匿名主 2015-04-05 16:25:03 |
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い、やあの…か、楓?(最初は自分が誘惑してたはずが今では逆転されて誘惑される側になっていて大和撫子と呼ばれている女子にも勝る愛らしさを持つ彼に迫られて逃げ腰になっていて顔の距離が近づくと顔を真っ赤にさせて唇が震えていてがしっと彼の肩を掴み「ご、ご飯食べよ?ね?」と話題を変えようとして)
うーん…そうだね。その代わり食べ終わったら沢山甘えるから(今の彼女を見たらとても王子様と呼ばれている人とは思えないであろうその姿を見れるのは恐らく恋人である自分の特権なのだと思うと嬉しくなりだらしないくらいに頬を緩ませてはお弁当箱へと視線を移し彼女からも離れていき)
わかった(甘えられるのは嫌ではないのでこくこくと何度も頷き彼の笑みを見ると可愛いなと目を細めて彼が離れると小さく息を吐いてだらしないところを見せてしまったと頬を押さえて落ち込んだ表情になり、お弁当を食べてしまおうと取り出し先程貰ったお菓子に目がいき後で食べようとにこにこしていて)
それにしても涼華って本当にモテるよね。今日ももしかして告白されたのかな?(使いかけていた箸を手に取りお米を一掴みし自分の口へと含むと最近また告白されたことを思い出しもしや彼女もと思いちらっと見てはそう尋ねて)
楓ほどじゃないよ。んーまぁ…ファンの子からね…。楓は?告白された?(モテると言われると頭を左右に振りふわりと優しく微笑んで彼を見てサラダをパクッと一口食べ告白と聞くと少し言葉を濁しながら答えて彼がこのようなことを聞くってことは彼も告白されたのだろうと思って聞き返し)
…実は最近学校外で。僕の事男だと知らなかったんだって(男子生徒の制服を着ているので見た目が見た目でも気づいてくれると思ってたのか苦笑いを浮かべて「でも涼華が告白されたと聞くと嫉妬しちゃうな…」とポツリと呟き)
ふーん?こんな可愛い顔してたら分からないか(くすりと笑って愛おしそうに見つめて告白されたとわかるとなんて答えたのだろうとすごい気になっていて「嫉妬してくれたの?あ、ファンの子だから心配しないでね?」彼の呟きを聞くとふふっと嬉しそうに笑い心配させないように女子にだからと付け加えサラダを食べ終われば昼食がすんで貰ったお菓子を食べ始め)
もー。少しは嫉妬してよ(なんだか茶化されている気分になってしまい恥ずかしげにしながらも可愛いと言われた事と心配する余地がないことが分かり嬉しそうにして気が付けば弁当を食べ終えていたためカバンの中へと片付けその代わりお茶の入ったペットボトルを取り出し)
嫉妬してるよ?楓かわいいから私以外の人にちょっかい出されないか心配だよ?(近づいて優しく頭を撫で心の中の本音を述べてお茶の入ったペットボトルを取り出す彼を見て口の中に広がる甘いお菓子の味を消したいのかちょうだいと言うような視線を向けて)
そう?ならよかった(嫉妬してくれるということはそれだけ想ってくれていると思い撫でられ嬉しそうに目を細めては自分に何か言いたげに視線を向けてくる彼女を見て一瞬きょとんとするもそれが自分の持っているペットボトルを見て理解をし「はい」と言いそれを手渡し)
うん(コクっと小さく頷き目を細める彼を見て本当に可愛いなとつくづく思っていて何も言わなくても分かってもらえて嬉しそうに微笑みありがとうと受け取ると一口飲んで、何を思ったか彼を見て「口移しで飲ませてあげようか?」と耳元に顔を近づけて)
……っ!い、いいよ。でも覚悟してよね(口移しという言葉よりも耳元に顔を近づけてきた事へのドキドキが大きく緊張するもすぐに余裕は生まれ笑みを浮かべると待ちきれずに彼女がお茶を含むよりも前に首に腕を回して顔を近づけて待っており)
…え?覚悟って…(ファンの子達に言った時はみんな顔を赤くさせて静かになったのだが彼には効かずに逆に何かのスイッチを入れてしまったのではないかと顔がひきつりこんな積極的な感じだったかなと内心焦っていてキスをすれば照れてくれるだろうかと唇の端に軽くキスをして彼の顔を見つめ)
そこで僕が満足すると思ってる?(最早止まることができなくなってしまいそこにいるのは大和撫子でも何でもなくただ彼女を求める一匹の獣と変わりなく今度はこちらから唇を重ね合わせるようにキスをし)
え…楓ちょっとまっ…ん!(いつもの可愛らしいふわふわした彼ではなく見たことのない男の子の顔をした彼がいて唇が重ねられてビクッと肩がはねこの屋上には二人だけと言ってもいつ誰が来るかわならないのにキスをする彼に戸惑っていて)
ん……(一度だけでは満足ができず人が来るかもしれないや相手の今の状態を気にせず――正確には気にすることすら考えずに戸惑う彼女を貪るように何度も口づけを交わしながら重心を前に傾け押し倒す形にしようとして)
っ…ん(人が来るかもしれないという恐怖心と彼に対する戸惑いが頭の中でぐるぐると回っていて学校の中ではあるが彼と恋人らしいことができて嬉しいと思ってる面もありキスを拒むことはしないでキスに蕩けているが押し倒されると思うと後ろに手をついて倒れないようにして)
はぁ…(たくさんキスをできたことへの満足かそれともキスから生じる快楽に溺れてしまったのか唇を離した時の彼の顔はどこかだらしなくトロンとした目つきをし夢中になるがあまり気にすることができなかった彼女の状態を確認するように見つめ)
っ…バカ…(顔を真っ赤にさせて潤んだ瞳で彼を見つめていて唇が離されて飛び出してきた言葉は恥ずかしさから出てきたツンっとした言葉でトロンとした目つきでこちらを見る彼の頬を撫でてやっぱり好きだなーと思って正面からぎゅうと抱きしめて)
…でも僕はとってもよかったよ(抱きしめられて嬉しそうに笑いながら首に回していた腕の力を少しだけ強め最近分かってきたことはキスをしている時は王子も大和撫子も関係なく二人の男女の姿にしかならないこと。そう思いながら片手で彼女の後頭部を撫で)
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