絢瀬亜里沙 2015-04-06 00:20:55 |
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亜里沙は…部屋か(学校が終わり、相手の家の前までやってくれば預かっている合い鍵でドアを開けて中へと足を踏み入れ。玄関には相手の靴はあるものの目の届く範囲には姿が見えず部屋に居るのだろうかと推測をしてはドアをノックし「亜里沙、居るか?入るぞ」部屋の中に居るであろう相手へと声をかけてはドアノブに手をかけ
(/これでいいでしょうか?)
ふんふんふ~ん…
(自分の部屋のデスクの前の椅子に座り大好きなμ.sの曲をリズムを刻みながら楽しそうに聞いていて、イヤーフォンをしていたのか全くノック音が聞こえず、自分の部屋なので誰も居ないと思っていたのかサビの一部分を立って踊ってみて)
(/全然問題ないですよー!自分のほうが、色々心配ですね…はは)
音はするな…(ノックをしたものの返事が返ってこず、居ないのだろうかと訝しげな表情浮かべていたが室内から何やらドタドタと物音が聞こえてきてやはり中には居るようだと確信して悪いとは思いつつもドアの隙間を開けて覗き込んで「何やってんだあいつ…」隙間からはよく見えないものの彼女は何やらダンス(?)のようなものをしているようで、状況が飲み込めず眉を顰め。すると不意に振り付けの動作で振り返った相手と目が合ってしまい、しまったと思った時には既に手遅れで表情をひきつらせて硬直する他なく
(/いえいえ、そちらも素敵ですよ。では本体はこの辺にて)
お…ハラショ…わぁ(彼と不意に目が合うとびっくりして足を滑らせてしまい、後ろに仰向けで倒れて。幸いにも後ろにベッドがあったので、ベッドがクッションになったので怪我がなかったものの、今の状況が飲み込めず寝たまま天井をみてぼーっとして
危なっ…ふぅ…驚かせるんじゃねーよ…ったく(目が合った次の瞬間、後方にバランスを崩してしまった彼女を見て、ここからでは転ぶまでに間に合わないとわかってはいたが駆け出していて。このままでは後頭部をぶつけてしまう、そう危惧をするが相手は運良くベッドへと倒れ込み、そのおかげかケガなども無さそうで安堵し、ベッドに倒れ込んでいる相手の傍らまで行っては自身の髪をくしゃっとかきあげながら、小さく悪態をついて
は、ハラショー…何が起こったかわかりません…はベッドに倒れたまましばらく瞑想していると彼が部屋へと入ってくるのを確認するとベッドから起き上がり)
爽太くん!?…さっきのみ、見ました…?
(彼が居ることを理解すると、さっきの無我夢中で踊っていたのを見られたのではないかと恥ずかしそうに恐る恐る聞いて)
あー…いや、見てない見てない(素直に見ていたと答えては後で色々と指摘をされて面倒なことになりそうだなと相手の恥ずかしそうにしている反応を見て考えれば軽く視線外しながら適当にそうあしらっておき
ふぅ…なら安心しました、もし見られてたら…(彼の反応をみて本当かどうか少し疑っていたが、あんまり気にしてもしょうがないと思い胸を撫で下ろして、どうしたの?と言わんばかりに彼を見つめて
そ、それより、今日の夕飯はどうする?何か食べたいもんはあるか?(純粋な彼女のことを騙してしまうようで少し心苦しかったが、とりあえずは追求を逃れたことで相手の単純さに感謝しておいて、このままこの話しを続けていては嘘を吐くのがあまり得意ではない己はボロが出てしまうだろうと考えては夕食の献立について話題を逸らして
え?えっと…カレー食べてみたい!
