匿名さん 2015-04-13 22:33:20 |
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弱い男など私には釣り合わぬ…ひ弱な人間ならばせめて健康でなくてはな
まぁ、そうして妖力を少し分けてやって半年が経った…日に日に元気を取り戻す姿に屋敷の使用人や家族は本当に桜のお陰なのかと思い始めた…
そやつが完全に健康を取り戻し「さぁ、約束だ」と差し出された手を私はとった…親族の所に行っている親が3日後に帰って来る…その日婚姻を許してもらおうととても楽しげに計画していた
(笑う相手に当たり前だというようにふんっと鼻で笑い話しを続け)
(/どもでーす(^∀^)
扁桃腺もまぁまぁよくなりましたww)
…親が帰ってくる前日の夜…とうとう明日だと緊張していたそやつは…
―――
「翡翠…お前は妖怪で年も取らないし私が天命を全うしようとも生きていくだろう…それがとても気がかりだ」
『ふ…何を今更…
お前が爺になるならば私もそれ相応に化けてやる
いなくなったら…また桜と共にいるさ…
それまでは、私を好いているならば長生きしろ』
「そうだな……、翡翠、明日お前に渡したい物がある…楽しみにしていてくれ」
―――
そんな話をしては2人の未来に胸を踊らせていた
…しかし…現実は残酷な事ばかりだ…戦に敗れた兵士等が食料欲しさに襲撃してきたのだ…
私は兵士等からそやつを守った…「お前が手をかけてはいけない!」と言われとどめを刺さずに…
(目を伏せながら、しかしとても優しい眼差しで語っていると「しかし」の辺りでスッと目を閉じ)
(/右が時間差で腫れたんでまだ痛いんですけどね( ̄∀ ̄)
おかげで3キロ減りました( ̄∀ ̄)ww)
悲しいことだな…
(お猪口をゆらゆらと揺らし、そのなかで踊る酒の姿をながめ。だが、相手の最後の言葉を聞いてピタリと動きを止めると)
(/三キロってw大丈夫なんですかそれは!?)
それが仇となった…兵士の1人が屋敷に火を放った
その火に気を取られた一瞬…兵士が私に切りかかってきた
もちろん私の姿を見えてなどいない…私の後ろにいるそやつを狙って振り下ろされた刀だ
しかし私を見ることのできるそやつは私を庇い…切られた…
(濃い紫色の瞳には悲しみと怒りが揺らめき、お猪口を握っていた手に無意識に力が入ったのかピシッとひびが入り)
(/意外と平気です(・∀・)
でも時々目眩が生じますww
貧血気味でもあるんで仕方たいです( ̄∀ ̄)ww)
………。
(手にしていたお猪口を床の盆の上に置くと、そのまま目を伏せて押し黙り)
(/それ全然平気とちゃうやんか!?(°Д°)
貧血には鉄分でしたっけ? レバーを食べるんだレバーを!)
燃え盛る屋敷から食料を手に逃げて行く兵士等…
私は深手を負ったそやつを抱き桜の木と寄り添い結界をはった
――――
『馬鹿者…私が人間の武器如ききかぬ事はわかっていたろう…』
「はは…反射的に動いてしまったよ…
翡翠…お前に明日渡したかった物を…今渡すよ…」
「………これは、桜の簪か?」
『商人が来た時に買ったんだ…白銀の髪に似合う筈だ…受け取ってくれ…婚姻の証に…』
「あぁ……、ありがとう…似合うだろうか…?」
『あぁ…やは―り――美しいな――翡翠――』
『…暁雅……』
――――
最後まで私を愛し、愛する女の腕の中で笑って逝った…
優しさもそこまでいくと罪なものだ…
(話し終えるとひびの入った杯を盆に置きながら悲しみを含んだように笑って)
(/レバー気持ち悪いからキライ( ̄∀ ̄)ww)
……すまなかったな、辛い話をさせてしまって
(そう言うと、神妙な面持ちで窓の外の月を見上げて)
(/そんな理由!?
美味しいですよレバー(`・ω・´))
いや、誰かにあやつの話をしたのは初めてだ
あの数年は私にとっても夢物語だったのだろう
(脚を組み同じく月を見上げ「妖怪の私には穏やか過ぎたのだ」と語り)
(/味も好きになれないです( ̄ε ̄)←
ダイエットだと思ってあと4~5キロ落ちてくれればいいんですけどww)
………。
(月から目を離し、相手の姿をみると「その桜、今はどこにあるんだ?」と聞き)
(/遅れてすみません(T_T)
体調を整えるためにしっかり食べないとだめですよ!(`・ω・´))
もう無い…明治に入った辺りから私の妖力を与えても年に一度しか咲かなくなった
植物学者とか言う奴らが来たりもした…そやつらが言うにはもう寿命な筈なのにおかしいと言っていた
暁雅の家族が代々大事にしてくれていたが私はその木から離れる事にしたのだ
(相手の問いに名残惜しかったというように答え)
(/おはようございます(^∀^)
喉だいぶ良くなりました♪
元々貧血気味なので慣れっこです(ゝ∪・)ww)
そうか……
(目を伏せて静かにそう言い。「翡翠―――明日の夜、また話そう」正座に座り直すと、相手を真っ直ぐと見据えながら話し)
(/珍しく朝に返せた(`・ω・´)オハヨウゴザイマス
体調が回復したのはようございましたなb
貧血慣れっこて…(´・ω・`))
無理をさせていたからな…その木も安らかな眠りへと送ってやりたかったのだ…
後悔はしてないさ
(ふふっと笑って言い、「そうだな、明日は買い物に行かねばならんし…寝るか?」明日の買い物の事は覚えているぞと言いたげにニヤリと笑って立ち上がり)
(/貧血に慣れすぎて熱でふらついても気づかないのか…(・д・)アラタナハッケン←)
抜け目ないな、お前は
(相手の笑みに苦笑を返しつつ、立ち上がって部屋の出入口付近まで歩き。「俺は少し、携帯で人と話してくる」と言って外に出て。柄にもなく御休み、なんて声をかけたあと部屋の戸を閉めて)
(怪我の功名、なのか?ソレ?(´・ω・`))
あぁ、おやすみ…
(相手が出て行くとぴくりと何かの気配を感じ「玉藻前…?」と呟き窓の外に視線を向け)
(/功名ではないと思われます(>∀<)ww)
――――という形で鬼討伐は完了しました。
『では後日、土地の封印に人を手配いたしましょう』
ありがとうございます。
……最後に一つ、いいですか?
『? 何でございましょう?』
ある場所のことを……調べてもらえませんか?
―――――
ふぅ…
(少し長めの通話を終えて一息つくと、何処からか微かな妖気……というより何かの気配を感じて。「翡翠?」この妙な気配の原因はお前かと、部屋の戸を開けて相手の名前を呼び)
(/フラグをたてつつ…
な、何だかスゴい名前が出てきましたね(°Д°))
……慎之介…私は少し出てくる…明日の朝には帰ってくるからな
(ざわり…と殺気と妖気が入り混じった気配を放ち、「古い友人が…私を呼んでいるようだ…」と瞳が妖しく光っては嬉しそうにニヤリと笑っていて。)
(/同じ狐の妖怪ということで♪ww)
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