狐死神 2015-04-05 22:45:15 |
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ちゅうい
女主人公が病気持ってます。
これはフィクションで現実には無いです
病気や治療の専門的知識は無いのとメインは恋愛です!
ということです!←
活動はこれと花街を優先します。文才皆無なので…生暖かい目で見てください←
プロローグ
俺は、忘れらんねー恋をした。半年も無い2ヶ月の恋…たった2ヶ月だけの恋だ。
儚いのかは分かんねーけど俺は…今も彼女を愛し続ける。
「あったけぇーなぁー」
「春はポカポカ陽気でお花見日和だね」
「あぁ…、…今から抜け出して花見すっか?」
「え!?駄目だよ!…先生に怒られちゃう」
「別に次の教科はあのハゲ爺の授業だし大丈夫だろ…ってゆうことで行くぞ!」
「きゃっ!…バカ」
「何か言ったか?」
「別になんも無いよー」
俺は彼女の手を引いて階段を下りる。バレないよう慎重に学校を出れば今頃桜が満開の公園に行く。
「きれい…」
「あぁ…」
満開の桜へ彼女は走って向かう。くるくると周り桜の雨を楽しんでいる。
「そんなに回ってたら目がまわんぞ」
「大丈夫…きゃっ」
「危ない!」
目が回ってバランスを崩し倒れ込む。…がギリギリ俺が支える。ふぅ…危なかった。
「ごめん…ありがと…連…。」
「ったく言ったそばから…まっお前に怪我が無くて良かったぜ」
俺はまだ知らなかった。彼女の身体にいる大きな闇に…
…数日後
あの後こっぴどく怒られその後電話という最悪な展開から数日後…彼女は来なかった。
もしかしたらサボりの件で怒っているか学校に行きにくいか…。どちらにせよ俺は今日彼女の家を寄るつもりだ。…あ、そういえば忘れてたが俺と彼女は幼なじみ。付き合ってねーし俺の勝手な片思い。…って俺何言ってんだか。
午前中が終わり俺は勝手に学校をぬけだす。
彼女の家へ向かっている途中の道が何故だか寂しいと思った。不吉な感じ…そう感じながら俺は急いで向かった。
ピンポーン…「どちら様ですぅ?」
「凛華の幼なじみ…雷斗です。」
「あらぁ!雷斗君。どうしたの?学校は?」
「サボりです。…ところで凛華は…」
「…あぁ凛華ね…えっと…」
なかなか言い出さない凛華の母。何かあったのだろうか?
「雷斗君…凛華の…事なんだけど…」
「…倒れて入院してるの」
ぬらうさぎ
ありがとうございます!
らいらい@
確かにあるあるですね(笑)一時期流行って無くなるっていう(笑)
「…は?」
どういうことだ?凛華が…倒れた?あんなに元気だったのに?
「今…〇〇病院に入院してて…」
「ありがとうございした!」
「…雷斗君!」
俺は無我夢中で走った。はっきり言ってまだ頭は真っ白でよく覚えてない。
「…ッハァハァ……ここかぁ…。」
汗だくになりながらも病院に着いたが…彼女の病室ってどこだ?
ハァ…聞くの忘れてた。いやまだ希望はある…確かどこかに教えてくれる人が居るらしいが…
「どこだよ…っか病院なんて久々過ぎてどこがどこかわかんねーよ」
とブツブツと独り言を呟いていると
「らい…と…君?」
「凛華!」
俺は彼女が元気だったことに喜び…抱き締めた
「らっ雷斗君!」
「…凛華…元気で良かった…」
今更だがここは病院の入り口付近なので人が沢山居る。…ヤバッ!
「ごっごめん!」
「…っ雷斗君の……バカーーーーーー!」
彼女は真っ赤な顔で俺に蹴りを入れ走って行った…、おい彼女はめちゃくちゃ元気じゃねーかよ!俺は心ん中でそう思いつつ彼女の後を追った。
「…」
「…ごめん」
「…許さない」
「…本ト…ごめん」
「……」
「人前…公衆の面前で抱き付いて誠に申し訳御座いません。」
「…ハァ…次やったら殺すからね」
「…はい」
今俺は彼女の病室に居る。さっきの会話は俺が彼女を抱き締めたことについての謝罪と許しを貰っていた。
「…でもありがとう」
「え?」
「何でもない!」
何だ?…妙に真っ赤な彼女にどうした?と聞きたいが…あえて止めておく。これ以上嫌われたくないし…あの急所を的確に蹴るキックに殺されるからだ。
「雷斗君…勉強はかどってる?」
「……イエマッタク」
「…やっぱり…ここは学年三位の私が学年ビリの君に勉強を特別に教えてあげよう」
「……アリガトウゴザイマス」
「何その棒読み…この私がと・く・べ・つに教えてあげるのにぃ…」
「いや…えっと…ごめん」
「ふん!」
ぷぅと頬を膨らましあからさまに拗ねる彼女、可愛い…じゃなくて機嫌戻さないと。
俺の好きな彼女は今日はちょっと不機嫌だった
「〇〇は△△で□□なの」
「……何語?」
「日本語!」
「マジで?」
「マジで!」
「嘘だ!」
「本当だよ!ていうかやる気あるの!?」
「無い」
バシッ!!
「いってぇ~!」
どうも雷斗です。今彼女から勉強を教えて貰ってますが全く意味が分かりません。なのでふざけたら頭を叩かれました。凄く痛いです!
「やる気の無い子には罰が与えられるのよ!」
「勉強つまんねーから嫌いだし、つーか体育の方が楽しいし。」
バシッ!!!二回目
「いっつぅーー!!」
「世の中で必要なのはね、勉強、学力、やる気なのよ!分かってる?」
「わーったわーった。あ~痛かった…。」
「はぁ…分かってないわね…、だから雷斗君は馬鹿なのよ」
「五月蠅いなぁー、つーか馬鹿は余計だ余計!」
「知ーらない」
不敵に笑う彼女。馬鹿にされ見下されている気がするがまたよくある事なのでスルーする。
おっ、もう5時か…そろそろ帰らねーと
「そろそろ俺帰るわ、じゃーな。明日もまた来るわ」
「…うん、バイバイ」
「ん」
明日は何を教えて貰らおうか。
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