[BL]極彩に溶けるオカン。[募集]

[BL]極彩に溶けるオカン。[募集]

画家の卵。  2015-04-16 23:43:46 
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──鬼才が描く絵は目が覚めるような極彩色。

──その上人の悪を生き写しにしたような

──恐ろしく禍々しい物である。

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  • No.21 by 鈴崎 照  2015-04-20 16:58:48 

…え、
(漸く窺えた笑顔は何処かぎこちなく感じてしまい己の不安を払拭するに充分な物では無かったが、あまり詮索するのも良くないだろうと判断すれば大人しく引き下がり相手の正面に座り。然しどうにも気に掛かってしまい可笑しな雰囲気の所為で何も聞けない己にもどかしさを感じながらもスプーンを手に取るが、ほぼ同時に切り出された話を聞くなり気の抜けたような声を漏らし力の抜けた手から均衡を失ったスプーンが滑り落ち甲高い音を立ててテーブルの上に着地し。「あ、すいません…」呟くように謝罪を述べるとスプーンを持ち直すが思考は全くもって別の場所にあるようで、暫くぼんやりとしながら様々な事が脳内を駆け巡り。相手以上に一緒に居たいと思える友人等居ないし誘いだって決して困ってはいないし相手と居て息苦しさを感じた事等一度も無い。それでも嫌われたくない一心で快く承諾するのが正しい事なのは分かりきっており、“そうですか”と一言言うつもりで口を開いたがそれに代わって発せられたのは嫉妬心の滲んだ傲慢な言葉であり)
……断ってください。

  • No.22 by 逢坂 京治  2015-04-20 17:37:04 

…なんだよ、気遣ってんのか?いっつも俺の方についてきてるからって、休み位他の奴と遊んでも薄情だのなんだの面倒臭い女みたいに思ったりしねぇよ。
(甲高い音を立ててテーブルに落ちたスプーンに思わず驚いてしまったのかびくりと肩を震わせながら目を見開くものの、その行為に怒ってわざと投げ出した、などといったような相手の意図が落とし込まれている訳ではないと分かりすぐに早まった鼓動を静めさせて。チャーハンを食べ進めながら耳にした相手の言葉に一度手を止めるものの、普段此方の思いなどお構いなしに突っ込んでくるくせに変なところで気を遣いがちな相手の本心ではない言葉なのだろうと自己判断してしまえば空気を軽くするように小さく笑って見せながら言葉を返し。あくまで自分は相手の先輩で、だからこそ寛容な姿勢だとか年上の余裕だとか、そういった部分を見せていたかったのかもしれない。自分にばかりかまけている相手を外に出すことで自分がうっかり相手の反応に一喜一憂してしまったことから目を逸らしたかったのかもしてない。色々な交錯する思いを言葉の裏に隠し相手に友人たちとの時間を優先させるよう諭すとまるで些細な問題だと体現するように普通に食事を食べ進めるよう努めて。)

  • No.23 by 鈴崎 照  2015-04-20 18:10:17 

…二人だけで過ごせる時間を減らさないでください…。
(自分勝手な事を口走ってしまった途端に後悔の念に襲われかけるが、続けられた相手からの返答にそれも直ぐ様吹き飛んでしまい。まさか常日頃から告げている想いを冗談だとでも思っているのだろうか。相手を目の前にして気を遣えるなら是が非でもそうしたい所だと言うのに己の気持ちをまるで理解していないような言葉に怒りこそしないものの冷静さを欠いているのか、眉を下げて俯くと何とか独り言に収めようと微かな声でぽつりと呟き。此処まで言われてしまえば本当は相手は己との外出が嫌なのではないだろうかと思いはするのだが、それを理解し相手が他の人間と出掛けるのを黙って見ていられる程紳士的では無く。同居を始めてからも相手が友人と出掛ける事は時々あり、その度に押し込めて来た感情を吐露してしまいそうになるのを必死に堪えながらも言葉の端々に拭いきれない独占欲が付き纏い、眉を寄せて一息に述べれば唐突に立ち上がりキッチンへ向かい)
俺と行くのが嫌ならそれで良いです。けど他の人と出掛けるとか、そんなの、我慢出来る程大人じゃないですから、俺。

