Support of the heart____。

ん･･･どうかしましたか？(白衣のすそを掴まれれば足を止めて後ろを振り返り上記を述べて首を傾げて優しく微笑み相手を見て先ほどとは打って変わり患者には明るく接しようと思っていて)

…っ……(明るく接してくれる彼に安堵しながらもどう自分の思いを話そうかいざ相手を前にすると戸惑ってしまい目を逸らして考えて数秒すればはっとした顔をして自分の持っているメモに『さっきはごめんなさい』と書いてそれを渡して)

いいえ、気にしないでください(ニコッと微笑み一様手話で相手に話しかけて優しく微笑み自分はまだ気分がしずんでいるので相手が病室に戻れば後で屋上にでも行こうと思っていて)

(彼が手話を使ったので安心したような吃驚したような顔をしては安心したのか手話で『名前聞いてもいいですか？』と相手に興味を初めて持ち気になったため聞いてみて)

(相手も手話を使い始めたので手話で会話をしはじめて「名前は城島剛です、あなたの名前はなんですか？」と手話で話して首を傾げて聞いてみて)

(城島剛と心の中で復唱しながら手話を続けるようにして手を動かし『俺の名前は柚野和弥です。』と相手の質問に答えるようにしてはぎこちなく慣れない笑顔で微笑んで返し)

(柚野和弥と聞けば心の中で呟き「良い名前だね」と言えば、ぎこちなく笑う相手を見てクスッと笑ってしまいハッとして怒ってるかなと思い恐る恐る相手を見て)

(良い名前だと言われなんとなく心地よい気分になり『ありがとう』とお礼を加えて手話をして、笑われて何故笑われるのか分からず何か間違ったことでもしただろうかと思い少し恥ずかしくなって目を逸らしながら頬を少し赤らめて)

(頬を赤らめている相手を見て相手は男だとわかっていながらかわいいと思ってしまいポカンと立ち尽くしていて)

…っ…(何か話しかけようと思えば病院内のお昼のチャイムと放送が流れ出し内心残念そうにして『じゃあお昼だから。またね城島先生。』と手話で伝えてから自分の病室へと足を進めて)

(病室に向かう相手に手をふり自分たち医者の休憩はまだ先だがどうせこんな落ちこぼれのやつになにか言う人はいないだろうと思い屋上に向かい)

……(良い人だったなと思いながら騒がしい病室に入り、病院の人が気を使って近い年齢の患者が揃っているものの自分は喋れないし手話を理解してくれる人も到底いる訳がなく誰とも溶け込めなくて結局一人ぼっちになってしまい今日も煩いな、なんて思いながら運ばれてきた病院食に手を付けはじめて)

この病院で手話を使ったのははじめてだな…(先程のことを思い出して自分の手を見て手話をできる一般患者なんてあまりいないので柚野さん一人なのかな…と思い後で様子を見に行こうと思い)

……(ちまちまと病院食を食べては同室の人達のひそひそとした声に居心地悪そうに顔を歪め、どうせ自分の悪口でも言っているんだろうなんて思いながら窓の外を眺めて気にしないようにしていて)

(屋上に行けば気分転換ができてさてと患者の様子でも見に行くかと思い屋上から出て行き相手は何をしているんだろうと重いどこの病室かわからないので、少し病院何を回っていて)

(病院食も食べ終わり片付けを済ませればやる事がなくなり病室内に居るのも嫌だと思い病室から出ては何処に行こうかと考えながらキョロキョロと辺りを見渡しそれからなんとなく歩き始めて)

(病院を回っていると相手を見つけて一人なのを見て相手も一人なのか…と思い近寄りニコッと微笑み相手の肩をトントンと軽く叩いて｢今暇ならどこかいきますか？｣と手話で伝えて)

⁉︎……(突然肩を叩かれたので吃驚して肩を震わせてからゆっくりと振り返りさっきの先生だと思えば内心何故話しかけて来てくれたのか疑問にも思いながら彼の言葉に嬉しさを感じて了承の意味でこくんと頷いて返し)

(驚かしてしまったと思えば「驚かしてごめん」と謝り相手を見て「どこに行きたいですか？」首を傾げて相手を見て)

…！…(謝る彼に驚いたように目を見開いてはそんな事ないと告げるように首を左右に振って『静かな場所に行きたいです』と手を動かしては手話を行い彼に意見を述べて)