無色透明( 非募集 )

無色透明( 非募集 )

とくめいさん  2015-04-11 00:19:44 
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お相手募集板の>8268様をお待ちしております。

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  • No.21 by 楠 眞人  2015-04-11 16:02:24 

…はい。
(裏庭にある家庭菜園で雑草を引き抜いていたところに聞こえてくるインターホンの音にゆっくりと身体を起こしては掌に付いた土を軽く払い玄関へと向かって。覗き穴などないものの確認することなく引き戸を開けると大荷物を抱えた相手の姿を捉えて不思議そうに首を傾げるも、どことなく恩人の面影のある顔立ちに思い出したように「ああ。…あんたが永峰さんの。」と尋ねるような口調で呟いて。)

  • No.22 by 永峰 遥  2015-04-11 16:15:10 


こんにちは。
(扉が開けば相手の姿が見えるなり前記告げ、自分より大きな相手を見上げては怖そうではない印象に安心するも不思議そうにしている様子に家を間違えたかと多少の不安を抱き見詰めいては思い出したように告げられた言葉に自分が来るという事を忘れていたのだろうかと思いながら「…永峰遥です、これから宜しくお願いします。」と軽く頭を下げて肯定するように名前を告げて。)

  • No.23 by 楠 眞人  2015-04-11 17:08:53 

どうも。…楠眞人、遠いとこからお疲れさん。
(見上げてくる深緑の瞳に目を細めながらも礼儀正しい挨拶と自己紹介に恩人から聞いていた印象との齟齬を感じながらも緊張しているのだろうとの結論に至り、労いの言葉を掛けて。荷物へ手を伸ばそうとするも掌が土で汚れていた事を思い出すと寸前で思い留まり。踵を返し靴を脱ぐと先導するように相手の部屋へと続く廊下を歩み、一度足を止めると「まあ、入って。荷物、玄関のとこ置いといていいから。」肩越しに告げては中に入るよう促して。)

  • No.24 by 永峰 遥  2015-04-11 18:07:48 


お邪魔します。
(中に入るよう促されれば荷物を玄関の隅に置き、靴を脱ぎ端に揃えて置き直し見慣れない木造の室内を珍しそうに見渡しながら相手の後を着いて歩き、こんな広々とした空間に一人なんて周りに気を遣う事もなくのびのびと出来て羨ましいと思っては「どうして一人何だろう…」と思わず声を洩らしてしまい。)

  • No.25 by 楠 眞人  2015-04-11 18:36:03 

…親、いないからさ。
(背後から聞こえる足音に着いて来ていることを察知しつつ、奥にある空き部屋に向かっていくもその道中に聞こえた素朴な疑問に言葉を選ぶように考えるも振り返ることなく淡々と上記述べ。両親と離れている期間が長かったためかあまり気にもとめていないようで。元は父の部屋だった場所に付くと襖を開いて「洋室じゃなくて悪いけど、ここがあんたの部屋な。家具とかも好きに使ってくれ。」机と本棚、タンスが畳の上に置かれた簡素な室内を見渡しては部屋の中に入ると大きな窓を開き隣接した縁側を見せ。)

  • No.26 by 永峰 遥  2015-04-11 18:50:08 


え…あ、ごめん。
(返ってきた返事に少し驚けば思っていた事を口に出してしまっていた事に気付き相手に見えはしないが罪悪感に駆られ少し俯き申し訳なさげな声色で謝罪し。襖を開ける音に顔を上げては中に入るなり広い和室に目を見開き縁側に近寄っては一目で魅了されては満足そうにしており「気に入った、遠慮なく使わせて貰うよ。…それと、遥でいい。」と部屋から視線を相手に移して。)

  • No.27 by 楠 眞人  2015-04-11 19:07:32 

ん…、いいよ。気にするな。
(申し訳なさそうにトーンを落とした声を聞くと相手のほうに顔を向けては頭を垂れている様子に何と詞を返すべきかと考えつつ気を遣わせてしまったことに対して困ったように肩を竦めてみせ。満足な反応を見て安堵したように表情を緩めると「よかった。…おー、じゃあ、遥。荷物とってくるから、ゆっくりしてて。」目線を合わせると了承の意味もこめて小さく頷き、覚えるように一度名前で呼びかけると手を洗うべく洗面所に向かって。)

