とくめいさん 2015-04-11 00:19:44 |
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……なんつうか…、…ありがとう。
(どうやら本気で心配しているような物言いに思わず目を瞠るとつい言葉を失ってしまい。両親亡き後こんな風に自分の身を案じるような事を言われた事がないため、こそばゆいような嬉しいような不思議な感覚になり照れ臭そうな相手の頭を弱くぽんぽんと撫でて。不満げな返答と多少は加減されているであろう刺激に軽く笑って「悪い悪い。…今日はハンバーグな。」とこれ以上叩かれないように片腕を自分の背中に回し。わかった、と小さく頷いては方向転換することなくそのまま歩いて行き5分も経たないうちに田舎にしては大きめのスーパーに辿り着きカゴを片手に食品コーナーへ。)
…どう致しまして。
(出会って早々の相手を心配するなんてと自分の感情に少し驚くもさっき知り合ったばかりとは思えない程気を許しているのは確かで、都会に居た時とは全く違う意地っ張りで生意気な部分が自然と引き出され、そんな自分でも温かく受け止めてくれる相手を大切にしたいといった気持ちを抱いては景色に向けていた視線を自分の頭わ撫でる相手へと移して僅かに微笑んで。背中に手を当てられながら笑う相手をまだ不満気に見るも「…目玉焼きも乗せてよね。」とちゃっかり要求して。程なくし辿り着いたスーパーを眺めては都会のものよりは小さめだが、向こうにもあった系列のスーパーで少し都会を思い出しながら中へと入り、入って直ぐ目に付いたゼリーが山積みのワゴンに直進して行き。)
おー、分かった。…旗も立てとくか?
(自由奔放な発言ところころと忙しく変わる感情は見ていて飽きないもので、こうして言葉を重ねることで自分と大きく異なる相手の様々な部分を少しずつ知っていく事に楽しさを見出していて。つい先程初めましてを終えたとは思えない居心地の良さに、新たな同居人との生活に期待しつつ歩んでいき。お子様ランチにありがちな国旗の付いた楊枝の事を言っているのか、食指を立てからかうように笑んで。野菜コーナーに向かおうとしたところで一人ずんずんと進んでゆく相手に驚いたのか数回瞬きするも相手の好物を思い出し納得したのか「…ゼリー、買うか?」と方向転換しては相手の方に歩み寄って。)
そんなので喜ぶ歳はとっくに過ぎたよ、残念だったね。
(今まで他人を此処まで近くに感じた事はあるだろうか、素の自分すらさらけ出せずにいたのに心を許せる相手が居るというのはこんなに心地良く安心感のあるものだったのかとしみじみと実感していて、相手にとっても自分がそんな存在でありたいと思ってはチラリと相手の顔を見遣った所で発された言葉に何時まで子供扱いをしてくるのだと不服そうにすれば澄まし顔で淡々と上記述べ。てっきり先へ進んでいると思っていた相手の声が背後から聞こえては少し驚くも嬉しそうに振り返っては「いいの!?」と瞳を輝かせて。)
そうか、…それは残念だ。
(不満げな様子は見てとれるがすぐにつんと平然とした態度になり述べられる率直な言葉に不思議と納得したらしく小さく頷きながら、頭の中で描いていた本日の夕食の予定の中のオムライスに刺さった旗を密かに取り除き。先程の言動と打って変わって深緑色の瞳を爛々とさせる相手に思わず笑ってしまいそうになるのを喉元で堪えるとぎこちない笑みを浮かべ、「今日だけな。…ほら、好きなの1つ入れて。」と籠を相手のほうに近付けて。冷蔵庫の中にゼラチンや店で貰った果物があったことをふと思い出し、夕食とともに明日の朝食のことも考え始めていて。)
(いつもお世話になっております、背後です!可愛い遥くんにきゅんきゅんさせてもらっています!
今後の展開なのですが、次の日から大学が始まってー…という感じで大丈夫でしょうか?
遥くんの大学が始まると一緒にいる時間が少なくなっちゃうので、
その場面場面を切り取ってやりたいなーなんて考えているのですがいかがでしょう??
