匿名主 2015-04-05 16:25:03 |
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(顔を真っ赤に染める彼を見てクスクスと楽しそうに笑っていて「かわいいなー」胸を叩く彼を見てだらしなく頬を緩ませてわしゃわしゃと頭を撫でているとファンの子から私にもやってーという言葉が出てきてそれを制するかのように先輩が演技に戻れと首根っこを掴まれて)
あんまりおいたがすぎると……みんなの前で屋上でのあれやるよ(演技に戻る前に彼女に近づくと自分と彼女以外聞こえないような音量で囁きそのあれというのは屋上で行った少し激しいキスの事であり通じるか通じないか確認することなく戻っていき)
なっ!?(屋上のあれと言われると分かったのか顔を真っ赤にさせてなんでそういうところは男らしいんだと顔を隠しながら舞台に上がって演技をしようとするも思い出してしまい台詞は飛ぶわ動きは鈍くなるわで走って来いと言われて校庭に出て)
お付き合いしましょうか?王子様(校庭に出る彼女を追いかけそれが自分が原因であると自覚をしながらも意地悪そうに口元を緩ませては先程まで少し走ってただけでばてていた人間であるはずなのにすでに走る準備をしており)
楓…(声をかけられると静かに後ろを振り向き意地悪そうな顔で笑っている彼を見てはぁっとため息をつき「大丈夫なの?さっきバテてたのに」と先程のことを思い出して首をかしげて足をぐっと伸ばして怪我しないようにしなきゃと念入りに足の運動をし)
大丈夫だよ。それに僕も運動できるようになりたいし。ほら、体育祭とかもあるから(同じように準備運動をしながらも勉強ができても運動ができない自分を克服したいという気持ちと運動できないがためにクラスの力になれないのは嫌だと思っており)
あーそうだよね。体育祭もあるんだもんね(準備運動をしている彼を見てあまり速く走らないようにしようと思い一緒に走りたいと思うが運動なら運動部に任せて楓は応援してくれればいいのにと思っていたりもして「それじゃあ、楓のためにも走ろっか」と軽く流すように走り初めて)
うん。ところで何周走るの?(言い出したのはいいのだが沢山走ることになったら休憩をしながら走ろうかと考えては首をかしげてそう尋ね)
うーん…まぁ3周ぐらいでいいかな(何周とは決められていないため適度に体を動かそうと思いそれに彼のことも考えて少ないと思う数を言って大丈夫かなと彼の顔を見ていて嫌ならもっと少なくてもいいんだけどなーと思っていて)
分かった。じゃあ涼華についていけるようにがんばるよ(両手を前に出し力を込めると何とか自分のペースを保ちつつ彼女についていこうと気合を入れては彼女と並ぶように走っており)
うん、頑張ってね(彼の行動を見て可愛いなと思ってニヤニヤしながら彼から離れないように走っていて前を向いて走っているが度々横をちらっと見て疲れてないかなと心配しながら軽く走っていて)
何でニヤニヤしてるの?(一瞬ちらりと見てみると何故か彼女がニヤニヤと笑っているのでまさかそこまで持たないのだろうかと思っていると誤解してしまい軽く頬を膨らませながら走っており)
え?あぁ…楓が可愛いなーと思って(相手を見てクスリと笑い彼を見ると何故か頬を膨らましてるのを見てきょとんと首を傾げてどうしたのだろうと頬をツンツンつついて柔らかいなーと思っていて)
………(可愛いという言葉に一瞬照れたように顔を背けるのだがすぐににやりと笑ってみせ少し前に出たかと思うと顔を近づけ呼吸できなくなるので唇の端に口づけをし)
ぬあっ!?な、なにを…(走っていると急に唇の端に柔らかい感触があるのに気づきほかにも部活してる人がいる中でキスをされたとわかると顔を赤くさせて逃げるように真っ赤な顔でその顔を隠すように頬に手を添えて走る速さが速くなり)
不意打ちされた時の涼華だって可愛いのに(そんな彼女を見てどこか楽しそうにくすくすと笑いながらも距離は少しだけ空いてしまいなんとか彼女に追いつこうと息を整えながら速度を上げ)
あぁぁぁ!(顔を押さえて叫びながら走っていて顔を真っ赤にさせてぶんぶんと頭を振って走っていると少し冷静になったのか「楓のば…あれ?」バカと言おう横を見ると誰もいなくてあれ?あれ?と走らずその場で駆け足をしながらキョロキョロしていて)
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