危険な俺と王子様。

(お礼を言われれば)
どういたしました(ニコッと微笑み)
ポップコーンやジュース飲むか？(首を傾げて相手を見て)

うん…なんか…美味しそうだ。
(ポップコーン等を珍しそうに眺めては目を輝かせて頷き周囲をキョロキョロとしはじめては『はじめてなのですか』と店員に聞かれてはﾋﾞｸつき相手の腕をｷﾞｭｯと持てば「ま、まぁ…」と苦笑いして)

何が良い、何でも買ってやるから(キョロキョロと目を輝かせてアロンなものを見ている相手を見てクスッと笑い)
すみません、人見知りなもので(店員にニコッと微笑み相手を隠すようにして)

キャラメルがいい。
(気になった名前を指指せばそう述べ「飲み物はウーロン茶…？で」と言えば相手に隠され安堵するもそのままずっと密着していては『そうでございますか、では貸しきりにでも致しますか？』と尋ねてきて)

わかった(ニコッと微笑みレジで相手が欲しがっていたキャラメルとウーロン茶を買って自分は塩味と珈琲を頼んで)
貸切もいいな(店員の言葉にいい事思いついたような顔をして、相手を見てどうすると首を傾げて)

…なら、それでいい。
(頷けばポップコーンをひとつ食べては「うま…じゃなくて…美味しい」と溢してはレジの奥を覗きどうやって作っているのか不思議に思い)

なら貸切で、お金はクレジットでいいですか？(財布の中からブラックカードを出してきて)
そんなに美味かったのなら今度家で作らそうか？(相手を見てはクスッと笑い首を傾げて)

作り方が分かれば俺…わ、私だってできます。
(ムキになっては言葉に気をつけてながら言えば『承知しました。』と店員がブラックカードを受け取ればレジへと周りお金を引き落としては笑みを浮かべ『ご案内致します』と述べ先頭に歩いて行き)

なら今度一緒に作るか？(向きになる相手を見て可愛いなと思いながらクスッと笑い。結構かかっただろうなと思いながら案内されては相手の腕を軽く引っ張り)

む…別に…それでもいいですけど。
(相手と一緒に、と言われると断ることが出来ず頷き相手を見るが笑われてはそっぽを向きツン…としていては腕を引っ張られよろけつつも少し早足で相手に着いていき)

なら今度の休みの日に作るか(ニコッと微笑み相手の様子を見て可愛いなと思い)
(早足でついてくる相手を見て相手に合わせるようにゆっくりと歩き)

そうですね。
(と無愛想に言えばひとつの映画ホールへ着いて『お好きな場所にお座りください。』と笑顔で扉を開ける店員に会釈してはごゆっくりと言われ「さて、何処に座る？」と相手を見てくびかしげ)

誰も来ないしどこでもいいよ(相手を見ては首を傾げてこうしてみると広いなーと思いながらあたりを見ていて)

じゃあ…真ん中。
(慣れないヒールで走って真ん中へ行けば声色と仕草からは楽しそうな雰囲気が漂っていてゆっくり席につけば相手を待っていて)

(優しく微笑みあいてのとなりに行きとなりを座り)

……旬のも…美味しいか？
(相手のポップコーンを見てはまだ宣伝ばかりなので暇だなと思いつつねだるように尋ねて)

欲しいなら食べていいよ、俺のは塩味だからな？(相手を見てはねだるような物言いで言われてはクスッと笑い相手に自分のポップコーンを渡して)

じゃ、一つだけ…
(と言えば一粒のポップコーンを口に入れて幸せそうにしていては雷の音が鳴りだしびっくりして肩を揺らし周りをキョロキョロしては映画が始まったようで)

映画始まったよ(キョロキョロする相手を見てクスッと笑い大きなスクリーンを指差して)
両方食べていいよ(自分はコーヒーを飲んでいて)

あ…あぁ、そうだな。
(心臓を抑えて怖さをまぎらわすようにポップコーンを頬張って「いや、俺は俺のを食べるから大丈夫」と首を振ってはスクリーンに魅了されて)