  • No.24 by 逢坂 京治  2015-04-21 00:17:56 

ッな、んだよ、それ…おい、飯食わねぇのかよ!
(一応相手を思っての提案だったが予想に反して相手の反応はどうにも暗く、平然と食事を進めるのにも限界があり。あまりの空気の重さに耐えかねた様に眉を寄せ気まずそうに顔を顰めながら相手の方を見ると何だか堪えているような表情に思わず息を飲んで。そのまま吐き出すように一息で述べられた相手の言葉に目を見開き、むしろ相手を案じての行動だったにも関わらずそんな自分の意図とはまるで外れた返答に不満というより戸惑いの声を漏らし。そのまま席を立ってしまった相手を背中にまだほとんど手つかずのまま残されたチャーハンとキッチンの方と視線を行ったり来たりさせながらどうするんだとばかりに声を上げると唇をぎゅっと噛み。相手と行きたくないのならそもそも飯に誘ったりしない、大体お前が微妙な反応をしたから、まるで自分が我儘を言っているようじゃないか、言いたい不満はたくさんあるのにそれを何故か口に出せず小さく唸りながら頭を掻くとままならないことへのもどかしさに深く溜息をつき。)
ッ…なんでこうなるんだよ、くそ…。

  • No.25 by 鈴崎 照  2015-04-21 08:12:39 

(自分は何て事を言ってしまったのか、ふらふらと放心したように歩きながら後悔を通り越し絶望にうちひしがれており。あれではまるで束縛しているようで、ただでさえ無理を通して日々相手に我慢を強いての同居だと言うのにその上相手の自由になる時間まで拘束してしまってはあまりに自分勝手だ。一先ず落ち着こうと冷蔵庫から取り出したミネラルウォーターに直接口を付け一気に半分ほど飲み干すと、それをまた冷蔵庫に戻しそこへ額を押し当てて目を閉じ。相手は恐らく己を気遣ってくれたのだろう。それを抜きにしても己に相手を怒る資格が無いのは十二分に理解しており、単に今まで募らせてきた想いを否定されたようでどうしようもなく悲しく思えてしまっただけで。ただこの重苦しい空気は己が解消せねばならず、目を開き小さく息を吐き出すと相手の元へ戻り無言で目の前に腰を下ろし。先程の事は出来れば忘れてほしいのだが流石にそう口にするのは無責任に思え何とか言い訳を考えるものの楽しみにしていたから、と口にしてしまえばまた相手に気を遣わせてしまうような気がしてしまい言葉に詰まるとうろうろと視線をさ迷わせ)
…あの、気にしないでください。さっきは、その…

  • No.26 by 逢坂 京治  2015-04-21 23:13:37 

…お前さ、俺と飯行きたくないんじゃねぇの?さっき声掛けた時…その、反応悪かった、し…。別に先輩からの誘いだから、とか考えなくていいから、ほんとに嫌ならちゃんと断れよ。誘っといてこんなこと言うの、おかしいかもしんねぇけど…正直、変に気遣われる方が辛い。
(相手との思いのすれ違いに気付けぬまま、なぜ相手があんなに怒っていたのかも分からずもう表情を取り繕うことすらできずにいると、そこに相手が戻ってきて。あのまま戻らず部屋に籠られでもしたら、などと考えていた分少しだけほっとしたものの空気の重さは依然として変わらず、まるで自分が何か悪さをしたかのように既に謝る体勢で言葉を綴る相手にきつく結んでいた唇を解くと半ば被せるようにして呟きを漏らし始め。年上として、流石に守りたいプライドがあったからこそ明かさなかった昼食前の相手との会話の時感じたことを言いづらさからか途切れ途切れになりつつどうにか言葉にすると相手から視線を外し。普段相手から自分にくっついてきているせいか自分から行動した反応が芳しくなかったことへの不安感が一層強くて、その時感じた不安をこうして相手に明かしてしまうことすら普段の自分と余りにも違う弱い部分に幻滅されるのでは、などという微かな恐怖感を煽ってしまい。気を抜いたら崩れてしまいそうなほど緊迫した空気の中胡坐をかいた膝に乗せた両手をきつく握りしめると相手の返事が幻滅の一言でもそれ以外でも、自分が崩れてしまわないよう堪える様に奥歯を噛み締めて。)

