Android 2015-04-17 21:50:04 |
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そりゃ擽ったいように触ってるからな。その感覚が"感じる"ってことだよ。
(どうやら意味を取り違えているようだが擽ったいという感覚は味わっていたようで、先程の反応から見るに人並み以上に敏感な様で今のところは人間と違うところは見受けられず。意地を張り出す相手を見ては軽く頭を撫でてやりながら「おー頑張れよ。」と適当な言葉を掛け。)
態とだったのか!…感じる、か…データに加えておくよ。
(不自然な触れ方だと思っていたが分かっていての行為だと知ればやっぱりと言うように。新たな感覚を学べば先程の感覚を少し思い出しながら新たにデータに保存しておく事にし、また新しい事を覚えた事に嬉しくなっては「…斎、これからも色々な事教えてね」と小さく微笑み。頭を撫でられては目を細めるも適当に返された事に少し不満気に「今度、袖を捲る様な時があったら僕を呼んでよね」と。)
おう。…色々、な。
(データに加える程のことでもないため純粋な相手を汚したような気分になるも阻止する訳にもいかずに何とも言えない表情作り。会話の流れから色々というのが不純な意味にも聞こえて意味深に上記を。突っ込みどころ満載な相手の発言に対しては「何でだよ。自分で捲れるっつの。」と。)
…あ、髪はまだ濡れてたんだった。
(微妙な表情なものの了承してくれたと思えば何処か嬉しげにしていて。不意に髪から水滴が落ちるのに気付き、そういえば髪は十分に拭かなかった事を思い出し呑気に上記を。自分だけやってもらったというのが気に入らないらしく相手にそう言われても引き下がらず「何でさ、僕もやってあげる。」と頷く事を促す様にじっと見詰めて。)
は?ちゃんと拭いとけよ…ったく。
(相手の言葉に反応して髪の方へと目を向けてみれば綺麗な銀髪からは水が滴っており。呆れた様に溜息交じりに上記告げては風呂場の方へ行き、綺麗なタオル片手に戻って来るなり無言で相手の頭に被せて拭いてやり。引き下がろうとしない相手を見て面倒になったのか「あーはいはい。覚えてたらな。」と此方から折れて頷くも覚えてたら、の部分強調し。)
…ごめん。…わっ…!
(呆れた様子を目にしてはあまり悪いとは思っていなさそうに平然としているが一応というように謝罪述べ何処かへ向かって行く姿を見送り。相手がタオルを取りに行ったとは知らず、タオルを取りに行こうと風呂場の方へ向かおうとしたのと同時に相手が此方に戻って来た事に気付いた瞬間頭に被せられた物に驚くもタオルだと認識しては取りに行ってくれていた事を知り目を細めては大人しく拭いてもらっていて。面倒そうだと気付けばこれ以上言うのはやめにし)
ん、こんなもんだろ。
(相手が大人しくしている間に慣れた手つきで髪を拭いていき、ある程度水分が取れたことを確認してはタオル取って上記。先程は濡れていたせいで気付かなかったが長い間放置されていた髪は洗ったことによって見違う程綺麗になっており白銀色のそれを指に絡ませては「綺麗だな、」と呟き。)
…ん、有難う。
(タオルが退けられては軽く首を左右に振り顔を上げては小さく笑みを浮かべて礼を述べ。不意に紡がれた言葉に人間にはあまり見ない髪色でそんな風に言われたのは初めてで少し驚いた様に相手を見詰めては「そう?そんな事初めて言われたよ。」と少し照れた様にはにかんで。)
そうなのか?…俺は好きなんだけどな。
(誰の目から見ても綺麗だろうと思っていたが何故か驚いたような反応を示す相手を見て不思議そうに目を瞬かせ、口許緩めながら珍しく素直な感想を述べては髪を梳くように撫でてみて。)
…す、好き?