一緒に商店街に行ったり、眞人が大学に荷物を届けに行ったり…いつか眞人のケーキ屋さんに遥くんが遊びに来るっていうのも楽しそうだなーとか、いろいろ考えては一人うきうきしております!←)
どれだけ年下にみてるのさ、7つしか変わらないのに。
(出会ってからというもの度々子供に対する様な扱いを受け少し耐性はついたものの受け入れ難く、納得のいかない気持ちを抑え気味にして。相手との歳の差は7つあり離れていないとは言い難いが、名前を呼び捨てにしている事からも分かる様に殆ど気にしていなくあまり年下と思わられたくないと呆れ半分で上記を。相手のぎこちない表情には気付きもせず直ぐにワゴンの中のゼリーへと視線戻し、どれにしようかと嬉しそうに選び始めるも"今日だけ"、"一つだけ"と聞えれば「えー…眞人のケチ。」と振り返り不服そうに相手を見て。幾つかストックしておこうと思っていたのにと残念に思いつつ一つを選ぶとなれば少し迷うも色々な果物が入っているものを手に取れば「これにする。」と相手に見せる様にして籠に入れ。)
(/此方こそ、いつも我儘生意気息子と共にお世話になっております。遥の本体でございます。そんな嬉しいお言葉…歓迎です!有難うございます!此方はこんなうちの子相手にも優しく面倒を見て下さっている眞人さんに申し訳ないながらも楽しくさせて頂いてます!
はい、次の日から大学に通わせようと考えておりました!
そうですね、此方も別々の場面より一緒に居る時を優先にやっていきたいです!
ので、主様のお考えに賛成させて頂きます!
此方も早く色々な展開をやりたいです!そして仲も深めていき、いずれはイチャイチャも…←
考えるだけでもうわくわくが止まりません!)
7つも、だな。…俺が小学1年のとき、お前が生まれたくらいだぞ。
(恐らく自分の年齢の事は恩人である相手の父から聞いたのだろう、見た目ではあまり感じないが具体的な数字として突きつけられると年齢差は相当なもののように感じ遠くを見るように目を細めて。無意識に色々と条件を付けてしまっている事に気付かず、「まだプリンもあるし、…果物のゼリーくらいなら俺が作る。」と厳選するようにワゴンの中から様々な種類の果物が入ったゼリーが籠の中へと移ってくるのを見届けて。野菜のコーナーへと向かえば色や状態を確認しながら、玉葱や人参、トマトなどを次々籠に入れていき。)
(いえいえ、楽しいとの言葉に安心しました。良かったです!
同じ時間を共有していたらくっつくのも時間の問題ですよこれ、遥くん魅力的すぎる…!
大学が始まったら代わりばんこにやりたい場面を提案するようにしましょう!
もうすっごく楽しみです…それではそこまで本体は下がっておきますね!)
そう言われたら大きく感じるけど…お爺さんになって100歳と107歳じゃあんまり変わらないと思わない?
(言われた通り想像しては確かに差を大きく感じてしまい何故か寂しい様な悔しい様な気持ちになり、相手とは逆の発想をし歳をとってしまえば段々と気にならなくなるのではと遠くを見る相手の様子を伺う様にしながら告げ。ふと相手の小さい頃はどんなだったのだろうという好奇心が芽生えれば「ね、帰ったら眞人の小さい頃の写真、見せてよ?」と楽しげに尋ね。プリンがまだ残っている事に嬉しくなるもその次の台詞に軽く目を見開いては「本当!?食べたい、眞人のゼリー!」と野菜コーナーへ向かう相手の後ろを着いて行きながら明るい声色で嬉しそうに話し掛け。)
(/時間の問題…!元から恋人というより段々と…という展開って素敵ですよね!
いーえ!うちのはただの生意気小僧ですよぉ…眞人さんの方がなんたる包容力、つい心を開いてしまいますよ遥も。
分かりました!やきもち妬くのとかもやってみたくて、ワクワクしております!
ではでは、此方もこれにて…!)
あー…確かに。…107歳か、じじいだな。生きてるのか。
(平均寿命よりもはるかに上の年齢の例えは妙に納得出来るものだが、互いにいくつも年を重ねた事を想像しては可笑しさがこみ上げツボに入ったらしく片手で腹部を押さえつつ笑み漏らし。唐突な問い掛けに驚いたのか少しの間をおくと「写真、…どこ置いたっけな。」とここ数年見ることすらしていないアルバムの場所を思い出すように呟いて。目当てのものや特売商品などを籠に入れていき、「わかったわかった。…好きな果物は?」と後ろを歩く相手に付いてきているかどうか確認するように時折視線を向けつつ無邪気な様子に呆れたように告げるもちゃっかり好物を尋ねていて。買うべきものはこれくらいだろうとレジへと向かい。)
生きてる確率は高くないだろうけど…ってそんなに笑う所!?
