危険な俺と王子様。

(芝生に寝転んだ相手のとなりに座り頭を優しく撫でて)

…また…
(言うことを躊躇うが相手を見つめ「…また、してくれ」と微笑んで見せてはゆっくり目を閉じてｳﾄｳﾄしていて)

何時でもしてやるよ(相手の言葉に優しく微笑みｳﾄｳﾄしている相手を見て｢お休み｣)

だめ…旬も寝るんだ…
(甘えるように言えばﾑｸｯと起き上がり相手の膝に相手の方を向いてちゃっかり座ればｷﾞｭｯと抱きついて)

わかったよ(相手の可愛い言葉と行動に優しく微笑み相手を抱き締めて寝転び)

んんっ…旬…
(相手を見つめては、鼻にキスをしては人格が変わったように甘え初めて)

(鼻にキスされて甘える相手を見てはよっぽど眠いんだなと思いながら)

ふぁ……
(あくびをしては抱き締めゆっくり引っ付き)

(引きついてきた相手を優しく抱き締めたままそっと目を閉じて)

(いつの間にかスヤスヤと気持ち良さそうに寝息をたてて寝はじめて)

(ポカポカと暖かい日差しの中で自分も眠っていて)

んっ…ぅ…旬…？
(あれから数時間がたち目を覚ませば屋敷は旬がいないのでガヤガヤしていてたしかここの場所は誰も知らないと言っていたなと思っていては自分のパーカーを相手に被せては屋敷に戻り「どうしたんだ？」と駆けていき)

(相手がいなくなったことにも気づかずすやすやと気持ち良さそうに眠っていて)

今日は慌てるようなことなんてないハズ…
(イソイソと支度を始めているのを眺め相手の部屋へ入りちょっと気が引けるが相手の手帳を見てはパーティと書いてあったのでﾑｽｯとしたかおで相手の元に行けば「大事なことは言えって言っただろ!?」と寝ているにも関わらず大きな声で述べ)

え…(幸せそうに寝ていれば急に相手の大きな声で目が覚めて相手を見て何のことだと思いながら上記を述べてきょとんとして)

聞いてないぞっ今日パーティがあったなんて!!
(キョトンとしている相手の肩を持ちガクガクと揺らせば「どうしてそんなに抜けてるんだよっ…招待状は送ってあるんだろうな!?みんなお前を探してるぞ!？」と必死になって)

あぁパーティーね、そろそろ準備をするか(相手の言葉に頷いて立ち上がり屋敷に向かい歩いていきだいぶ寝たなと思いながらきちんとパーティーのことは覚えていて)

～っ…教えろって…言ってたのに。
(完全に拗ねてはﾑｽｯと頬を膨らまして。「俺は除け者かよ…」と呟いては自室へ戻りベッドへ潜り混んで)

(パーティーの支度が整えば相手はどこだろうと思いそこら辺を探すが姿が見えないので相手の部屋に行きノックをして｢鷯いるか？｣相手の返事を待っていて)

っ……ﾌﾝｯ…
(相手の声が聞こえるも返事はせず寝たふりをして耳を塞いでｼﾞｯとしていて)