匿名主 2015-04-05 16:25:03 |
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うんうん。真剣に言ってる楓も可愛いよ(デレデレと笑いながら何回も頷いていて姫たちの声に気づいて彼の頬から手を離しこちらに手を伸ばす彼を見てやり返してくるのかなと思っているとフォンの女子たちが王子の背後から睨みつけていて)
全然分かってない!(可愛いと言っている時点で真剣ではないと思っている彼は本格的に頬を引っ張ろうと触れた瞬間、殺気にも似た感覚を感じ見てみると案の定こちらを睨んでいるのに気付き恐る恐ると手を引っ込めていき)
わかってるよー(楽しそうに笑っていて彼の手がほほに触れた瞬間痛みが来ると思いギュッと目をつぶって待っていたが痛みどころか彼の手の感触もなくなりそーっと目を開けてどうしたんだろうと首を傾げて)
ほ、ほらファンの子達が待ってるから早く行ってあげなよ(よく考えればここは学校の中であり自分達の関係が他の人に知られているのか不明な今の状況、彼女にベタベタしているわけにも行かず人がいる時は自分は一歩後ろに下がった状態で彼女を見守っていようと思いながら視線を下に下げ彼女をファンの子達に近づけるように押し始め)
なんで?私は楓といたいからここにいるんだよ?(ファンの子達にはウィンクをして「姫達はまた明日ね」と言うと「王子が言うなら仕方ないなーまたねー」と手を振ってそれぞれ帰り始めて彼の方を向いてこれでいいよね?というような目で見てくすっと微笑み)
……うん。そうだね(本当は彼女とお話したかったであろう女子達がいるのに自分のために帰らせてしまったことへの申し訳なさを感じ一瞬辛そうな顔をしながらも彼女の前では笑顔でいようと努めニコッと笑い)
もー無理して笑わないの(違和感の覚える笑みを向けられると長年演技をしているから作り笑いをしていると分かってしまいそれよりも彼女という立場上彼の本当の笑みなどをわかっているためぐにーっと頬を引っ張って)
むー。痛いよ(これで何度目か分からない頬を引っ張られ不満げな顔を浮かべていると誰もいないことを思い出しにやりと笑うと彼女の頬に手を伸ばし、引っ張るのではなく添えるだけでそっと互いの唇を触れ合わせるようにキスをし)
っ…(キスをされると顔を赤くして彼の頬から手を離していま自分たちがいる場所は明かりは少なく暗い場所でも人が絶対に来ないという保証はなくてばっと彼から離れて唇を押さえて)
もう…着替えてくるからちょっと待っててね(恥ずかしさでその場所から逃げるように部室に走っていき赤くなる顔をタオルで隠しながら部室に入り部員にどうしたの?と聞かれて恥ずかしそうに笑いながらなんでもないと言い着替え始めて)
うん。待ってるねー(暗い外で一人待っていることに若干恐怖もあったが彼女がすぐに来てくれるだろうと信じて待ち一人真っ黒な空を見つめており「星が綺麗だ……」とポツリと呟き)
(一人で待たせていたら変な輩にナンパされると思い急いで服を着替えてネクタイは面倒くさい為鞄に突っ込み相手のもとへ走っていき「お待たせー」と相手を後ろから抱きついて)
わっ……ふふっ。お帰り(後ろから抱きつかれ驚き体をよろめかせるもなんとかその体勢を維持し戻ってきた彼女に笑顔を向けると「じゃあ、帰ろっか」と言い自分の片手を彼女に向けて差し出し)
ただいま(体をよろめかせる彼を見て勢い強すぎたかななんて考えていて笑顔を向ける彼を見て自分も笑顔になりニコニコしていて「うん!」コクっと頷いて彼の手に自分の手を重ねて指を絡めて握り)
はー…今日は寒いかな(ずっと外で待っていたため体は冷え込んできて手を握っていない片方の手をポケットへと突っ込み何とか寒さに耐えていて)
大丈夫?(こちらは動いていたため彼よりは寒いとは感じていなくて心配そうに見つめていて昼間は暖かいが夜になると冷える日もまだあるので風邪ひかないように握ってる手の力を強めて)
大丈夫だよ。それに涼華が隣にいるだけで心も体も暖かくなれるから(笑顔を浮かべている彼の顔は恥ずかしさからか寒さのせいか紅潮しているが純粋に彼女の隣にいることの嬉しさでいっぱいの彼はそんなこと御構い無しでありただ笑顔でいて)
楓は恥ずかしいことをさらりと言うよね(彼の言葉を聞くとクスッと笑い自分のことを棚に上げていてそれでも彼の言葉がとても嬉しかったのかエヘヘと笑顔を向けて家に帰るまでデート出来ると思うと嬉しいのか手を離して腕に抱きつき)
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