(自分は至って真面目に言ったのに腹を抑えてまで笑う相手にそんなに笑う様な事言ったかと怪訝そうな見詰めるも、こんな風に笑う相手を初めて見たと新たな一面の発見に何だか嬉しくなり此方も目を細め楽しそうに小さく笑って。彼は此処が実家だろうからきっと家の何処かに置いてあるはず、そう考えては「へへ、今度こっそり見付けて見ちゃおうかな。」と冗談混じりに口角上げるも7割程本気で。慣れた手付きで買い物を進めて行く様を珍しい物を見るかの様に楽しげに見ながら問い掛けには「桃!」と即答し。レジへ来て相手の隣に並べば、レジの人や距離の近くなったこの村の人達に対して多少の人見知り、というか猫かぶりな性格が顔をだし途端に大人しくなり。)
いや、だってお前…面白いだろ、それ。
(腹筋が引き攣るような感覚は久し振りで、笑い過ぎか目尻に浮かんだ涙を指の背で拭いながらこんなに笑ったのはいつ振りだろうかとふと考え。両親を亡くしあの広い家に一人暮らすようになってから笑うこと自体少なくなっていたことを今更ながらに自覚しつつも、こうしてやってきた天真爛漫な相手に変化が始まろうとしていることを心のどこかで感じ取っていて。「おい、…俺が探しとくから。」あながち冗談でないように感じたのか、困ったように眉を寄せるとやんわりと止めておき。相手の好物の果物を聞いたことろでレジに入ると借りてきた猫のように大人しくなる相手を意外そうに見るも何も言わず、手早く会計を済ませてはボディバッグに入っていたエコバッグに品物を全て詰めスーパーの外へ。)
いや、そこまで面白くないよ。眞人って、もしかしてゲラなの?
(目尻の涙を拭う様子にそんなに笑いのツボに嵌ったのだろうか?自分には理解出来なく面白くないと呆れ半分の表情で否定し。今さっきまでそんな姿は見せていなかったがさてはゲラなのかと笑う相手の顔を覗き込むようにして尋ね。自分に探させない様に言う相手に「とか言って、隠すつもりなんじゃないの?」疑いの視線を向け。相手の後を大人しくついて行きながら此方に来てから相手としか居なかった所為で忘れかけていたがやはり都会での癖は抜けていないなと再確認し。しかし、何故か相手には直ぐに打ち解けた事を不思議に思っていて。)
げら…って…、何だ?
(漸く落ち着きを取り戻し、呼吸を整えるように一度深く息を吐くも相手の言葉の中に聞き慣れない単語を見つけると覗き込んできた相手に視線を合わせ不思議そうに少し首を傾げて問い。怪訝そうな目と同じような声色の相手に何処か困ったように後頭部を掻くと「隠す気はない。…けどまあ、気が向いたら探しとく。」あまり気が進まないようで、曖昧に言葉を濁しておき。初対面の時の猫を被ったような様子を思い返し、外に出て来た道をゆっくりと歩みながら「人見知りなのか?」と直球に問い掛けながらも、我ながら随分心を許されていることにくすぐったさを覚えていて。)
ゲラ、知らないの? "笑い上戸"って意味だよ。
(自分の発した言葉を分からないとった様に尋ねられては此方も少し驚きつつも相手にも分かるよう別の言葉に言い換えて。乗り気ではない様子を横目に「…僕の知らない眞人を見たいんだ。」と前方を見詰めたまま告げて。面白がっているのもあるが本心は言葉にした方で。唐突に直球な質問をされては言うか言うまいか悩むもずっと隠して置くのもなんだし、心を許している相手には話してもいいかと思えば「…人見知りっていうか、他人に自分の本性出すの苦手で…つい隠しちゃうんだよね。…もう今では癖みたいになっちゃってさ。」と何でもないように話し。)
へえ。知らなかった。…違うと思うけどな。
(分かりやすい説明に納得したのか感心したように呟き。今のように笑うことはほとんどなかった自分には当て嵌まらない言葉に感じていながらも自分の顎に指を添えて考えてみて。大胆な発言に反応薄いながらも内心で驚いていて、そう言われればどうも断りにくいような気持ちになってくるも「少しずつな。…俺も、お前のアルバム見てみたいし。」と本心とともに交換条件を付けるように。相手の口から語られる真実に今日一日の事を少しずつ思い返してみては全て合点がいき、「あー…成程な。だから最初、あんなだったのか。」今日の事なのに不思議と懐かしいような感覚になりながら、袋を持ち直すと軽く淡々と告げる相手の頭を軽くぽんぽんと撫でて。)