  • No.28 by 永峰 遥  2015-04-11 19:25:49 


ありがと。
(来て早々こんな事を聞いてしまうなんて何やっているんだと軽く自分を責めるも気にするなと言ってくれた相手に気持ちが少し軽くなり控えめに口角上げて礼を。荷物を持ってくると言う相手に「いいよ、そんなの後でで。」と少々遠慮するも縁側に興味津々で此処から外に出られるんだと広い庭を未だに眺めていて。)

  • No.29 by 楠 眞人  2015-04-11 20:09:23 

じゃあ、寝るときまでに持ってきとく。
(礼を言われる覚えはなく不思議そうに首を傾げるも表情が解れたのを確認するとそれを追及することもなく。背後から聞こえてくる言葉に一度足を止めては、今日はこれ以上作業をするつもりがないのか洗面所で手を洗い軽く手をタオルで拭い。縁側に興味を示していた相手の様子を見ようと部屋に戻ってくると「サンダルあるから、外出てみてもいいよ。」草花の多い庭は都会暮らしの相手にとっては珍しいものなのだろう、相手の隣に並ぶように立ち小さく笑み漏らし。)

  • No.30 by 永峰 遥  2015-04-11 20:35:45 


いいよ、別に。それくらい自分で出来るから。
(急いで片付けなくてもいいかと田舎ならではののんびりした空気に影響されてかそう考えていて、居候させて貰うのは此方なのにそこまでして貰わなくても大丈夫だとまだ気を遣っているようで。外へ出てもいいと許可を貰えば嬉しそうに此方を向いて「本当?…じゃあ、…眞人、この花はなんて言うの?」と外へ出るなり綺麗に咲いている花に近寄っては相手の方振り返り興味津々といった様子で花を指差して。)

  • No.31 by 楠 眞人  2015-04-11 21:07:24 

…半分ずつ持とう。重いだろ、あれ。
(初対面の相手に遠慮することは当然だが変に気を遣われるのも居心地が悪いのか譲歩しては提案してみて。無邪気に草花へと駆けて行く姿はどこか幼く見え、最初の印象から少しずつ変化を見せる相手に微笑ましさを感じながら予備の下駄を履くとゆっくりと近付いていき。相手の指差す可愛らしい桃色の花を見ては「アセビ。綺麗だけど、毒があるから…食うなよ。」少しからかうような冗談めいた口調で述べ。)

  • No.32 by 永峰 遥  2015-04-11 21:35:40 


じゃあ、お言葉に甘えようかな。
(軽く断っても引き下がらない相手に他人に頼るのは得意ではないと躊躇うもあまり頑固に断るのも失礼かと表情緩めては手伝ってもらう事にし。近付いて来る相手から花の情報を聞きながら再び花に視線を向け「こんなに綺麗なのに毒なんてあるんだ…。食べたりしないよ、それくらい分かる。」見かけによらず毒がある花なんてと少々驚き、からかってくる相手を不満そうな表情で見上げては流石に食用だとは思わないと。)

  • No.33 by 楠 眞人  2015-04-11 22:40:24 

嗚呼。俺がしたくてしてることだから、あまり気を遣うな。
(和らいだ表情を見てはつられるように目尻を緩めると頷いて。田舎暮らしの長い自分からすれば珍しいものではないが彼にとっては違うのだろう、花を観察し表情をころころと変える相手をぼんやりと眺めて。ふと視線を感じ目線を下げると不満げな顔つきに小さく笑って「冗談だ。…けど、毒があるのは本当だから、触らないほうがいい。」興味を抱いたものをうっかりと触って怪我をさせては相手の父親に顔向けができない、淡々と注意を促して。)

