匿名主 2015-04-05 16:25:03 |
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(こちらをみる彼の顔を見て普通だったと思い両手で彼の頬を包みじーっと見ていてにやけ顔だったら面白かったのになーと思いながらもうりうりと頬を弄っていて)
ふぁ!?(突然頬を弄られ変な声を出してしまうもそれを聞かれてしまったことの恥ずかしさを誤魔化すのとからかわれる前に気をそらすのを目的とし彼女と同様頬を弄り始め)
んっ…楓のほっぺ気持ちいい(へらりと砕けたような柔らかな笑みを彼に向けて先ほどの彼から出されたのであろう変な声のことをイジろうか悩んで結果いじることを選び「さっきの声どうしたの?」とくすくす笑っていて)
むー……! キスした時の涼華の顔ってすごかったね。とってもいやらしくて(実際はいやらしいというよりは可愛いといったほうが正しいのだが彼女をいじり返すため王子様とは思えないあられもない姿であったと口にしており)
なっ!い、いやらしいって…(彼からの衝撃的な言葉を聞いて驚きと恥ずかしさがあり困ったような顔で頬を赤くしてそれでも彼の頬から手を離さずムニっとつまんで気を紛らわそうとしていて「そ、そんなこと言うんだったら…楓だってかっこよこったよ」と最後になるにつれてボソボソと呟き)
ふふっ。ありがとう(彼女から言われる言葉は余程のことでない限り嬉しいことであり中でもかっこいいという言葉は男としても嬉しい一言なのでふわりとした笑顔を浮かべるもすぐに自分の格好を思い出したのか「も、もう満足だよね? 交換しよ」と言い出し)
どういたしまして(彼のふわりとした女の子顔負けの笑顔を見てかわいいなーと思いながらニコニコしていて彼からの制服交換の話をいわれてうーんと少し悩みながらも渋々と頷き「交換はするけどちょっと待って」とブレザーのポケットからスマホを取り出して彼の方に向け)
ちょっとだけって……!?(わずかな時間で何をするのかと首をかしげていると突然スマホを取り出してそれが自分の方に向けられている。ただそれだけの行動なのにそれが何をするのか理解できてしまい慌ててカメラのところを塞ごうと近づき)
え?そんなこと言ったけ?(とぼけるようにきょとんと不思議そうな顔をして彼を見てカメラのところを塞ごうとする彼から少し離れて連写してる音が屋上に響いてにやにやしながら撮っていき一通り撮り終われば満足したような顔で見ていて)
むー……(結局彼の願いも叶わず自分の恥ずかしい姿を撮られてしまい恐らく彼女のことだから消すという選択肢もないだろうと判断し本格的に拗ねてしまったのか「涼華なんてもう知らないから!」と言い屋上の端まで移動してしまい)
(彼のことを気にせずに気に入った写真を待ち受けにしたりなどでれでれしていて彼の言葉がぐさりと胸に刺さり頭の中で何度も再生していて恐る恐る屋上の端まで行ってしまった彼の背中を見つめてこれはやばいなと静かに近づいて「か、楓?」と背中に声をかけてみて)
……
(彼女の言葉を聞いて一度は振り返るもいつもなら笑って彼女のところに近づくのだが今回は温もりを感じられたとはいえはめられて女子の格好をさせられたうえにそれを写真に撮られてしまったので完全にへそを曲げてしまいすぐに顔を背け屋上の隅っこに座り込み)
ご、ごめんね?(名前を呼べばいつもならわんちゃんみたい笑顔で近づいてくるのに今回は来ない上に喋ってもくれないのでこれは怒ってしまったかと分かり近付くとすぐ隣に膝をついて首をかしげて彼の顔を見ようと覗きこむようにして謝り許してもらえるかなと頭を軽く撫でてみて)
もう騙されないよ…(頭を撫でられて謝ってくる彼女を最初は心が揺れてしまうのだが先程の嘘泣きの事を思い出してしまい首をぶんぶんと横に振り彼女から背を向け体育座りをしてブツブツと独り言をつぶやいており)
楓…?ごめんね…(首をブンブンと振る彼の頭から手を離して先程のことを怒ってるんだろうなとシュンとして泣きそうな顔で体育座りをしている彼を後ろから抱きしめてごめんねと耳元で何度も謝りぎゅうっと抱きしめる力を強めて)
………なんちゃって(ここまで真剣にしてたのだから演技ではないだろうと信じて許すのだがただ許すだけではあれなので先程の彼女のように演技であったことを思わせるような発言をすると「もう怒ってないよ」ともぞもぞと動いて彼女の方へ向けるとクスッと意地悪そうに口元を緩ませてた顔を見せ)
(怒ってたんじゃないかとずっと思っていてまさか彼が演技をしていたとも思ってなくて彼の言葉を聞くときょとんと目を丸くさせて彼を見つめて怒ってないの言葉と意地悪そうな笑顔を見ると自然と涙が溢れてきて嫌われたんじゃないかと思っていた為心の底から安心するとギュッと抱きしめたまま声を出さずに泣いていて)
涼華の事を嫌いになんてなるわけないよ。女子の格好するのは抵抗があったけど、涼華の嬉しそうな顔を見れたと思えばいいかななんて(泣き出す彼女の頭を優しく撫でてはこれからも彼女を嫌うなんてことはないと伝えると唇にはできそうにないので頬にそっと自分の唇を触れさせ)
ほんと…?嫌いにならない…?ごめんね…男の子なのにそんな格好嫌だったよね…無理に着させてごめんね(頭を撫でられると気持ちよさそうに目を細めてそれでも不安なのかまゆを情けなくハの字に下げて彼を見つめていて頬にキスをされると頬を赤く染めて目線を泳がせていて)
大丈夫大丈夫。その代わりいい物が撮れたから(優しい笑みからすぐに黒い笑みへと変わりスマホを取り出すと一体いつ撮ったのだろうかそもそも音が何故鳴らなかったのかとツッコミ満載であろう学校の王子様とは思えない泣いている彼女の写真を見せ内心ではたまには彼女のために女装してもいいかなと思ってしまい)
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