ワガママヌシ 2015-04-06 01:37:26 |
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(寝ていると急にカーテンが開き顔に朝日が当たるとんっと唸って『坊ちゃん起きてください』とメイドから声をかけられてもぞもぞと動きながら起き上がりおはよと小さく呟いて。ごりごりと豆を挽いてる独特の音がすると『誠くん!ひけてるかな?』と子供のようにはしゃいでいて嬉しそうに笑って)
(いつもより少し早めに起きるとまだ相手は寝ていたので『一様朝飯作るか』ボソッと相手を起こさないように呟きベッドをおりて。「はい、ひけてますよ」嬉しそうに笑う相手を見てこちらも笑みがこぼれて)
(眠そうにベッドから降りるとメイドに服を用意してもらい顔を洗うためお湯を用意しているメイドの後ろで学校の制服に着替えてネクタイができないのでメイドに渡し顔を洗って眠そうな顔もすっきりしていてメイドにネクタイをやってもらい朝食のため食堂に向かい。『珈琲ってこうやってできるのね』と興味津々な顔で見ていて豆が挽き終われば次はと相手を見て)
(気持ち良さそうにスヤスヤと眠っていてギュッと布団を握っていて。「次はお湯を注ぎ込みます」相手を見てはティーポットにお湯を注ぎ相手に渡して)
(お母様はまだ寝ているのだろう広い机に一人で座って出てくる朝食を食べ始めてじいやが隣にくれば今日の予定を聞いて無言で頷くと朝食を食べ終わり学校に行くため鞄に詰め込んで。『こ、こうかしら?』ティーポットを受け取ると震える手で注ぎ初めて)
(飯ができては寝ている相手を見て昨日疲れていたようだから起こそうかどうか迷っていて。「こう円を描くようにすれば香りが引き立ちますよ」相手の手を自分の手と重ねて円を描いていき)
よし(用意が終われば母の部屋に向かって「お母様学校行ってきます」と近寄って顔色の良い母の髪の毛を整えるように撫でてうっすらと目を開く母が微笑んで『行ってらっしゃい』と軽く手を振って。『なるほど…誠くんすごいわね』先程までは普通に入れてたのだが円を描くように入れることでいい香りがして砕けた笑みを向けて)
『もう少ししてから起こすか』(相手の寝ているベッドに腰を下ろして優しく微笑みながら相手の頭を撫でて。「執事の基本ですから」すごいと言われればそれほどでもなくてお湯を入れられては「できましたよ」優しく微笑み相手を見て)
それじゃあ、いってきます(ニコッと微笑んで母の部屋から出てホールに向かいじいやがカバンを持って玄関のところに立っていて「いってくるね」と言うと行ってらっしゃいませと深々と頭を下げてお見送りをし。『そうだとしても私からしたら凄いと思うわ…』ふふっと笑いできたと言われれば顔の近くで手を合わせて『誠くんもお茶にしましょ』と微笑んでソファの方に歩いて)
(頭を撫でられると気持ち良さそうに相手にくっつき気持ち良さそうにして。「私はあなた様と一緒にはお茶をしてはいけません」ソファーに向かう相手を見て珈琲を持っていき)
(外で待っていた車の扉が開き後部座席に乗るとボーっとしながら外を見ていて学校だるいなーと思っているとガラの悪い学生が目に入り軽く舌打ちをして見ないように視線を逸らし。『なぜですの?少しぐらいいいじゃないですか』とソファをポンポンと叩き)
(学校が始まった時間になれば『誠起きろよ』相手の体を揺すれば優しく微笑み。「執事の規則で決まってるんです、もうしわけありません」頭を下げてお菓子と珈琲の準備をして)
ありがと、今日は買い物あるから迎えはいいから(学校の前につくと後部座席の扉が開き車から出て近くに立つ運転手に上記を伝えるとかしこまりましたという返事を聞きじゃーねーと軽く手を振って学園内に入り。『執事の規則って厳しいのね』はぁっとため息をついて準備をしてもらうとありがとうと微笑みながらお礼を言い)
もう少しだけ(相手に抱きついたまま寝言で述べてまた眠っていき相手を離さなくて優しく微笑み。「もうしわけありません」頭を下げてお礼を言われると嬉しそうに微笑み相手の後ろに立っており)
(学園内に入ると自分と同じような生徒つまりどこぞの御曹司だの令嬢達が入る校舎と一般の生徒たちが入る校舎があり世界が二つあるような雰囲気になっていて自分はどちらでもいいのだが世間で言うと金持ちに分類するのでそちらの校舎に行き。『誠くんが謝らなくていいのよ』クスリと笑って珈琲を飲むと落ち着くのかフゥっと息を吐いて)
『仕方ないな』(優しく微笑みもう少し寝かせてやろうと思い頭を撫でてまぁいつものことだしと思いながら。「ですが…」謝らなくていいと言われても誘いを断ってしまったので)
(休み中の旅行の話やパーティーの話などの周りの雑音に顔をしかめながら校舎に入って自分の教室に行くために2,3年の教室前の廊下を静かに歩いていて。『そうだわ!一緒にお茶ができないなら…はい、あーん』とお菓子をひとつつまんで相手の口元に持っていき)
(それからだいぶ時間がたち良く寝たと思いながら目を覚まして「大我おはよ」相手を見てはヘラッと笑い寝転んだまま相手を見て。「え…」相手の言葉に困りながら少しだけ口を開けてパクっと食べて相手を見て)
(どうしてこうも騒がしいのかとむすっとした表情で歩いていると『ぼっちくんだ』と言う声が聞こえて先輩だと分かっていてもきっと睨みつけて早足で教室に行き。『ふふっ…美味しい?』と微笑みながら相手を見て食べてくれたのが嬉しいのかニコニコと楽しそうにして)
『おはよ、もう飯できてるぞ』(相手が目を覚ませば優しく微笑み相手の頭を優しく撫でて良く寝たなと思い。「はい、美味しいです」相手の言葉にこくっとうなずいて楽しそうにしている相手を見て首を傾げて)
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