らびっと 2015-04-12 03:26:25 |
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舌打ちしてないしてない.笑
お疲れ様.しっかり休めよ!!
来るのは暇な時で良いから.無理すんなよ?
って.なんか心配し過ぎか.笑
また明日な.( 手ひら. )
[ dive. ]
オリジナル小説.
設定は近未来にある新しい職業に付いた主人公である.
「岡崎 慎太郎(おかざき しんたろう)」のお話.
>73 小説の1ペ-ジ目.
これが2ペ-ジ目.
それは3ヶ月前の事───
『お前は何処に就職すんだよ。
随分頑張ってたみたいだけど良いとこ入れそうか?』
「まだ分かんねぇ。この後合否が分かるんだ。」
『そうか、受かると良いな...。』
昔から仲が良い幼馴染みと今日連絡が来る合否発表に備え、家の近くにある喫茶店で寛ぎながら話をして居ると携帯が震えた。
ブルル、ブルルル...
テーブルの上に置いていた為震えた携帯は音を立て催促するようになり続けた。
2コール目で出ると緊張した面持ちで背筋を伸ばし、発表を伝える審査員から合否を伝えられた。この時は嬉しくて思わず電話を聞きながら軽く小さな拳を握ってガッツポーズを見せ幼馴染みに合格したと伝えた。
「はい、はい...ありがとうございます。失礼します。」
電話が終わり、切ると待っている間ずっと緊張していたのか糸が切れたように座っていた椅子の背もたれにトスッと息を吐きながら寄っかかり安堵した。
『やったじゃん!...で、何処に就職すんだよ。』
「特殊部隊のdiver__。」
『diverってあの超難関の部隊?!』
『まじか...お前本当凄いな。応援するよ!』
興味津々に聞いてきたと思えば家族や自分の事のように喜んでくれる幼馴染みに少し照れ臭いと思いながらも応援してくれると言う言葉に俺は勇気を貰い、励まされた。
この時はまだどんな訓練をして何をどうやってくのかも何もかも分からない状況で不安しかなかった自分だけど期待に答えなきゃと言う気持ちと、どうしても入りたかったその理由があったからここまで頑張れたんだと思い、目標に一歩近付いて何処か浮かれていた。
合否が発表されてから2日後、俺は国の方から直々に新入隊員として呼ばれた。
そこでdiverゴーグルを開発した研究者とその他幾つもの道具を作った人、それとメンバーと初対面した。
『良く来てくれたね。待っていたよ...えっと確か名前は...』
「岡崎 慎太郎(おざき しんたろう)です。」
『そうそう、岡崎くんね。まだ合格が決まって間もないのに呼び出して悪いな。人で不足でね...』
電話で合否を伝えてくれた審査員...実はとても偉い方で、合格した俺を大層気に入ってくれて直々に迎えに来たりと大変お世話になった。
そんな偉い方からの挨拶ともなれば緊張していたのだが凄くフレンドリーで安心した。
それに偉い人だと言うのに妙に腰が低く、物腰柔らかな相手に気に入って貰えて嬉しくない訳が無かった。
「いえ、1日も早く仕事に貢献出来れば此方としても嬉しいのでお気遣いありがうございます。」
俺がそう言って頭を下げると握手を求められたので喜んで手を出して握手をした。
すると奥の部屋から呼ばれた複数の人達が此方に向かって歩いてくるのが見え、和らいだ筈なのにまた緊張が走る。
ガチャ──
扉を開けて一番に入って来たのは茶髪でスラリとした体型の人。少しチャラそうに見えたその彼が口を開いた。
『布施(ふせ)さん、今日はなんすか?事件ならまだ起こってないっすよ...』
『急に呼び出してすまない。今日は仕事の事ではなく新しく入った岡崎くんを皆に紹介しようと思ってね。』
気だるげに話す茶髪の彼に対して布施さんは優しく接する姿はとても偉い人には見えないが次々に入ってくるメンバーらしき人達はちゃんと挨拶をし、横一列に並んだ。
『えーっと、これで皆揃ったね。では右置くから自己紹介してくれる?』
布施さんが言うと少々やる気のないメンバー達は仕方がないといった感じで自己紹介を始めてくれた。
『俺っちは丹波 綾(たんば りょう)っす。趣味はー...ゲームでーす。』
『私は藤並 早苗(ふじなみ さなえ)気安く話しかけないでよ?ウザイから。』
『_...すまない。自己紹介だったな。僕は佐伯 柊哉(さえき しゅうや)だ。以後お見知りお気を。』
『そして俺がこのチーム最年長の加賀 学(かが まなぶ)だ。困った事があればいつでも相談してくれ。』
チーム全員の自己紹介は終わった...
