フランシス・ボヌフォア 2015-04-09 22:55:12 |
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(愛しき人との久々の逢瀬ともあり無意識の内に待ち合わせ時間より早く着いてしまった自分に苦笑しながらウェイターに案内される儘窓辺の席に腰掛け。落ち着いた雰囲気のカフェで一人分の珈琲注文すれば窓辺から見える景色ぼんやり眺めながら目の前を楽しげに通り過ぎる恋人同士に思わず頰緩めて)ふふ、幸せそうね。やっぱりわたしの国民はこうじゃなくちゃ。
(/はわわ、なんだか訳のわからない絡み文になってしまいすみません。絡みづらかったらなおすので言ってくださいね!
こちらこそ改めてよろしくお願いします。)
おや、先を越されちゃったみたいだね…
(十分余裕をもって店につくよう家を出たつもりだけど、と腕時計を見て確認する。もう一度顔をあげて待ち合わせのカフェの、大通りに面した窓際に座っている美しい恋人の姿に苦笑いを漏らし)
(/絡みづらくなんてないですよ…っ、ありがとうございます!)
あら、ボンジュール。何処のモデルさんかと思ったわ。
(不意に掛けられた声聞き覚えのあるもので其方目を向け視界に愛しき人捉えれば幸せそうに口角緩め微笑み。自身の隣の椅子引いて座るように促しながら冗談囁いて)
(/ひええ、ありがとうございます。また疑問質問などがあったらその都度言っていきましょうね!よろしくお願いします)
ボンジュール、フランソワーズ、…待たせちゃってごめんね?
(ふふっと微笑み、軽くウインクしながら、示された席に軽やかな足取りで座り)
モデル?
そうだねぇ…
(囁かれた冗談を当たり前のように受け入れ、頷き)
(/はーい!!)
あら、否定はしないの?
(当然と言わんばかりの態度にクスクス笑い、珈琲一口飲み込んではメニュー貴方に差し出し。”何かご注文は?”と首傾げ茶目っ気たっぷりに問い掛けてみせ)
ん、ありがと
(差し出されたメニューを受け取ろうとして、ふと移した視線の先に、貴女の瞳があり)
……っ
(窓から差し込む朝の光を取り込んで煌めくアメジストに見つめられ、それに魅せられ知らずに息が止まり)
フランシス?…ちょっと、大丈夫?お姉さんとのデート中に考えごと?
(視線交わったかと思えば動かなくなった相手の様子に一度顔の前で手を振り意識戻させようとするも反応無く、不満気に眉顰めては白く美しい頰を指でつまんでみせ)
……ぁ、
(頬にあたった、白く細い恋人の指に漸く意識を取り戻し、一瞬無防備な表情を見せるも、何事もなかったかのように片手でメニューを開き、店側には見えないように隠しつつ、身を乗り出して、貴女に軽く口づけし)
ふふ、ごめんね…、恋人があまりにも美しくて
あらあら、褒めても何も出ないわよ?(軽く唇同士重なれば瞳瞬かせ僅に驚き表情に出すも特に恥ずかしがることせず再び珈琲傾け一口飲み込み。ふと思い出したように顔上げれば貴方見つめながら口を開いて)そう言えば、今日の予定はどうするの?何か素敵な案はあるかしら。
おや、それは残念
(茶化すようににやりと笑いながら囁くと、近付いてきていたウエイトレスに珈琲を注文し、今日の予定聞かれれば、少し考えるような素振りを見せゆっくりと口を開き)
そうだねぇ、ちょうど復活祭の季節だし、パリをのんびり歩いて、ショッピングして…、特には決めてないけど…、なにか希望はある?
あ、花を見に行くのも良いかもしれない
そうね、花を見るのも偶には良いわね。今の時期ならアイリスも咲いているわ。私達の大切な花でしょ?嗚呼、百合はまだ早いかしらね。
(提案に小さく頷き見頃の花脳裏に浮かべれば直ぐに自身たちの象徴である国花の一つ過ぎり自然と口角緩ませて)
でも貴方にはアイリスよりも百合よりも薔薇の方がしっくりくるのは何故なのかしらね。
ん、俺かい?