  • No.34 by 永峰 遥  2015-04-11 23:22:49 


ふ、…見ず知らずの人と暮らすのはどんなに面倒かと思ったけど、眞人とならやっていけそうだよ。
(先程から続く優しい言葉と緩んだ目元に緊張が緩んだのか小さく笑っては此方も柔らかい笑みを浮かべ相手目を見詰めて。どこまで猫を被っていようかと悩んでいたも相手の前でなら本当の自分で居ても大丈夫かもしれないと気を許したようで。「…眞人は物知りなんだね。…ね、触らないから絵に描いてもいい?」見た目や名前くらいは知っている花でも毒があるかまではあまり知らない自分にとっては相手が凄く物知りのように感じられ、ふと此処へ来て初めて知った物をスケッチしようと思い付き一応許可をと尋ねて。)

  • No.35 by 楠 眞人  2015-04-12 11:16:22 

おー。…それならよかった。
(ようやく見られた柔らかい表情と初対面の時と比べると随分さばさばとした口ぶりに徐々に緊張が解けてきたのだろうと安心したように口角を上げて。ぱっちりとした緑色の目を見つめてはぼんやりと思案するも問い掛けに我に返り、「嗚呼、好きにやってくれ。…そうか、美大生だもんなあ。」と頷き思いだしたように独りごちて。スケッチをするなら自分は居ないほうがいいだろう、と下駄を脱ぎ縁側から部屋の中に入っていき。)

  • No.36 by 永峰 遥  2015-04-12 13:33:04 


そう言えばさ、眞人は何してる人なの?
(これからの生活が楽しみだと期待を抱き、まだ相手の事を何も知らないなとふと思っては一番に気になったのはどんな職業なのかという事で視線は相手に向けたまま緩く首を傾げて。自分が美大に通っている事も知っていたのかと部屋の中へ入って行く背中を眺めて「知ってたんだ、僕の事。」と呟き。少ししてから、玄関に置いたままの荷物の中に画材がある事を思い出し相手の後を追うように部屋へ入り玄関へと取りに向かって。)

  • No.37 by 楠 眞人  2015-04-12 14:49:11 

俺はー…何だろ。ケーキ屋の手伝い…とか?
(決まった時間帯に働くわけではないため仕事と言ってしまうには無責任だと感じ、顎に指を添え言葉を探すように目を伏せつつ曖昧に告げては自分でもしっくりこないのか眉を寄せ首を傾げて。背後から聞こえた呟きに一度振り返るも庭に居る相手を一度見ては今のうちに荷物を運ぼうと考え玄関へと向かい。ボストンバッグとキャリーケースをそれぞれ片手で持ち上げると廊下で相手と遭遇し「…あ。スケッチブック、この中か?」と手に持った荷物を一瞥し、相手に目線を移して。)

  • No.38 by 永峰 遥  2015-04-12 18:31:00 


…ケーキ屋さん、…見かけに寄らずって感じだね。
(考える素振りを眺めていては返ってきた返事に背が高く逞しそうな体型からは想像し難いとへぇ、と驚いた反応を見せては思ったままの事を告げて。玄関で相手に遭遇しては察しがいいなと頷き「うん、その中。…運んでくれるの?」と自分の荷物を持ってくれている相手の隣に並んでは相手ならこのまま持って行ってくれるだろうと分かっていて図々しく態とらしく口角上げて尋ねて。)

  • No.39 by 楠 眞人  2015-04-14 18:07:26 

素直だな。…まあ、よく言われる。
(率直な物言いは意外だったのか驚いたように目を丸くするも自身の容姿からは想像出来ない職業であることは自覚しており、小さく肩を竦めてみせて。試すような問い掛けと表情に首を傾げ少しばかり思考を巡らせるも「いいよ、これくらい。…今日はサービス。」なんて冗談めいた笑みを浮かべて、己よりも少し小柄な相手と歩調を合わせるようにゆっくりと歩き出し。)

  • No.40 by 永峰 遥  2015-04-14 21:47:47 


でもまぁ、いいんじゃない?何となくだけど、眞人に似合ってると思うよ。
(肩を竦める様子を見遣りじっと暫く見詰めてはまだ相手の事は殆ど知らないのだが何故かそう思った事を生意気で上から目線な物言いで告げては僅かに口角上げて。「やった。ついでに僕の事も運んでくれてもいいよ?」了承得れば思った通りの言葉にに、と笑っては歩き出した相手の隣を並ぶように歩きながら楽しげに見上げて。)

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