危険な俺と王子様。

居るんだろ、出てこないと扉を蹴り壊して中に入るけど(扉を開けようとすると鍵がかかっていたので上記を述べて何を怒ってるんだと思い)

…何…？
(低い声で尋ねるも部屋の鍵は開けようとせず扉にもたれては蹴り壊すことはないだろうと思って)

開けろ(低い声が帰ってきては鍵を開ける気配の無い相手に少しイラつきを覚えて)

約束破ったお前が悪い。
(ﾌﾝｯと鼻を鳴らしては「伝えてくれって、あん時俺…言ってたの覚えてねぇの？」と寂しげに言うも開けようとはせず)

あ･･･(相手の言葉を思い出して言ってなかったと思いそれで怒ってるのかとわかると「ごめんな」素直に謝り)

屋敷の奴みんな知ってんのに俺だけ知らねぇの、すげぇ嫌だった。
(相手に追い討ちをかけるように言えばゆっくりと鍵をあけるが出ることはなく「除け者気分だ」と呟いて)

本当にごめんな(相手の言葉を聞き鍵が開く音がすれば扉を開けて相手を優しく抱きしめて)

バカ野郎…
(ﾂﾝとするも泣きそうになり相手を見上げては「…本当にバカ。」と言えば相手のほほをつねって)

本当にごめんな？(泣きそうな相手を見てはほほをつねられても気にしないで謝り続けて｢次からは絶対にお前に言うから｣相手を抱き締めて耳元で呟き)

もういいって…
(謝り続けるあいてに言えば急に耳元に相手の吐息と声が掛かりくすぐったいのか「耳元でしゃべんなぁっ…」と言い相手から離れようとして)

(離れようとする相手を抱き締めて相手の唇に深いキスをして)

はむぅ…んん…
(急に深いキスをするので声が漏れてしまい服をｷﾞｭｯと引っ張ってはもっと相手をねだるようにﾄﾛﾝとしたいつもとは違う瞳でみつめて)

もう二度とお前に言わないことはないから(相手を抱き締めて相手の唇に深いキスを何度もして)

約束だっ…
(といえば深いキスを何度も交わし相手の手をｷﾞｭｯと握っては小指を絡ませて)

約束だよ(小指をからめられては相手を見て優しく微笑み｢パーティーお前も行くぞ｣相手の手を繋いで相手に言わなかった理由は相手にサプライズがあるので)

あ、あぁ…でもっ…着替えなくていいのか？
(優しく微笑む相手を見て首をかしげて述べては「その…今度言わなかったらグーでパンチだからなっ」と頬を染めつつ抱き付いて)

あぁ、着替えなくていいぞ(優しく微笑み相手をみて｢次は必ず言うから｣相手の言葉を聞き怖いなと思いながら苦笑いして上記を述べて)

そうか、ならよかった。
(へらっと笑っては「嫁が強いのは何処だって同じのようだな」と数回頷いては早く行こうと服をｸｲｸｲと引っ張って)

(相手の言葉を聞き自分の妻だと胸を張って言えるんだなと思いながら｢ちょっと目を閉じといてくれないか？｣相手を見て首を傾げて手を握り)

はぁ…。
(手を握る相手をみては首をかしげるも目を閉じて、「これでいいのか」と述べ)