  • No.27 by 鈴崎 照  2015-04-21 23:43:38 

(言葉を紡ぐ最中被せるように発せられた口調から呆れさせてしまったのではと一瞬身構えるも、黙って聞いていればその内容は己の予想だにしない物で。まさか相手は、今まで此方が一方的に相手と食事に行きたくないのだと思っていたのだろうかと疑問が生じれば眉を寄せ。相手の言葉は全面的に理解が追い付かず、誘われた当初は驚きと喜びで反応が遅れてしまっただけに反応が悪かったと指摘されるも自覚は無く。そもそも常日頃から告白しているのだから己の気持ちを知らない訳が無いと言うのに何故食事に行きたくないなんて思うのか、寧ろ此方が聞きたいくらいで。それでもこんな本音を耳にするのは初めてなのではないだろうかと思えてしまう程に珍しく、考えなくとも相当の勇気を要したのであろう事は想像に容易く。自分の所為なのだろうと思うと罪悪感に駆られる反面、気を遣わないでいてほしいのなら、と既に己の事で精一杯になっている自分も居り本音を口にして良い物か葛藤しながらもゆっくりと口を開き)
…良いんですか、気遣わなくて。俺は先輩を束縛したくて堪らないんですよ。…俺の事、嫌いになったりしませんか…?

  • No.28 by 逢坂 京治  2015-04-22 00:15:53 

…普段気遣いなんかと縁遠い行動してる奴が何言ってんだ、ばか。
(気遣わなくていいのか、という相手の台詞からやはり自分に誘われたから断れなかったのだとすっかり思い込んでしまえば重たくなる胸の痛みに喉の辺りがつんとして。実際問題相手に流されて同居してしまっている時点で自分も相手に追われることがまんざらでもなくなっていることくらいとうに自覚しており、それでも体裁やら何やら気にしてそんなこと公言出来ずろくに相手に応えてやらなかったことが仇となったか、依然として続く思い違いの連鎖にも気付けないままおもむろに胡坐をかいていた膝を立てると情けないくらい不安な色を滲ませた表情を相手に悟られないよう自身の膝に額をつけて。土下座してまで同居を迫ってきた癖に変に遠慮をするところがある相手からの返答に半ば投げやりになりながら言葉を返すと次第に堪え切れなくなり出した感情の震えを超えにまで伝染させ。か細く震える声は我ながら情けないと感じるがそれでもこの重たい空気に居座るだけで精いっぱいの状態だからこそそんな声でも相手に届くならと発せば俯き眉を寄せたままそっと瞳を閉じて。)
――…同居許してる時点で、絆されてることくらい察しろよ。

  • No.29 by 鈴崎 照  2015-04-22 00:50:36 

(確かに己の欲望に忠実な面がある事を理解しており返された言葉も尤もだと納得してしまうとそれ以上は何も言えず、此方は此方で未だ話の食い違いが続いている事に気付いておらず。然しどういった反応をすれば良いのか分からず情けなくも何の行動も出来ないまま困ったような表情を浮かべていると、目の前の相手は閉じ籠るように膝を抱えて踞ってしまい。こんな時どうしたら良いのか、相手と出会うまで散々人間関係を疎かにしていた所為か次の行動に出る事が出来ずに居たが、弱々しくも震える声で呟かれた言葉に一瞬動きを止め。まさか絆されていてくれただなんて夢にも思わず、今この瞬間でさえ不安と期待が入り交じった複雑な思いを抱えながら目が合う事の無い相手を見据え。強がりで弱味なんか滅多に見せない相手からの言葉は不謹慎だと知りながらも嬉しく思わずにはいられず、目の前の相手が堪らなく愛しく息が詰まるような思いは一目見た日から変わらず膨らんで行くばかりで。思わず立ち上がり相手の隣に膝を突くと片手を相手の肩へ、片手を髪を撫でるようにそっと指を通すと横から包み込むように優しく抱き締め「…すいません」己の察しの悪さを詫びれば頬を緩めながらまたも衝動のまま動いてしまった己に苦い自己嫌悪を感じ)

