き締め返してやりながら「ん。…もう遅いから今日はもう寝ろよ。」などと言って子供をあやすように背中軽く叩いてやり。)
うん。
(お互いにの言葉に自分だけではなく相手も自分の事を知りたいと思ってくれていると分かれば嬉しそうに頷き。抱き締め返され包まれる様な温かさと安心感を感じ背中を優しく叩く僅かな振動に心地良くなっては段々と意識が遠のいてきては「…ん、お休み。」と呟くと目を瞑り。)
おやすみ、ユウト。
(相手の言葉に応えるついでにあまり呼ばない名前を呼んでやり。その内自分も睡魔に襲われては目を閉じて規則正しい寝息立て始め。)
…ん。…斎、起きて。午前6時になった、朝だよ。
(数時間眠った後充電も回復し静かに目を覚ませば辺りは薄明るく時間を確認しては午前6時。隣を見れば相手はまだ眠っている様で、相手が何時に起床するのか知らないが自分は完璧に目を覚ましてしまえば絡められた足と回された腕からスルリと抜け出し、むくっと体を起こしては相手を揺さぶり起こそうとし。)
んあ、…あと5分。
(普段あまり睡眠を取れず寝不足がちであるため休日は昼過ぎまで寝る習慣があり。それを起こされてしまえば目を薄っすらと開けて相手を視界に捉えるもまだ午前六時だという言葉が耳に届いてしまえば布団を頭まで被ってもう一度寝ようと目を閉じ。)
…5分経った。斎、6時5分。
(相手の瞼が僅かに開いたのを確認しては揺さぶるのを止めるも、後は5分と言葉を発して頭まで布団を被ってしまったをじっと見てはそのまま静止し5分経つとまた相手を揺さぶり。)
っ…あーもううるせえな。
(機械であるから当然といえば当然なのだが正確に5分後に起こされれば苛立ったように上記を。鳴り止まない目覚ましでも購入したような気持ちで上半身起こしては寝癖ついている髪を軽く掻きながら「起きりゃいいんだろ起きりゃ。」などとぼやいて欠伸かまし。)
…ふ、寝癖ついてる。
(相手が5分と言ったから5分後に起こしたのにどうして苛立っているのだろうと悪びれもなくその様子を眺めていては、目にした寝癖のついた髪に可笑しそうに小さく笑って。)
笑ってんじゃねえ。
(寝癖など気にもならないが指摘された上に笑われてしまえば不機嫌そうに眉寄せ。一応は直そうとベッドから出ては「とりあえず顔洗って来る。」とだけ告げて洗面所の方へと向かい。)
だって、…どうしたらそんな風につくの?
(自分は寝返りをうつ事がない為寝癖等ついた事もなく重力に逆らう様に跳ねている髪が不思議でならずまだ笑っていて。洗面所に行くと聞けば「あ、僕も行く!」と続いてベッドから出ては後を追う様に着いて行き。人間がというより相手がどの様に身支度をするのかが気になる様で。)
そんなの俺が知りてえよ。
(相手には色々と教えてやりたいところだがどうしたら寝癖が付くかなど知る筈もなく、寝返り打った記憶もないため恐らくは最初から変な方向に押さえ付けていただろうなどと予想し。相手が背後から付いてくる気配を感じつつも気にすることなく洗面所にて水のみでの洗顔を済ませてはタオルで拭き。)
…重力に逆らうなんて大した物だね。
(どういった経緯でそのような寝癖がついたのかは大体分かっており、自分が知る物の中で重力を無視するような物はなくからかい混じりに告げて。洗面所に着けば相手の隣に立ち、何をする訳でもなくただ様子を眺めていて。)
うるせえ。好きで逆らってる訳じゃねえっつの。
(寝癖を大した物だと言われて喜べる筈もなく、からかわれたことに対して腹が立ったのか軽くデコピン食らわせ。そのまま歯磨きを開始するも相手が見ているだけなのが気になったのか"ん、"と新しく相手の為に用意した歯ブラシ差し出し。)
っいた!…何もデコピンしなくてもいいじゃない。冗談でしょ、ただの。
(額に感じた鈍痛に何をされたか分かり片手で額押さえながらぶつぶつと文句垂れて。相も変わらず眺めていては差し出された物を手に取りそれが歯ブラシだと認識しては使い方を検索し大体やり方が分かれば、相手を見て真似て口に含んで歯を磨き始めては「ほう?」と口に歯ブラシを咥えたまま首を傾げて。)
腹が立ったからつい。
(文句垂れる相手に対して悪びれない様子で理由になっていない理由述べ。見よう見まねで歯を磨き始めたかと思えば突然首を傾げだす相手に視線向けて「ほうひは?」などと、どうしたと聞きたいのかもごもごと口を動かし。)
冗談に腹が立つなんて心狭いよ。
(何がついだと不貞腐れた顔をしては自分には心なんてないけどなんて思いながら上記を。伝わらなかったかと口から歯ブラシを離しては「合ってる?」と再度尋ねて。)
おーなんとでも言え。
(己の心の狭さなど自覚済みであり指摘されても気にする様子なくどうでも良さげに上記を。先程の磨き方を見ていても特に違和感を感じなかったため頷いて見せ、磨き終えた頃に口をゆすいでコップを綺麗に洗っては共用するつもりなのかそのまま水を入れて相手に差し出し。)
…もう、機嫌直してよ、悪かったって。
(相手の様子を見て少しからかいすぎたかと反省しては言い方はあまり反省してないようだが謝って。相手が頷くのを見ては何処か嬉しそうで相手が口をゆすぐのを見ていては、差し出された水の入ったコップを受け取り同じ様に口をゆすぎ顔を上げては「何か口の中が気持ちいいね」と小さく笑みを浮かべて。)
キスしてくれたら許してやるよ。
(機嫌を損ねている訳ではないが傍から見ればそう捉えられてもおかしくないような態度をとっていたのは確かで。実際にさせるつもりはないが仕返しとばかりに上記述べては悪戯っぽい笑み浮かべ。相手の感想を聞いて頬緩めながら「すーすーするだろ。」などと此方の感想も述べて口周りを拭けとばかりにタオル差し出し。)
…これでいいの?
