木戸番 2015-04-06 13:25:07 |
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>相良
(目の前に居る相手は先程までは何と男らしく、そして他の誰でも見た事が無い程に優しさを与えてくれていた、言わば自分にとって憧れのような感覚だったのだが、その相手が顔を赤く染めて体温を上げその熱に瞳を潤ませていると何とも言えぬ愛らしさを覚えてしまいキュウと下唇をかみしめる事で感じる愛しさを飲み込んで。(あぁ、なんでこの人はこんなにも魅力に溢れているのだろう)と一つを知ればもっと知りたくなる、そんな欲を感じながら大人しく撫でられて。目元を細めた相手からその名前を今一度伝えられると他ならぬ相手だからこそ名前で呼ぶのが少しだけ恥ずかしくてソワと体を揺らしてから「相良さま、」と数秒の躊躇いの間を残しつつも相手の事を名前で呼び、頬に触れていた掌をスウと伸ばしてそのまま髪に触れさせる様に指の隙間をすり抜ける様に相手の髪に悪戯な手つきで触れて)
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