  • No.30 by 逢坂 京治  2015-04-23 00:13:41 

…謝る位なら最初から遠慮なんてすんな。
(一度年上らしからぬ、情けない言葉を口にしてしまったのが切っ掛けとなってしまったのか膝を抱えたまま拗ねた子供さながらに身を小さく丸めていると不意に傍に感じた気配に僅かに顔を上げ、膝を抱える様に回した腕の陰から視線だけ上げる様にして傍の気配の様子を覗こうとしたところ、その視界に相手を捉えるより早く回された腕により目に映るのは相手の腕だけとなってしまい。しかしらしくもない不安に心を乱されていた身にしてみれば閉鎖された視界はなんだか落ち着くもので、優しく自分を抱く腕は年下、しかも顔なんて少女のような愛らしさを持つ彼だということも忘れ控えめながら体をそっと相手に凭れさせて。暫しそうして相手の厚意に甘えてから流石に長くそのままでいるのは年上としてのプライドが引っかかってしまったのか相手の口から零れた謝罪に対して言葉を返しながら軽く相手の腹を肘でついて。それからゆっくりと体を起こし薄く瞳に溜まっていた涙を何気ない素振りで拭うと小さく息をついてから相手を見て。)
…じゃあ、行かないってことでいいのか?お前行きたくないんだろ。

  • No.31 by 鈴崎 照  2015-04-23 07:54:01 

さっき言ったじゃないですか。お友達とご飯行くの断ってください。
(振り払われるだろうかと思いながらの行為であった為に腕の中で相手が此方に凭れて来るのを感じるとついお構い無しに絞め殺さんばかりの勢いで抱き締めたい衝動に駆られるが、流石に雰囲気からして“可愛い”等とは口が裂けても言えず理性を総動員させて思い止まり。然し当然の事ながら幸せな時間はそう長くは続かず、呟かれた言葉にただ笑みを浮かべ腹部を肘で突かれると大人しく離れて相手の傍らに座り込み。目元を拭う仕草を目敏く発見すれば好きだと口にする以上もっと大切にしなければならない人なのだと今更染々と感じられ暫し神妙な面持ちで相手の横顔を見詰めていたが、視線が合えば直ぐにへらっと弛緩した笑みを見せ未だ己の言いたい事を理解していないようである相手に至極直球に言葉を投げ。するりと相手の腰辺りに腕を回し身を寄せると甘えるような仕草で首元に頬を擦り寄せ、瞼を下ろすと首筋に唇を触れさせながら問い掛け)
今夜のデートは何処に行きたいですか?先輩。

  • No.32 by 逢坂 京治  2015-04-23 20:23:07 

で、でー…は?え、何…お、お前行きたくないんじゃねぇのかよ?
(遠慮も気遣いも無用と確認し合ったことでとうとうきっぱりとお断りの言葉を向けられると思っていたのに、真逆どころかデートなんて場違いな台詞が飛び出したことに思わず理解が追い付かなくなってしまって。ぽかんと呆けた表情のまま稚拙な発音で相手の言葉を復唱すると漸く事態が飲み込めてきたのか確認とばかりに相手にその意を聞き返して。首筋に寄せられる唇の柔らかな感触は正直少し擽ったいものの、それに構っている暇などないとばかりに行為を止めさせることもなくそちらに顔を向け。「い、や…友達ってのは、お前が変な気遣わない様に言っただけの嘘なんだけど…。」少しずつ状況を理解し出したとはいえあんまりに長い時間思いがすれ違っていたせいで中々全てを把握するには時間がかかり、未だ少し戸惑った様子で相手が自分に気を遣ってしまわぬようその場で取り繕った嘘の誘いの件を暴露すると時折瞳を丸くしたまま不可解そうに首を傾げて。)

  • No.33 by 鈴崎 照  2015-04-23 21:38:17 

…え、嘘なんですか?
(大方予想通りな相手の反応に耐えきれず笑みを漏らしながらその様子を見守っていたが、此方を向いた相手との距離が思ったよりも近く思わず鼓動が跳ねてしまい。押し退けられるかと思ったのだが驚きが先立つようで距離感に関しては何も言われず、今ならば何をしても許されるのではないだろうかと善からぬ思考が脳裏を過るも流石に一方的な好意に止まっている以上は一線は越えないよう心掛けてきた訳で。先程から散々な生殺し状態にいい加減耐え兼ねるが、必死に思考を逸らそうと戸惑ったような相手の言葉にも答える暇は無い程葛藤していた最中、不意に友人からの誘いは作り話であると暴露されれば驚いたように目を見開き。そもそも相手と出掛けられるなんて言うとんでもない幸福を逃すはずが無いと言うのに、どちらかと言えば相手の方にこそ気を遣わせてしまっていた事に薄々気付いていたものの思わず不甲斐無さを感じずには居られず。相手の肩に顎をのせれば今にも唇が触れてしまいそうで、結果欲望を抑え込んで居る己の首を絞める事となってしまっているが平然を装い微かに眉を寄せては意識的な甘さを孕んだ声色で呟き)
…嘘つき。