華やかだからかな?
(それと、愛と情熱の象徴だからかな? と呟きつつ、運ばれてきた珈琲を受け取り、一口すすり)
そうだねぇ、君は花に例えるなら、白百合かな?
美しく気高くて、清廉で何者にも染まらない
(頬杖をつきながら目元に優しい笑みを浮かべ、すらりと背を伸ばす貴女の瞳を見上げ)
華やかだから?そうかしら。寧ろ貴方の場合露出する時に何時も薔薇の花を付けてるイメージが強いのだけれど?
(珈琲啜り乍さらりと辛辣な言葉紡ぐとにんまり口元弧を描くようにし貴方試すように見つめて)
白百合、ね。純白と平和の象徴。ふふ、光栄だわ。メルシー。
(気を良くしたのか綻ぶような笑み浮かべては優しい声色で感謝述べて)
ええー、そこ??
(気が抜けたように破顔し、がっくりと肩を落とし)
う、美しいお兄さんの肉体美に、華やかな薔薇の花は必要不可欠なのさ!!
(必死に引きつった笑顔を作りながら、調子に乗ったときの自分を澄ました顔で責めてくる恋人の顔を見ることができず)
うん、そうそう、お兄さん君の鈴のような声と可憐な笑顔が好きさ
(さらりと恥ずかしげもなく言いきり、隣り合った貴女の手を片手で優しく包み込み)
何も脱げば美しいって訳じゃないのに、貴方って人は脱ぎたがりよね。素敵な服を着ていても勿体無いわ。
(やれやれ、と肩落とし溜息一つ吐き出すと”でもそれが貴方ですものね。”と諦めと愛しさ込めて紡いで)
あらあら、ムッシュー。お上手ね。
(突然紡がれた愛の言葉に満更でも無さそうに微笑みながら口を閉じさせるべく頼んでおいたマカロン一粒貴方の口元に押し付けて)
甘いでしょう?
そうやって憎まれ口を叩いていても、俺のことを理解していてくれる人がいるから、ね?
(包み込んだ貴女の白い手の整った爪の先を、愛撫するようにゆっくりと指の腹でなぞり)
んっ
(突然唇に押し当てられたマカロンに驚くように青い目を見開くが、すぐに貴女の手を捕まえて口を開きそれを食べ。そのままちゅっとリップ音をたてながら貴女の指先に口づけをする)
甘い、ね
あら、そんな人がいるの?見てみたいわね。
(爪先撫でられればこそばゆいのか僅かに肩震わせつつも気丈な言葉返して)
…貴方って本当に気障よね。狡いわ。
(マカロンに続いて自身の指先唇触れ重ねて紡がれた言葉に先程迄の余裕奪われ目尻朱に染め乍恥ずかしそうに俯き深々と息吐いて)
ふふ、それはどうも
(貴女の表情がわずかに変わったのを目敏く感じとり、満足げににっこりと微笑み)
先に仕掛けてきたのは君でしょ?
(以前貴女の手を捕まえたまま、その手の甲に頬擦りし)
仕掛けたなんて失礼しちゃうわ。私はただ貴方にマカロンを食べさせただけでしょう?
(不服なのか僅かに頰膨らませ子供っぽく拗ねれば空いてる手で貴方の頰数回つついて)
もぅ、珈琲早く飲んだら?冷めてしまうわ。
(両手離せば向き直り飲みかけた珈琲カップ手に取り何事も無かったように其れを口に含み)
ああ、とっても甘くて美味しかったさ、ありがとう
(意味ありげに視線を送りつつ、冷めかけた珈琲に口をつけ)
そんな顔してたら、美しい顔が台無しだよ?
もちろん、お兄さんはそんな君も大好きさ
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