(いきなり彼に今日の夕飯に何が食べたいかを聞かれて、ちょっと戸惑いつつも、ふと浮かんだのは姉である絵里が美味しいと言っていたのを思い出して、自分も食べてみたいと思い、彼に物欲しげな表情を浮かべてカレーが食べてみたいと言って)
カレーか…まあ楽でいいけど(要望を聞き入れ、とりあえずは作るのが面倒なものや特別な技術の要る料理名を言われなくて良かったと一安心をし、早速買い出しに必要な材料を頭に思い浮かべていて「それじゃあ、ちょっと材料とか買ってくるからな…あんまり危ないことするんじゃないぞ」再び出掛ける準備をしていると相手が先ほど転びかけてしまったことが脳裏をよぎりダンスに関しては見ていないことになっているため具体的に何をとは言わず一応忠告をしておくことにして
まって!買い物、亜里沙も行く!
(彼が買い出しに出ると言い出すと自分も行きたいと彼に言って自分も、出掛ける準備をはじめて。行きたい動機としては、日本のことをよく知りたいとおもっており、彼と買い出しに出掛けることで、色々教えてもらおうと思っていて
え…?いや、まあいいけどさ…(一緒に買い物なんて行けば面倒なことになりそうな予感がして一瞬あからさまに嫌そうな表情を浮かべたが、ここで断ったりすれば彼女の機嫌を損ねてしまうことは必至で。そうなった場合拗ねた彼女のご機嫌とりをする方がずっと厄介だろうと考えればどちらがマシかを考えた時に、とりあえずここは彼女の要求を飲んでおくべきだろうと玄関先で彼女の外出の用意が済むまで大人しく待っていて
ありがとう、ちょっと待っててね!
(彼にそういわれると、嬉しそうにとびあかると、彼に笑顔を向けて、待っててね!と伝え出掛ける準備をして)
お待たせ!
(準備を済ませると彼の近くへいってお待たせと伝える。グレーのコートに白いマフラーを首に巻いていて寒いのかマフラーに口元を埋めて
それじゃ、あんまり遅くならないうちに行くか…(もう春先とはいえ日が傾くこの時間帯はまだそこそこ冷え込み、己も上に羽織ったコートのポケットに手を突っ込んでは彼女よりも少し先立って歩き出し、あんまりゆっくりしていては夕食の時間が後にズレ込んでしまうし外も暗くなってしまうと考え、斜め後ろの彼女を振り返ってさっさと買い物を済ませて帰りたいという意志を示しておき
…爽太くん、もしかして怒ってるての?
(彼の表情を見ると自分から見ると、彼の様子が不機嫌そうに見えたのか、もしかしたら自分が着いていくといってしまったのが原因と考えると血相を悪くしてしばらく黙り込んでしまい、勇気を出して恐る恐る彼に聞いてみて)
え?いや、そういう訳じゃないけどさ…そう見えたならごめんな(最初に面倒だなと少なからず感じてしまっていた感情がそのまま表情に出てしまったのかもしれないと考えれば、恐る恐るといった様子で此方のご機嫌を伺うようにしてくる相手へと決して怒っている訳ではないと出来るだけ優しい口調でフォローを入れつつ、不安な気持ちにさせてしまったことを申し訳なく思って「よし亜里沙、帰りにお饅頭を買ってやる。ほら、お前の友達の女の子の家のやつ」決して物で釣ろうというつもりではないがお詫びに彼女もお気に入りだというお饅頭を買って帰ろうと提案をして
謝るほどじゃないよ…!、私の方こそわがままを言ってついてきたんだから(彼が怒ってないことを本人の口から聞くとほっとして胸を撫で下ろす。まさか謝ってくるとは思わず彼の行動に戸惑いつつも、自分も悪かったからとペコペコ謝る)
ハラショー…!うれしい!行きたい!
(穂むらの饅頭が食べられると聞くとさっきの暗い表情が嘘のようになくなり満面の笑みを浮かべながら彼の手を握って嬉しそうに歩き出して
そうかそうか、にしても現金な奴だ…(さっきまでの不安そうな様子が嘘のように目に見えて元気になり、自分と手を繋ぎ、今はむしろご機嫌なようにさえ見える彼女の様子を見ているとそんなに穂むらの饅頭を食べられるのが嬉しいのかと苦笑混じりに呟きつつ、こうして何事も純粋に心から楽しめるのは彼女のいいところだなと微笑ましく感じながら隣の彼女をチラッと見て
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