  • No.34 by 逢坂 京治  2015-04-23 22:44:45 

ッわ、るかったって…。
(混乱していたせいでつい半ば無意識のうちに漏らしてしまっていた嘘の事を相手に復唱され、そこで漸くはっとしたように小さく息を飲むものの既に時遅く。年上としての気遣いをしたつもりでいた以上本来ならばその気遣いがばれないようスマートにやり切ることが理想だったがあまりにイレギュラーなケースのせいでそれも叶わず、気が付けば相手に宥められるようにして抱かれていた時点でプライドも何もなくなっており。情けないの一言に尽きる自身の状態に乾いた笑みを浮かべるものの、そんな中目前に迫った相手の顔に思わずどきりと心臓を跳ねさせ。行動こそ男の貪欲さのようなものを感じさせる相手だがやはり顔だけ見れば女性が好きな自分であっても多少揺らいでしまいそうになるほどの魅力があり、同性だというのにどぎまぎしてしまう自分をどうにか繕いながら相手の言葉に謝罪を重ねると近距離で交わる視線に耐えかねた様に顔を逸らして。そもそもこんな近距離に他人を入れることなど相手を覗けば他に例はなく、しかし普段よりもさらに近い距離のせいか男だと分かっているのに羞恥心からか熱帯びてしまう頬が誤魔化せず、自分の片手を頬に当て何とか早く冷えて赤みが飛ぶのを祈りながら口を開くと相手を見ることが出来ないままぼそぼそと声を漏らし。)
ま、あ…その、なんだ…。お詫びっていうか、なんていうか…嘘ついて、結局お前のこと混乱させたのは俺の方だし、今日はお前さえ行きたいならデートでもなんでも付き合ってやるよ。

  • No.35 by 鈴崎 照  2015-04-23 23:34:24 

…あんまり煽らないでください。
(相手の表情ならば横顔でも見飽きる事は無く顔を逸らされようが微かに頬を緩めて相手を見詰めており、小声で呟かれた謝罪にもただ笑みを浮かべ。然しその相手の頬が分かり易くも赤く染まるのを目の当たりにすれば脳内は“可愛い”の一言に埋め尽くされ、あわよくば不穏な思考に走ってしまい兼ねず。加えてデートに付き合ってくれるなんて言われてしまえば最早色々な物が限界で、頬に宛がわれている相手の手首を緩く掴むと此方へ引き寄せると前髪の間から覗く額にそっと唇を付け。そのまま耳元に唇を寄せると吐息の含んだ声色で囁き、軽やかな身のこなしで一度離れれば冷めてしまったチャーハンの皿を片手にキッチンへ向かい。電子レンジで温め直しつつ何処か弾んだ声で問い掛け)
先輩、何食べたいですか?

  • No.36 by 逢坂 京治  2015-04-25 00:14:17 

~ッく、そ…からかいやがって…っ!
(やはり赤らむ頬が誤魔化しきれなかったからだろうか、頬を冷やそうと試みていた手を取られ驚きに顔を相手の方に向けた瞬間額に触れる柔らかな感触を感じて。間近に感じた相手の吐息、耳に囁かれた言葉から触れた感触が唇だったと察し、離れていく相手の背を見つめながら先程とは比にならないほどぶわっと湯気でも立ち上りそうな勢いで顔から耳まで一気に赤く染めると両手で顔を覆いながら悔しげに呟きを漏らし。電子レンジを使ったのだろう、軽快な電子音が響いてすぐに低い稼働音が此方まで聞こえてくると昼飯が冷えてしまうほど長く可笑しな思い違いをしていたのだと自覚させられ。その原因が相手の表情だと言い張るには此方にも非が多すぎて、相手のせいにしきれない僅かな罪悪感からか赤い顔を隠すように膝を抱えた体勢で顔を膝に埋めながら頭を掻くと小さく唸り声を上げた後ぼそぼそと聞き取りにくい声で返事をして。)
…お前が食べたいのにしろって。馬鹿みたいな思い違いで振り回したの、俺の方だ、し…そもそも、制作終わらせたお前にご褒美、みたいなつもりで誘ったんだし…。

