フランシス・ボヌフォア 2015-04-09 22:55:12 |
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はい、良くできました
(耐えきれずに泣き出してしまった相手を労るように優しく胸に抱き止めあやすように背中を撫でて)
っ、馬鹿!馬鹿馬鹿!私ばっかり好きみたいで…嫌になるわ。
(胸に顔埋めながらも悔しいのか胸板手で叩いては弱々しく愚痴こぼして)
よしよし、ごめんね、ついいじめすぎちゃった
(心配そうな顔をして腕の中の彼女を慰めるも、心の中では自分が引き出した気高い彼女の弱い部分に満足して)
もぉ、子供扱いしないで。意地悪ばかりされたら私だって悲しいわ。
(宥めるような柔らかい言葉紡ぐ相手に頰膨らませながら顔背けて)
おや…、こういうの、イヤ?
(美しく波打つ相手の髪にそっと唇を落とし、吐息を孕ませた声で耳許に囁いて)
俺は、もっと乱れる君が見たいよ?
悪趣味な人。…ねぇ、貴方は言ってくれないの?
(耳元に温かな吐息感じればピクリ身体震わせながらも負けじと相手の頰に手を這わせ優しく撫でて)
っ、また意地悪するの?それとも知ら無いふりしちゃうぐらい私の事が嫌い?(耳くすぐる相手の指に思わず身体震わせるも紡がれた言葉胸に突き刺さり暗い顔色で問いかけ)
(相手の視線にそろそろからかうのはやめた方が良さそうだと気付いて、労るように相手の額に口付けて)
本当に嫌いなヤツにはね、俺はこんな風に会話したり、キスしたりしないよ?
本当?貴方は誰にでも愛を振りまくのが上手だから本当のことがわからないわ。それに、私には言ってくれないから。
(肩落として溜息ひとつ零せば、暗い雰囲気打ち壊すように自身の頰に両手で叩いてから笑顔向けて)
もう、うじうじしても意味無いわよね。気にしないで、もう平気よ。
(気丈に振る舞って見せる相手に、ため息ひとつ溢してその手をとって強引に抱き締め)
ちょっと一人で解決しないでよ、まだお兄さんの愛の言葉は終わってないんだから
(全然平気でもない癖に、と相手の背中を撫でながら呟き)
あら、これ以上続きがあるなんて分からなかったわ。ごめんなさいね、フランシス。でもその続きは結構よ。(相手に抱き止められれば一瞬顔強張らせるも紡がれた言葉聴く耳持たないとばかりに言葉打ち消して)平気よ。だって私は世界のお姉さんだもの。
っ、言わせろよ…!
(相手の毅然とした言葉と態度に一瞬怯みかけるも、すぐに落ち着きを取り戻し、抱き締める腕を緩めて相手をまっすぐに見つめて、意を決したように)
好きだ…、いや、愛してるよフランソワーズ
…っ、いいのよ。無理して私にあわせなくて。逆に気を遣われると悲しくなるわ。(不意に荒々しい口調になる相手にたじろぐも、紡がれた愛の言葉素直に受け止められず眉尻下げてその唇に軽く指先押し当てて)私にまだ魅力が足りないのなら頑張るわ。いつか心から私を好きになってくれるようにしちゃうんだから、ね?(くすりと控えめに笑いかけて)
……なんだよ、それ
(相手の言葉と、言葉を封じるように唇に当てられた指に、自分の気持ちを拒絶されたように感じとり目の前が真っ暗になって、目の前の華奢な手首を掴むとぐいと頭上に持ち上げ、反動で引き寄せられたしなやかな肢体を互いの身体密着させるように抱き締め)
だって…、言いたくなさそうだったじゃない。私が無理に言わせたみたいで、そんなの耐えられない。(先程よりも強く抱き締められれば動揺から瞳揺らし貼り付けた笑み崩すと、聞きたくないとばかりに顔左右に振り胸の内叫んで)
(あくまで拒絶を続ける相手に、頭の中で何かが切れる音がして)
……へえ、そうかい
(相手を軽々と抱き上げると固い表情のままどこかへ歩き始め)
え、フランシス…?怒ってるの?や、やだ。降ろして?
(言葉少なに自身抱えて歩き出す相手の様子いつもと異なり、その異様さに背筋ぞくりとし、腕の中でもがいては解放して欲しいと訴えて)
(どさりと少々乱暴に相手を下ろしたのはベッドの上で、手首を相手の頭上に一纏めにして押さえ付け、スカートを身に付けた相手の脚を割って膝をつけ、押し倒して)
わからせてあげようじゃない、俺の愛
(普段の様子とはかけ離れ荒々しい相手の行動に恐怖覚えベッドの上で小さく身体震わせると、弱々しい声で許しを乞い)ご、ごめんなさい…フランシス。謝るから、この手離して。痛いわ。(無駄だと分かりながらも身を捩り相手から抜け出そうともがいて)
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