(相手の緩んだ口元と言葉に目を丸くし思わず聞き返し、何故か心臓等ないが胸の辺りに違和感を感じ左胸に軽く手を当てては落ち着かない様な恥ずかしい様な気になり段々とほんのり頬を赤く染めて「…何かな変な感じがする。」と呟いて。)
変な感じ?…何、どきどきしてんの?
(相手の言動を見て故障を疑うもそれ以外に何かあるとしたらそれしか思い浮かばず。褒められ慣れてなさ過ぎだろなどと思うも頬染めている様子を可愛らしく思っては小さく笑いながら頬に手を伸ばして先程のとは違う掌で頬を包み込むような撫で方をし。)
そ、そんな訳ないでしょ!ちょっと落ち着かないだけ。
(自分でも一瞬故障という言葉が頭に浮かぶも異常な所はなく戸惑っていては相手の言葉が何となく当てはまる様な気がするが認めるのが恥ずかしく視線逸らしては否定して。頬を包み込まれるようにされてはどうしたんだと少し困惑した様な表情で「…い、斎…」と見詰めて。)
そうかよ。
(わかり易い反応を見て上記述べるも信じていないのか喉の奥で小さく笑い。頰を撫でてみれば困惑した様子で見つめてくる相手に「ん?…ああ、ごめん。可愛かったからつい。」などと平謝りするも手は止めずにするすると頰を撫で続け。)
か、可愛い!?…ちょっと、僕一応男なんだけど!
(その言葉は女性や子供に対して言うのが自然で男性に向けて言うものではないだろうと戸惑いと驚きの入り交じった表情をするも、自分が男として認識されていないのかなんて思えば不貞腐れた顔でじとっとした視線向けて。未だに頬を撫でられ続け徐々に落ち着きを取り戻せば触れられる感覚が気持ち良く感じゆっくりと瞬きを数回しては穏やかな表情浮かべ。)
知ってるっつの。可愛いに性別は関係ねーよ。
(相手を生物学上で男だと認識してはいるが可愛いと思ったのは事実で。その形容詞を男性に使ってはいけないという規定はない筈だと思えば悪びれない様子で「褒めてやってんだから喜べ。」などと偉そうに言いながら相手の頬を軽く抓ってみて。)
そ、そうなの?
(性別は関係ないとの言葉に驚くもだとしたら自分の何処が可愛いなんて思わせたのかと先程の言動を思い出すも見当が付かなく、褒められたと知れば「…有難う。」と少し腑に落ちなさそうながらも照れたように軽く俯いて。頬を抓られれば「ちょっと、いひゃいんだけど…。」と何なんだと言いたげな視線向けて。)
はいはいごめんな。
(何か言いたげな視線を向けられれば平謝りしながら手を離し、照れたような反応を見せる相手の頭にぽふぽふと手を置いては「やっぱかわいいなお前。」などと言いながら笑い。ふと時計に目を向けてみれば既に深夜とも言える時間帯で、起動したばかりの相手に無理はさせられないと思えば「疲れたろ。そろそろ寝るか?」と声を掛け。)
もうっ、可愛いって言わないで!
(またも言われた言葉に恥ずかしく照れ隠しに頭にある相手の手首を掴んで退かせながら相手を不満顔で見上げ。釣られる様に時計に視線遣れば自分の充電も少ないのと人間は寝る時間だと「うん、僕は何処で寝ればいい?」と緩く首を傾げ)
ベッド。
(寝る場所を問われれば簡潔な単語で答え。傍にコンセント差す場所もある為充電には最適だろうなどと考えるも当然ながら一人暮らししていた為ベッドは一つしかなく。首を傾げる相手に対して笑顔で「一つしかないから一緒に寝て貰うことになるけど。」と付け足すように告げ。)
…え、一緒にぃ?
(相手とは対照的に眉を寄せて明らかに不満といった表情して上記述べるも、自分の充電が残り僅かになれば仕方無いといった様に溜息混じりに「分かったよ。で、寝室はどっち?」と偉そうに早く案内しろとばかりに告げて。)
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