匿名主 2015-04-05 16:25:03 |
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うん…?わかった(深くは聞かないでと言われると今は聞かないであげようと黒い笑みを向けて彼を見て首元に顔を埋める彼を見て可愛いなと思い「ふふっ…そうだね」と楽しそうに笑いながらお姫様だっこしたまま教室に向かい周りの生徒や先生がざわついてるのを気にせず)
やっぱり……みんな騒いでるね(お姫様抱っこをしたりされたりという事でさえ注目の的となるのにそれが学校で注目されている二人の男女ともなれば尚更なことでありそれで平然としていられる彼女を羨ましく思えるのだがやはり顔を出せずに埋めたままでいて)
そうだね…少し騒がしいかな(彼をお姫様抱っこしてみんなの前で私のものとアピールすることができるのが嬉しいが男子の「大和撫子」女子の「王子様」と言う声がだんだん騒がしくなりぎゅっと彼を抱き上げてる手に力を入れ女子の方に顔を向けていつも通りの笑顔を向けて「姫達…少し静かにしてもらえると嬉しいのですが」と言うと女子は皆静かになり)
ねえ……まだ着かないの?(顔を隠しているため周りの状況は耳でしか伝わらずいつになったら教室に着くのだろうかと声は聞こえてはいるのだがそんなことは今の自分ではどうでもよく一刻も早く教室に着いてほしいと願っており)
ん?もうちょっとー(彼の声が聴こえれば楽しそうな声で答えて教室の前に着けば彼を廊下に静かにおろして「はい、ついたよー」と微笑んでまだ恥ずかしいのかなとじっと顔を覗き込んで見つめて)
や、やっと着いた……(着いたことでホッと一息をついて彼女の顔を見るのだが先程の出来事を思い出すとまたも顔を赤く染めてしまい恥ずかしさを隠そうと務めるように教室の扉を開けるとそそくさと中に入って行ってしまい)
あ、また赤くなった…(ここに来るまでに少しは戻ったかなと思うもすぐに顔が赤くなる彼を見てクスッと笑いそそくさと中に入る彼を見てそんなに恥ずかしかったかなーと頭をかいて可愛いなーとデレデレしていると女子に呼ばれて振り返り少し話をしているとお菓子をもらえて)
……ふふっ(席に着き残りの少ない時間で授業の準備をしているといつも通り何人かの男子に声をかけられ何気なく雑談をしているのだが思った以上に会話が弾んでしまい楽しそうに笑っており)
あ、今日も俺の応援に来てくれるんでしょ?姫に会えるの楽しみにしてるよ(お菓子をもらうと女子が希望した俺という一人称を使い女子の頬を撫でて口説いていてぽーっとしながら自分の教室に戻る女子に軽く手を振って何気に教室を覗くと男子と楽しそうに話してる彼を見てムッとするが男子同士が話しててムッとするところなんてないじゃんと気づくと掃除用具入れのロッカーの前でしゃがみこみ一人で落ち込んでいて)
では。また今度続きを(チャイムが鳴り話に花を咲かせる時間に終わりが告げられにっこりと笑顔を浮かべながらデレデレした表情をしている男子たちに手を振りふと用具入れ前を見てみると何やら落ち込んでいるようにも見える彼女の姿があり首をかしげているが授業が始まってしまうため黒板へと視線を移し)
(授業が始まると落ち込んだ感じで先生に手を上げて「せんせー心が痛いというか最近自分がおかしいんで保健室行ってきます」と言って行こうとするが先生に服を掴まれて席に座らされ意味の分からない事を言うなと怒られると授業が始まりやる気がないのか窓の方をずっと見ていて)
涼華どうし……うっ(開始早々涼華が冗談っぽい事を口にし苦笑いを浮かべているとその口調にどこか違和感を感じ彼女の方向を向こうとすると様々な方向から恐らく涼華のファンの子であろう女子の羨望と嫉妬が合わさった視線を受けバッと教科書へと視線を戻し)
ん?(誰かにというか彼に呼ばれた気がしてそちらを向くが教科書を見ているので気のせいかとぼーっとしていると近くにいた女子が大丈夫?と声をかけてきたので笑顔で大丈夫だよと答えてなんとなく彼の方を見ていると男子の視線がこちらを見てるのに気づきなんだよと睨むとすぐ前を向いてしまってふんっと鼻を鳴らし)
や、やっと終わった……(結局午後の授業中ずっと女子の視線を受け続き授業が終わる頃には椅子に体を預け深い溜息をもらし唯一の救いだったのがきちんとノートをとって授業の内容もきちんと理解できたこと。何だか教室に居づらくなってしまいさっさと部活に行く準備をしており)
かーえーで!今日部活終わるの何時?(全く授業に集中できず寝てるか台本を読んでるかしかやっていないため今日の授業のノートは取ってなく頭にも入ってなくて授業が終わるとすぐ彼の元に行って部活の準備をしているのがわかると終わる時間を聞き)
うーん……茶道部は殆ど出入りの時間が自由だから涼華に合わせることはできるよ(先程の落ち込んでいた彼女はどこへ行ったのかいつもの彼女の様子に驚くも彼女の問いにしばし思案した後そう答えて)
ほんと?んと、今日は多分六時ぐらいに終わるからそのころに体育館に来て!(合わせることはできるという言葉に嬉しそうに笑って今日一緒に帰れるんだと思うと部活も捗り先輩に呼ばれるとハーイと返事をして「終わったら連絡してね」と言うと急いで鞄を持ち先輩のあとを追って)
うん分かった。また後でね(部活へと向かう彼女の後ろ姿を手を振って見送ると自分も茶道部へと向かうべく足を速めて部室へと向かう。しかし向かう途中彼女の頭の中を支配していたのは午後の授業前に彼女が見せていた落ち込んでいた姿であり)
(鼻歌を歌いながら部室で動きやすい服半袖Tシャツにジャージの長ズボンに着替えていつも履いてる運動靴の紐を結んだり軽くストレッチをしていると女子たちの歓声が聞こえてその正体は男バスのファンの子達で体育館は半面貸してもらい向かいでは男バスが練習しているので声が響いていてあっちのファンも凄いがこっちも凄いよなーと演劇部員が入口を見て)
今度はどんなお茶を持っていこうかな…(茶道部の部室にて紅茶を一口含み茶道部とは名前だけのただお茶とお茶菓子を堪能しながら雑談するだけの部活の仲間達と楽しく談話をしながら早く6時にならないだろうかと楽しみにしており)
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