匿名主 2015-04-05 16:25:03 |
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へ?……え?いつのまに…(いいものが撮れたと言われてなんだろうと首をかしげて黒い笑みに変わる彼を見てなんかやばいなと焦っていてスマホの画面に映されてる泣いてる自分の写真を見て音鳴ったっけと疑問を持っていて不思議そうな目で彼を見て首をかしげて)
何度見てもとても王子様とは思えないよねー。この泣き顔見てると(疑問に思っている彼女とは対照的にどこか楽しそうににこにこ笑いながらスマホの画面を見ており「この画面待ち受けにしちゃおうかなぁ…」と彼女に聞こえるように言いニヤリと笑ってみせ)
ファンの子達が勝手に王子様って呼んでるだけだし…もう…その写真消してよー(楽しそうに笑っている彼を見て不満そうに唇を尖らせて無音で撮るなんて卑怯だと思いながらスマホに手を伸ばして「な…それだけはやめなさい」ニヤリと笑う彼の頭に軽くチョップして)
涼華だって僕の女装写真撮ったよね?(互いに恥ずかしい写真を撮ったのでこれでおあいこだと思っている彼は消してという頼みに対してそう問いかけスマホを服の中へとしまい込みまたもニヤリと笑っていると頭に微かな痛みではあるものの「いたっ!?」と片手で頭を押さえ)
う、ぁ…誰にも見せないでよ?(自分も彼の写真を撮ったのでそれを言われると何も言い返せなくなり仕方ないと言った顔で渋々頷きチョップした手を引っ込めてクスッと笑いそろそろ昼休みも終わるかと思うと制服返さなきゃとブレザーを脱いで)
大丈夫。僕だって見せたくないから(泣いている彼女も実は可愛かったからなんて言ったら今度は彼女がへそを曲げてしまいそうな気がしたのであえて言わずにブレザーを脱ぐ彼女を見てこちらも返そうと制服を脱ぎ始め)
よかったー(学校の人に見られたらなんて言われるかと思うと焦りがあって男子には冷やかされるんだろうなと思っているが彼の言葉を聞いて安心したのかホッとして「制服ありがとうね」とクスリと笑い渡して)
涼華こそその写真誰にも見せないでよ。もし見せたらしばらく学校休むから(問題は彼女だけでなく自分の女装写真にもありただでさえ周りから女の子扱いされているような気がするのにその写真が出回ったら拍車をかけるようなものなのと恥ずかしさのあまり学校にこれなくなりそうなことを告げ「どういたしまして」と笑顔を浮かべ受け取ると同時に彼女に制服を渡し)
う、うんわかった。誰にも見せないよ(仲の良い友達に見せようかと思っていたが学校を休まれては自分が困ると思い彼も見せないって言ってくれたし見せないことを約束してこくこくと何度も首を縦に振り理由はそれだけではなくもしこれを見せたら今以上にモテる可能性があるのでそれだけは嫌だと思い見せないことにして「また交換しよーねー」と悪戯な笑みを向けて制服を着て)
次交換するなら家でだよ。さすがに学校は……(よくよく考えれば学校で制服の交換をしていたのだと自覚をし誰も来なかったことへの安心感から深いため息をもらし着替え終えるとそろそろ中に入ろうとカバンを手に取り歩き出し)
うん!家でなら私服とか交換出来るね!学校ではもうやらないよ(クスクスと笑って学校で交換してたんだなーと思うと誰か来たら大変だったなーとのんきに考えていて自分も中に入ろうと歩き出す彼の後ろをついていき)
それに……家でなら誰にも邪魔される心配はないだろうし(相手に恥ずかしい思いをさせようと想って口にした言葉であったが見事に自爆してしまい顔を真っ赤にしそれを見られないようにするために学校の中であるにも関わらず相手に擦り寄りながら歩いており)
そうだね〜他の人に見られるって心配ないもんね(彼の言葉にくすりと笑って楽しみだなーとのんきに考えていると彼の顔がみるみる赤くなってくるのに気づきどうしたんだろうと首をかしげて気にしないように歩くも彼が擦り寄ってくるので具合悪くなったのかなと不安そうに見ていて)
お願いだから……しばらくこうさせて(他の生徒達に見られてる事よりも勝手に一人で赤くなっている姿を彼女に見られるのが嫌だと判断をしブレザーの裾を握り顔を埋めながらもきちんと彼女に合わせるように歩いていて)
うん(こうしてるのは自分も嬉しいんだけどなーとニコニコしながらコクっと頷いて顔を隠してるのかなと思いながら少しだけゆっくり歩き周りからは「王子様が…大和撫子と一緒に歩いてるわ」などの声が聞こえてその女子に向けて柔らかく微笑み軽く手を振り)
……(学校では目立つ存在なためかやはり周りの声が痛々しい程聞こえ余計に顔を出す事ができなくなってしまい服の裾を掴んでいたのを今度は腕にしがみつく様に抱きついて意地でも顔を出そうとはしなくなってしまい)
わ…か、楓?(腕に抱きつかれると驚いて彼を見て本当に具合が悪いのかと心配で保健室に行った方がいいよねと思うとすっと彼をお姫様抱っこして「恥ずかしかったら顔隠しててすぐに保健室行くから」と伝えると小走りで保健室に向かい)
わっ!? だ、大丈夫具合が悪いんじゃなくて恥ずかしいだけだったから!(突然ふわりと自分の体が浮くような感覚が起こり何が起こったのか確認するとお姫様抱っこをされていると気づき慌てて体調は大丈夫だと伝えて)
え?恥ずかしかった?(彼からの体調は大丈夫という言葉に小走りだったが歩く早さになり最後は止まってお姫様抱っこしているからか近くにある彼の顔を覗き込んでなぜ恥ずかしいんだろうと不思議そうに見ていて)
それは……深くは聞かないで(お姫様抱っこをされている事と彼女の顔が近いという事から生まれる羞恥心から彼女の首に腕を回し顔を首元に埋め「いいから……早く教室行こうよ」とか細い声で懇願をし)
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