(キスという行為は知っており行為の意味は愛情表現だった筈と考えては何故キスを要求するのだろうと不思議に思うも、それで機嫌が直るならと相手との距離を詰め頬に片手添えては身長差を埋める為背伸びをしてそっと触れるだけのキスをして。ゆっくりと顔を離しては平然といった様子で見上げて尋ね。歯磨きとは気持ちいい物だと知れば何度でもしたくなるなと思いながら差し出されたタオル受け取っては口周りの水滴を拭って。)
っ…よくねえ。簡単にしてんじゃねーよ。
(想定していたのと違う展開には流石に驚いたのか一瞬茫然とするもすぐ我に返り、機械とキスをしたという事実に複雑な心境になりながら口元拭って余計不機嫌そうに上記を。相手がタオルで口周りを拭いているのを横目に寝癖直し、目立たない程度になれば「何か食いたいもんあるか?」と朝食を作るためまずは相手のリクエストを聞いてみることにし。)
…意味分かんないんだけど。君がしろって言ったんでしょ?
(口元を拭い不機嫌に告げる相手に言われた通りにしたのに何故不機嫌になるんだと納得がいかず眉を寄せては此方も不満気で。口からタオルを離しては朝食の事を言っているのだろうと察しては「僕、食べなくても大丈夫だからいらない。」と当然の様に告げ。)
冗談に決まってんだろ。少しは躊躇しろよ。
(分かり易い冗談を真に受けられるなどと思うはずもなく。感覚が人間とずれている相手に常識というものを求める方がおかしいかもしれないが愛情表現を簡単にして欲しくはないもので。当然の如く告げられた言葉に一瞬目を丸くした後「食えないことはないんだろ?人間に近づきたいんだったら食えよ。」と。)
躊躇?他の人にならしてたよ、ていうかキスなんてしない。今のは相手が斎だったからいいかなって思ったの。
(冗談と言われても薄々分かっていた事で驚く様子もなく、自分もキスを躊躇う気持ちは持ち合わせており軽率にした訳ではないと不機嫌ながらに告げて。人間に近付きたいのは確かなのだがエネルギーを消費するのも避けたいと思い少し悩んでは、やはり人間に近付きたい気持ちの方が大きく「…じゃあ、食べる。」と。)
へえ、そんなに俺が好きか。
(軽率にした訳ではないと知れば安心すると同時にどこか嬉しくも感じ。今度は相手が不機嫌になってしまえば頭にぽふぽふと手を置きながら冗談交じりに上記を。相手がエネルギーを摂取する行為で逆にエネルギーを消費してしまうなどと知る由もなく何故悩んでいるのか分からずに緩く首を傾げるも了承されれば「おー。で、何食べたいんだよ?」と改めて尋ね。)
…うーん、まぁ30%くらいかな。
(頭に手を置かれながら顎に片手当て悩む素振りしては分かり易くパーセンテージで伝えて。食べたい物を聞かれるも食欲といった物を感じておらず少し困るもふと思い付いた様に顔を上げては「斎が好きな料理。」と答えて。)
恋愛ゲームの好感度かよ。…まあでも分かり易くていいな。
(予想の斜め上をいく返答に小さく吹き出すも嫌いではないなんて考え。好きな料理といっても朝から重たいものを食べる訳にもいかないためある意味では困る返答だと思いつつ「ん…じゃあ適当に作って来るから待ってろ。」とだけ告げて台所の方へと足を向け。)
100%になるまで頑張ってね。
(クスクスと笑いながらからかっている様で。待ってろと告げられるもする事も無くじっとしているのも退屈だと思っては邪魔しない様に料理する様子でも見ていようと相手の後をついて行き。)
おー。攻略するから覚悟してろ。
(からかわれるも気にする様子はなく不敵な笑み浮かべながら上記を。台所につきいざ料理を始めようとしていた所気づけば隣には相手が立っていて。「なんで付いて来てんだよ。」などと呟くも追い出す気はないようで無難にパンケーキでも作ろうとボウル取り出して材料投入いていき。)
僕はそんなに甘くないよ。
(受けて立つとばかりに生意気な笑みを浮かべて。じっと相手の手元を見詰めていては不意に掛けられた言葉に視線は手元のまま「邪魔してないんだから別にいいでしょ。」なんて返し何が出来るんだろうと表情には現れないものの雰囲気はワクワクといった様子で。)
