鮫島呉羽 2015-04-07 22:32:32 |
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ん…
おわっ!
み、見えるけど…お前誰だよ⁈
(声を掛けられ、ゆったり目を開けると、目の前に整った顔立ちの青年が覗き込んでいて、驚き)
鮫島呉羽って言うんだ、変わった名前なんだね。
あの箱何入ってるか気になったから寝てる間に僕が開けて見てみたけど、何が何かイマイチ良く分からなかったよ。
(ダンボールの方へ再び向かい中を覗いては一つ物を持ち上げ)
そうなんだ、僕も初めて聞いたよ。
(可笑しそうに笑い)
形しか分からないから、困ったね。
(困ってるような表情は見せず相手に渡し)
(/何が面白いですかね?)
まぁ、佐藤とか鈴木とか、
被るような名前よりはマシだな。
(そう言いながら受け取り)
あぁ、これか、これはな…
手挽きミルだよ。コーヒー豆を挽く奴だ。
(/こうなりましたw)
たぶん、すぐ覚えてくれそうだよ。
(浅く何回か頷き)
手挽きミルって言うんだ、僕コレ初めて見たような気がするよ。何だか凄いね、どうやって使うの?
(じっくりと見ながら更に質問し)
(/コーヒー作るって書いてあったのでぴったりですね!)
あー、じゃあ、ついでにコーヒー作るか。
まず、コーヒー豆をここに入れて、
ここのレバーを回す。
(コーヒー豆をザーッといれ、レバーを回す)
…やってみるか?少し重いけど、
段々軽くなってくるから。
(/逆にこれが一番最初に思いつきましたw)
へぇ、本当に凄いね。
(やってる様子を暫く見つめ)
え、僕ひとりでコレやるの?
君も一緒にやってよ、多分一緒に出来るはずだし。
(レバーを掴みつつ相手をチラッと見て)
(/こちらは何故かリモコンしか思いつきませんでした←)
分かった、一緒にやろうか。
(相手の手に触れ、ゆっくりと回し)
…お前、手が少し冷たいな…
(/必需品ですねw
テレビあってもそれなくちゃですもんね)
何って、だから僕は幽霊なんだって。
(相手の方を向き軽く笑い)
手が少し冷たかったんでしょ?
それは、僕が人間じゃないからだよ。
(掴んでない方で人差し指を立てて)
だ、だからか…
(そのまま暫く相手を眺め)
……なあ、こんなん聞くのもアレかもしれないけどさ、お前はどうして…死んだんだ?
(少し俯き加減で言い)
人間じゃないって分って怖い?
(心配そうな目で見て)
あれはいつだったかな、学校に行ってる途中轢かれちゃったんだよ。
それで、助からなかったみたいでさ。
(あえてわざと明るく振る舞い)
いや…怖くはないけど…
(少し無理をさせたかな、と思い)
あと、これをゆしゅつして…
ほら、これで出来たよ。
(コーヒーをマグに淹れ、手渡し)
(/とても遅くなりました!
寝落ちします…)
あぁ。
知り合いが喫茶店やっててな。
小さな頃からよく遊びに行ってたんだ。
それで器具の使い方もコーヒーの味も覚えて…
コーヒーの味が分かる7歳児なんて
そうそう居ないよな。
(そう言って苦笑いし、コーヒーに口をつけ)
凄いね、僕なんかそんな歳でコーヒー飲んだことないよ。
そもそも、あんまり飲まなかったからね。
(暫く見つめたあと同じようにコーヒーを飲み)
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