なーんだ、違ったか。
(本人から違うだろうと告げられては確かにあまり声を荒げて笑う様な感じには思えないなと。意外な一面発見かと思ったが違った様で残念そうに告げて。相手のを見る事ばかり考えていると自分のアルバムをみたいと言われ親以外に見られた事もない物を他人に見せる、ましてや相手に見せるなんて恥ずかし過ぎて出来ないと首を左右に振れば「僕のなんて見たって仕方無いから、やめときなよ。ていうか、ダメ。」と。自分とは違って人当たりの良さそうな相手はどう思っただろうと相手に目を向けようとすれば不意に頭に重みを感じ撫でられている事が分かれば、受け入れてくれたのかと安堵しつつも「あんなって何さ。仕方無いでしょ、父さんの知り合いとはいえ僕からしたら知らない人何だから。」と悪態つき。)
笑い上戸か、なんて聞かれたの初めて。
(相手の期待に沿わなかったらしく、どこか残念そうに気を落とす相手を横目にゆったり腕を組めば思い出すように目を細めながらしみじみと呟いて。よっぽど見られたくないのか行動と言葉、共に拒否を見せる相手に隠されると見たくなる不思議な感情が沸き上がってきて。自分のアルバムを強引に見つけ出そうとしているその行為を止める意味もこめて「…永峰さんに頼んでみるか。」と相手の父親を出し、冗談半分に呟いてみて。子ども扱い、と怒らない事に今更ながら安堵しつつも相手の頭からそっと手を退け「話と全然違ってたから。…ま、俺に気を許せてるんだし、少しずつ慣れていけばいい。」昔からの癖とはいえ、性格を騙る事は精神的に負担だろう。都会とは違った雰囲気や時間の流れが、それを少しずつ緩和させていけばいいと考えていて。)
僕もそんな風には思ってなかったけど、あんまり笑うもんだからさ。
(会った時から穏やかで落ち着いた印象を持っていて話していてもその通りな人だと思っていたのに、自分が大して面白くないと思う事に腹を抑えて笑う様を見て尋ねたのだと。簡単に引き下がってくれないだろうとは思っていたものの、父の名が出されては「何で父さんが出てくるのさ!」と明らかに動揺を見せて。相手からそんな連絡されたら嬉しそうに何かしらの手を使ってアルバムを送ってくるに決まってると。忙しい両親だったが一人息子という事もあり、時々帰って来たと思えば目一杯甘やかしてくるような二人だったなと懐かしむ様に思い出し、きっと今も忙しくしているのだろうとぼんやり考えつつ無理に相手のアルバムを探し当てるのは止めておこうと。告げられた言葉の優しさに嬉しく有り難く思うも相手にだけ気を許して居るという現状が恥ずかしく「別に気を許してる、なんて言ってない。」と告げては歩く速度を早め相手を置いて行く様に先を歩き。)
…つぼに入ったんだよ。
(相手の中で自分の印象が大きく変わってしまったのではないかという事に今更気付き、誤解を解くように言い訳じみた事を呟いて。慌てたような反応に好感触を得ていて、無意識に口端上げながら「あの人なら喜んで見せてくれるだろうなと思って。」と恩人が息子である相手に甘く、可愛がっていることを見抜いているため、自信があるのかどこか得意気に。此処まで言えば自分の幼少期を知られることも、暫くはないだろうと考えて。いきなり歩調を速めて先に行ってしまう相手の行動が照れ隠しだという事を何となしに勘付いているのか小さく笑うと「そうか。…なら、俺にも少しずつ慣れていってくれ。」と歩調は変えないまま相手の後を追って。)
つぼ、浅いんじゃないの?
(ゲラではないと認めたものの案外つぼは浅い方なんじゃないかとからかう様に口角上げて。先程まで抱いていたものより取っ付きやすい印象になってはまた一つ気を許してしまう様な感覚になり。楽しんでいるかの様に上がった口角を不服そうに見て「眞人の事、随分気に入ってたみたいだから頼まれたら何でも言う事聞くんじゃない?」と。と言うのも、大学に通う為の家を探していた時父は彼の話を楽しそうにしていて自分が了承すれば物凄く嬉しそうだったから。距離が少し空いていても声は届き「気が向いたらね。」と素っ気なく返しては振り向き相手が自分に追い付いて来るのを待って。)
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