…まあいいけど。
(興味津々といった様子で手元を見詰めてくる相手に構うことなく黙々と材料を泡立て器で混ぜ合わせ。良い頃合いで熱したフライパンに流し込んで片面が焼けた頃にひっくり返したりと慣れた手つきで調理を進めていき。)
わ、いい匂いしてきた。
(相手の手際の良さを感心した様に眺めていてはひっくり返す上手さに瞳の奥を輝かせて食い入る様に見詰め、甘い香りがしてくれば敏感に察知し楽しそうで。綺麗に焼けているそれを見て材料と作り方から検索しては「パンケーキ…?」と首を傾げて。)
そうそう。よくわかったな。
(現在作っている物の名称を見事言い当てられれば感心したように上記を。そのまま何枚か焼いて皿の上に重ね、バター載せて蜂蜜を上から掛けるという至って普通のパンケーキを完成させれば「ん。熱い内に食えよ。」などと言いながらフォークとナイフを乗せた皿ごと相手に差し出し。)
ま、検索すれば一発で分かるけどね。
(嬉しそうにしては得意気に告げては皿に重ねられていくパンケーキを楽しげに見ていて蜂蜜とバターの甘い香りに思わず頬緩め。皿を受け取っては「ありがとう。」と嬉しそうに受け取っては立って食べるのは行儀が悪いとリビングの食卓へと向かって。)
検索とかずりい。
(得意気に告げることでもないだろうなどと思うも言葉とは裏腹にどこか楽しそうで。礼を述べてリビングの方へと消える相手の後ろ姿を見送れば素早く自分の分も作り。相手に渡したのと大凡同じようなパンケーキを完成させては皿片手に食卓へと向かい。)
へへ、いいでしょー。
(博士が付けてくれたこの機能にはとても感謝しており自慢げに笑って。食卓に腰掛けては相手を待っていようと手を付けずに待っていたがいい匂いに我慢出来ず、小さく頂きますと告げては丁寧にパンケーキを切りフォークを刺して一口食べては思った通りの美味しさに口についた蜂蜜にも気付かずぱくぱくと食べ進め。)
(検索機能を付けたのは当然博士であろうと予想しては自慢げにする相手を見てどこか不機嫌そうに眉寄せるもすぐに何事もなかったかのように目を逸らし。食卓に行ってみればパンケーキを頬張っている相手がいて「もう食ってんのか。」と声を掛けながら相手の前の席に腰掛け、口についた蜂蜜に気づいては後で拭いてやろうと思いつつ取り敢えずは指で掬い取ってやり。そのまま口に運んで舌を絡ませながら「…甘。」などと呟き。)
…何?斎もこの機能欲しいの?…僕に言ってくれたら調べてあげるよ?
(眉を寄せ視線を逸らされては不機嫌なのが伝わり首を傾げながら的外れな勘違いをして様子を伺う様に見詰めて。相手が食卓に来れば顔を向け「美味しいよ、パンケーキ」と気に入った様で此方に伸ばされた手を不思議そうに見ては口元を拭われ、そのままその手の行方を眺めていては相手の口へと運ばれ舐めとるのを見ては口元に蜂蜜がついていたのが分かり恥ずかしくなっては「言ってくれたら自分で拭くよ。」と視線逸らして。)
…ん。色々調べて貰いたいことがあるから傍にいろよ。
(盛大な勘違いをしている相手だがその方が此方としては有難く、視線合わせながら上記告げては相手の頭に手を伸ばしてくしゃりと撫でやり。どうやらパンケーキを気に入った様子の相手見て目元緩めつつ告げられた言葉に対しては口の端吊り上げながら「そこはありがとうって言うところだろ。」などと言いながら徐に口から指を離し。)
(/ 遅くなってすみません! まだいらっしゃるようならお相手願います! )
仕方無いから何時でも近くに居てあげるよ。
(機能の事だとしても自分を必要として貰えている事が嬉しく口調は上から目線なものの穏やかな表情で目を細め撫でられる感覚に温もりを感じて相手に引き取って貰えて一人きりにならなかった事を密かに感謝して。恥ずかしさから思わず顔を逸らしてしまったが確かに相手の言う通りだと思えば顔を相手の方に向け照れ臭そうにチラリと見ては「…ありがとう。」と呟いて。)
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