  • No.37 by 鈴崎 照  2015-04-25 09:21:05 

そうなんですか?嬉しいです。
(相手の呟いた悔しげな声は耳に入っていないのか、適当な頃合いでチャーハンをレンジから取り出し再度リビングへ戻り。目の前でまたも膝を抱えている相手を見れば可笑しそうに笑みを漏らすも、食事に誘われたのは絵が仕上がった褒美であると聞くなりへらっと頬を緩め。然し今回仕上げた物を相手に見せる前に大学に運んでしまった事を思い出し、スプーンを手に取りつつ「明日俺が描いた絵見に来てくださいね」どうせ昼頃になればいつも昼食を届けに来てもらうのだが、普段相手の感想を心待にして描いている為に逸る気持ちを抑えきれず告げ)

  • No.38 by 逢坂 京治  2015-04-25 17:19:58 

…ん、行ってやってもいい。
(いくらみっともなく赤らんだ顔を晒したくないとはいえいつまでも膝を抱えている訳にもいかず、相手が戻ってくる足音に顔を上げるとまだ少しだけ赤みが残る頬をぺち、と軽く叩いてから膝を下ろして胡坐に直し。相手が温め直してきてくれたチャーハンに再びスプーンを立てながら食事を進めると相手の誘いに少しだけ複雑な思いを抱きながらも頷いて。相手の作品を見に行くのは楽しい反面自らの才能のなさを突きつけられるようで時折辛い時もあり、自分の度量の狭さに内心自嘲しながらチャーハンを口に運び。一先ずチャーハンを完食し軽く手を合わせてから食器を手に立ち上がるとそのまま台所に向かい、夜は出かけることもあり今のうちに片付けてしまうつもりなのかそのまま皿を洗い始めるとちらりと相手の方を振り返りながら声を掛けて。)
飯、どこ行きたいか考えとけよ。どこ行くかでこれからどこで時間潰すか変わるんだから。

  • No.39 by 鈴崎 照  2015-04-25 17:44:15 

次は何描こうか考えてるんですけど、描きたいもの沢山あって悩んでるんです。
(頷く相手の心境を知る由も無くただ無邪気に嬉しそうに笑い、ついチャーハンにも手を付けないまま次の作品のテーマについて口にし。考えようが結局己が描くのは人間の抱える闇の部分であり、それに触れる機会が多い立場に居る分ネタが尽きる事は無いと皮肉な状況にあるのも事実で。然しそんな事は全くもって意に介していないのか、手にしたスプーンを見詰めながら口元に笑みを浮かべて思考しており。巡らせていた思考が中断されたのは相手が立ち上がった気配を感じた時で、手を合わせていただきます、と呟くとチャーハンを口に運び。相も変わらず相手の料理は己の中で至高の物であり頬を緩めて小さく唸ると「美味しいです…幸せです」決して過大評価で無い素直な感情をそのまま言葉にし。キッチンから掛けられた言葉に「肉が食べたいです」と見事なまでに即答すれば皿の上のチャーハンを見る間に減らして行き)

  • No.40 by 逢坂 京治  2015-04-25 20:21:04 

肉か…まあ、たまには豪勢な夕飯でもいいかもしれねぇな。
(自分の食べ終わった皿と、チャーハンを作る際に使ったフライパンやら諸々を洗いながら相手の希望を復唱すると一応同居を始めた時から家計と言っていいものか、二人分の食費に関しては自身が握っており、今月の残りの食費との兼ね合いを考えた後、どうせなら多少値が張るところにでも連れて行ってやるかと小さく頷きながら呟きを漏らして。「…あ、急がなくてもいいから食い終わったら皿持って来いよ。」いつも自分が作った食事を味わうように食べてくれることは嬉しくて、急かすようなことはしたくなかったからか先に急ぎではない旨を口にしてから相手に後片付けのことを口にすると自分の手元に視線を落とし、泡まみれの手を水道で流していって。)

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