終わったのだが皆キャラが濃すぎる。一件バラバラそうなこのメンバーだけど事件の時はこの人達にしか頼れないんだから頑張ってついて行くしないとそう思っていなのに3ヶ月間一緒に居たのに俺は怒られてばかり。
何一つ役に立てていない。
リーダーである佐伯さんはインテリ系で凄く真面目なんだけどストイック過ぎて怖いし、加賀先輩は優しいけど筋肉の事にしか興味がないから便りにならない。
藤並さんと丹波くんは毒舌にゲームオタク。どう話しかければ良いのかすらも未だに分かっていない。未知の生物と言っていい程に皆の行動が読めない...と言うか理解出来ない。
そんなこんなのメンバーだけど能力者として皆が凄い事は3ヶ月で良く分かった。
信頼してるからこそ出来る連携プレーや緻密な計算、そして大胆な囮等々...兎に角、圧倒される事ばかりが起きている。
その中で俺はいつもドジばっかりして証拠無くしたりモノを壊したりを繰り返し暫く現場には出させてもらえなかったが久しぶりに入った現場でいきなり犯人が入って来るなんて本当付いてない。第一、事件前の時刻に慌てて用意をする犯人が今まで居なかったので遭遇しそうになるなんて事が無くてさっきは焦ったなと考え込むと次の瞬間──
<検査完了。一致する人物を見つけました。>
検査が終了した事を知らせる音声が流れ、俺は我に返った。
あ、小説が更新されてる.
何回も言うけどやっぱ面白いよな.
続きすげー気になる.
俺も目覚めて全然寝れない.
…何かここに来るの久しぶりな気がする.
陽斗...!
おひさ-( ニコッ. )
毎回気になってくれてあんがと.
遅い更新でごめんな.
俺気づいたら寝てた.
すれ違っちゃったな.
また暇な時顔出してよ-.
3ペ-ジ目.
我に返った俺は照合されて見つけた犯人のデータベースに目を通した。
「特に変わった形跡はないな。過去に犯罪歴もないし...」
呟きながらデータを深くまで見るが犯人は男性でごくごく普通の犯罪をするような人ではなかった。じゃあなんでこんな人が女性を殺すような最悪な事件が起きたのか...
まだまだ謎ばかりで分からなかった。
検査も終わり、一刻も早くこの場から出て次の目的地の場所まで行かなければと検査キットを小さなポーチの中にしまって外へ出る準備をした。
やっとこの鼻を壊しそうな程の酷い臭いともおさらばだ。なんて考えながら玄関へと向かい、扉を開けた時──
『きゃぁあああああ...た、助けて。お願い、あの人を止めて!』
一人の女性の声が響きわたってきた。
そしてそのまま俺にぶつかった。
「だ、大丈夫ですか?」
酷く怯えた女性を抱え込むように受け止めると声をかけたが聞こえていない。
パニックになっている。
「大丈夫、大丈夫だから落ち着いて!」
そう呼びかけ続けるが女性は動けそうにもなかった。
とにかくここでは危ないと思ったので1度出て来た部屋の中へと女性を連れて入った。
外では女性を追いかけて来たであろう人物がドンドンと何度も何度も扉を叩いている。
俺は咄嗟に扉の鍵とチェーンをして女性と一緒に部屋の奥の方へと向かった。
そこで赤い液体を踏んだが今はそんな事をしている場合ではないので気にせず、何処かから逃げられないかと急いで逃げ道を探した。
─────バーン!!
扉が破られる音が部屋中に響いた。
『こ、来ないで...!』
女性は怖さからか声を上げ、追ってきた相手に直ぐ見つかってしまった。
このピンチの状況で俺はどうしたらいいのか分からなかったが女性を庇うように女性の目の前に立ち、両手を広げて追いかけて来た人の前に立ちはだかって叫んだ。
「こんな事をしても何も変わらないぞ!」
そう叫んだ後、俺の腹部から赤い液体が流れた。
生暖かいこの感触にゆっくりと視線を自分の腹部へとやり、そこで初めて自分が刺された事に気が付いた。
「──がはっ。」
血を吐いた。
驚きと把握しきれないこの状況でまだ痛みは感じていなかったが徐々に広がる恐怖感と焦り、そしてこれから俺は死んでしまうのだろうかと脳裏にそんな事を過ぎった。
手で口元を覆うとその手を自分の血で赤く染めた。
『なんで私なんかを庇うのよ!!
全部、全部アイツがいけないのよ。』
俺の後ろで泣きながら叫ぶ女性は感情を抑えきれず泣き崩れ、床にペタンと座った。
部屋に流れる沈黙の空気。
段々視界が霞み、それでも女性を守らなければと今この状況を変えられるのは俺だけしかいないと思ったのに俺の腹部に刺さっているナイフを抜いたのは女性だった。
そう、俺は前からではなく後ろから刺されていたのだ。
気付いた時にはもう遅く、女性は追いかけて来た相手の方に向かって俺の血が付いたそのナイフを握り締め走って行った。
『あんたなんか消えてしまえぇぇえ!!』
その叫び声を聞きながら俺はまた何も出来ずに床へと倒れた。
倒れてから見た光景は追いかけて来た相手に女性が何度も刺していた光景だった。
声も出せず、伸ばした腕も届かなかった。
これを最後に俺は気を失った───
まさかの急展開.
今後主人公どうなるんだろう.
続きは考えてあるんだけど気になるトコだよな.
ちゃんと読者を惹きつけられてるだろうか.
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