清水 鷯 2015-04-16 21:42:31 |
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…自分のせいで己を責め続ける様な奴と行く場所なんてない。
(手をふりほどこうとしては「そんなことなら…いっそ独りに戻りたい」と小さな声で呟き大粒の涙を見せて)
俺のことで自分を責めてなんていたら仕事に影響してしまうぞ。
(優しい声色で言うも潤う目は今だに鋭く「本気でないとこんな辛い選択はしない」とうつ向いて)
本当にもう…自分を責めなくていいんだからな
(抱きしめられれば相手の服をギュッと掴み肩を揺らし、声を堪えて泣けば帰ろうと言われてはコクリとうなずいて)
お前をこんなにしたのは俺なんだから責めるなと言う方が無理だろ(相手の言葉にボソッと呟き店員がカードを持ってくれば車を呼んで相手の腕を引いてみせをでて)
(車に乗り相手をチラッと見ると眠っている相手を見て自分の上着をかけてやり)
こんなやつでごめんな(相手の頭を優しく撫でてボソッと呟き)
っん…ね…さんっ…やめ…
(相手に撫でられてはビクッとして大好きな姉の夢を見ているはずが眉を潜め苦しそうにしていては手を首に持っていき「っはぁっ…くる…しぃ…」と冷や汗をかいて)
くぁっ…!?…っはぁ…旬…?
(ハッとして目を冷ませば恐ろしくて悲しい夢を見ていてか涙目になって自分は何かしていたのかと不思議そうにして)
あ…あぁ…っゲホゲホッ…
(むせては深呼吸してゆっくり口を開けば「『私の愛しの彼を取った。愛しの彼を苦しめた。…そんな奴は…弟であろうと許さない』って…姉さんが」と述べては弱々しく抱きついて)
それは夢だよ、あいつがそんなことお前に言うわけねぇだろ(相手の言葉を聞き自分のせいだと思い優しく相手を抱き締めて「大丈夫だよ」と何度もいい)
…旬…っ…俺…
(相手の優しさや温もりが体へ染み渡っては目に涙を浮かべるも相手の頬に手を触れ「今お前が…たまらなく好きなんだっ」一滴の涙を溢しては自分から相手にキスをして)
…それ、聞けて嬉しい。
(抱きしめられては相手の首の後ろに手をまわし優しく抱きしめては「この手、絶対離すなよ」と相手を見つめて)
自分で言うのもなんだが…あり得ないって思いたい。
(優しくキスをされれば上記を述べてはまだ酔っているのか相手の肩にすっぽり顔を埋めてはじっとして)
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