木戸番 2015-04-06 13:25:07 |
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>相良
(傍にいる客人、その相手の事を伺う様に大きな瞳にその姿を確りと映して。その相手が自分の説明を受け笑った事で酒依存を情けなく感じバツが悪そうに視線を下ろして。しかしそれも数秒に、彼が紡ぐその言葉が信じられないと言う風に顔を上げパチパチと瞬きを行うと「貴方さんと一緒に、」縁起が悪いとされ続けた自分を傍に置きたがる等となんて珍しい人なんだろう、と思わず丸い瞳を更に真ん丸にし。差し出されるその手を数秒見つめてから木戸番へ視線を移す。その木戸番が何も言わないことから話は纏まって居るのだろうと察して、再びその目線を相手の顔へと移動させる。相手の浮かべる優し気な笑みに少なかれ安心を得ると差し出される手に自分の手を重ねて「貴方さんが良いと仰るなら、俺に断るすべはありません」目尻を細める様に柔らかな微笑みを表情に浮かばせてコクンと頭を一度ばかり頷かせて)
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