ワガママヌシ 2015-04-06 01:37:26 |
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(本屋に向かいながら新作出てるといいなと思いながら学校と本屋までの道のりしかわからないので覚えてる道を歩いていると少しして本屋につき静かに中に入って。『バレないように…ふふっ楽しみね。え、私が?』相手の言葉を聞くとご飯を作ったことがないのでできるかしらと不安で)
(気持ちよさそうに相手の膝の上で眠っていて「大我・・・」寝言で相手の名前を呼び。「俺が教えますのでやってみますか?」相手を見て首を傾げて卵豆腐ができれば相手に見せてみて)
おじちゃん本出てる?(店の奥に行き馴染みのお爺さんがいると話しかけて『舜くんかい?これでいいのかい?』と白髭が生えたお爺さんが奥の本棚から取り出してきた一冊の本を差し出して。『ほんと?宜しくお願いします』相手が見せてくれる料理を見ると目をキラキラさせてペコッと頭を下げて)
『どうした?』(名前を呼ばれると相手を見て優しく微笑み本当に可愛い弟だなと思っていて。「まずはこれをどうぞ」相手にスプーンと卵豆腐を渡して)
(今日はもう落ちます。ありがとうございました!)
ありがと…えっと何円?(本を受け取り首を傾げてお爺さんを見ると『これはプレゼントだよ』と微笑み頭を撫でて貰うと嬉しそうにして小さくお礼を言ってペコッと頭を下げ帰ろうと本屋から出てまだ明るい為外で読んでみようと行ったことのないところに足を向けて。『ありがとう。えっといただきます』近くにあった椅子に座り卵豆腐を一口食べるとほわほわと自分の周りに花が舞い)
(/ありがとうございました。)
(どこかいい場所ないかと探しながら見知らぬ場所を歩いていて人気の無い公園を見つけてここでいいかとベンチに腰掛け鞄から本を出して読み始め。『美味しいわ…どうしたらこんなに美味しいのが作れるのかしら…』うむむと顎に手を添えて考えているも先に食べようと次々と口に運び)
『俺がいなくてもこんな風に笑えるか?』(相手の笑う姿をみてじぶと出会う以前の相手を思い出していて。「お口にあってよかったです」次々と口に運んでくれる相手を見てホッとしてニコっと微笑み)
(静かに本を読んでいてポカポカした陽気に気を抜いていたため近くにいた不良たちに気づくことなく。『誠くんの作ったものは美味しいわね』美味しそうに食べていてニコニコしながら食べ終わりフゥと息を吐いて)
(昔、初めて相手にあったときはとても荒れていて、先生も誰も手を付けられない様子だった。「いつも自炊をしていますので自然に上達していくものです」優しく微笑み相手が食べ終われば食器を洗おうと思い)
(本を夢中で読んでいると不良たちが近くに寄ってきて『なにしてんのぉ?』と声をかけられるが無視をして本を読み続け。『自炊か…えらいわね』微笑む相手の頭を優しく撫でてふわりと微笑み)
(その時は俺もこんなやつにか関わらない方がいいと心底思ってたんだよな。頭を撫でられると食器を置き目を閉じて気持ち良さそうになで受けていて)
(ずっと話しかけてくる不良達が嫌になりはぁっとため息をついていつの間にかスマホに登録していた執事のスマホに電話をして、高校生なら今は暇だろうと考えていて。『誠くんは撫でられるのが好きなのね』ふふっと笑うとよしよしと頭を撫でていて)
『ん…?』(相手のスマホがなるとガキとかかれていて呼び出しだなと思い『誠起きろ』相手を揺らして起こしていて。「よく撫でてもらうのは兄弟みたいに仲のいい大我だけですけどね」相手には気を許しているので撫でられるととても気持ちよく)
(ワンコールで出ないことにイライラしているとそこに不良が絡んでくるので「うるさい」と一言言うと出るまで鳴らし続けていて。『大我くん?お友達かしら?』相手の言葉から友達らしき名前が出てくるときょとんと不思議そうな顔で見ていて)
(電話だと言われれば目を覚まして、ガキだとわかると)
もしもし、どうかされましたか?(電話にでて服を着替えようと思い立ち上がり執事服をクローゼットから取り出し。「友達というより、兄弟ですよ」ニコっと微笑み相手がいてくれたから今の自分がいるのだと思い)
(今日はもう落ちます。ありがとうございました!)
遅い!僕の電話にはワンコール出てること(まったくとため息をついて「なんか変な奴らに絡まれてるからすぐ来て」と話しているとすぐ横で『変な奴らだってよー俺たちは不良だよ不良』と変なことで盛り上がってるのを睨みつけて黙らせ。『兄弟かーいいわねー』クスクスと楽しそうに笑っていて舜にも兄弟が出来たらなと思っていて)
(/ありがとうございました。)
すみません、場所はどこですか?(寝ていたので仕方ないだろと思いながら本当にわがままなガキだなと思い。「私に残されている家族は大我だけですから」ニコっと微笑み大我を思い出していて)
知らない(学校から本屋の道しか知らないため適当に選んだ公園の名前を知るわけもなく場所と言われても答えられるわけもなく『ママのこと呼んだのー?それとも僕を守ってくれるパパかなー?』と馬鹿にしたような声にイラッとして。『家族…そうだわ!今度大我くんも呼んでお茶しましょ!』といいこと思いついたと言うような口調で)
どの道を通って帰りましたか?(着替え終わると大我に手を振りニコっと微笑み家を出ていきめんどくさいガキだなと思い探しに向かい。「それはちょっと遠慮させてもらいます」相手の言葉を聞きあのガキに大我を会わせるなんて考えられなくて)
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