名無しさん 2015-04-05 02:38:09 |
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…はぁ…まさか入ってるだなんて…
(頭を押さえながら温泉からあがり、着替えて自室に戻る。そこの備え付けのシャワーを浴びながら先程の光景を思い出して顔を赤くする。…今は一緒に旅をしているものの、相手は女性だということをすっかり忘れていたため不意にあんなものを見てしまえば強く意識してしまい)
…まぁ意識しても仕方がないかな…
(シャワーから出ればそう呟く。一応仇同士なのだ、そんな関係になるわけもなく…それに自分はこの旅が終われば死ぬことを決意した。今更そんな感情を持っても虚しいだけだと思い)
(/勇者はかなり気にしてるみたいですが…魔王は相変わらずですね(笑) 最後に中央の都の黒い奴を倒して終わりです、その後はどうなるかは旅での成果次第です)
ふむ……先ほどのはそう言う事か。
(そのままのんびりとしていれば再び煙の奥から人が現れては自分の姿を遠目に認識して、謝罪の言葉と共に慌てたように逃げ帰っていく。そこまで露骨にされれば流石に気付くわけで、先ほどの相手の反応にもようやく合点がいけばぶくぶくと口元まで湯の中に沈んで)
…………出るか。
(心なしか頬が赤いのを湯に浸かっていたせいにして、露天からあがれば脱衣所にて壁に貼られた説明書きを見ながら浴衣に着替える。ガウンのようだが羽が出せないのが不便だと感じつつ濡れた髪をタオルで拭いつつぺたぺたとスリッパを鳴らして歩いていると、不意にガラの悪い集団に囲まれてしまったのでやや不機嫌そうにそのうちのひとりを押しのけようとし)
さっさと失せるがいい……今ならば見逃してやる。
(/勇者さんが意識していたということを気にするという面倒な仕様だったみたいですorz フラグ管理しっかりしなきゃなんですね(笑)そして突然のピンチ(チンピラが))
…ん?
(飲み物でも買おうかと思い部屋の外に出て廊下を歩いていると、柄の悪い男の集団が誰か一人を囲んでいるようで。そしてその集団を押しのけて囲んでいた輪から抜け出してくる相手と丁度目があった)
…ルクシュ、何やってるんだ?
(出てきた相手を見れば思わず先ほどの出来事を思い出して顔を赤くしてしまいそうになり。それを押さえれば相手に声をかけて近づき)
…っと…君達、彼女に何か用があるのか?
(しかし不良の手が魔王の肩に触れそうになった瞬間、魔王と不良の間に割って入り不良の手首を掴み、つぶすかの如く強く握る。そしてその手を離せば不良達は一目散に逃げていき、それを見れば安心したように息を付いて)
はぁ、危なかったな、あの不良達…
(/魔王ちゃんらしいです、ホントに(笑) フラグはまぁ今のところは立ってはないですね…勇者も魔王じゃなくてチンピラの方を心配してますし←)
見ての通りだ。
(背後から手を伸ばして来る気配に魔法で吹き飛ばそうとするも、不良が自分の肩に触れるより前に一瞬で相手が間に入って来たのでひとまず魔法の発動を中断する。そして相手の雰囲気と勇者の握力に恐怖したのか一目散に走り去っていく不良たちの背中を冷めた目で見遣り)
……ふん、情けないな。多少遊んでやっても良かったのだが。
(腕を組んでやれやれと首を横に振り、ふと相手の心配が不良の方に向いていたことに気付けば無言でじとりと相手を見遣ってから風の魔法で一瞬で髪を乾かして、部屋とは別の方向に向かって歩き出し)
宿屋に来てまで"人助け"とは殊勝な事だな、流石勇者。
(/もうこの子ほんと面倒臭い…orz 確実に返り討ちですからね(笑)使う事のなさそうな裏設定として新月の夜~翌日の日中は常に眠い&若干弱体化なんてのがありますが、弱っても魔王なので…)
はは…怪我だけじゃすまないな
(魔力を感じるも不良が退散したことによってその気配も消え、相手の言葉に苦笑して)
人助けってほどじゃないし…ここで問題を起こすと後々面倒になる…なるべくゆっくりとやっていきたいだろ?魔王もさ
(人助けと言われれば謙遜とも取れるような台詞を言う。実際になるべく世界を見て平和になっているのを眺めながら旅していきたいと思っていて謙遜のつもりはなく。別方向へと歩き出す魔王を見て少し首を傾げて行き先を尋ねる)
どこ行くんだ?
(/その方が楽しいですよ(*´∀`*) ゾウとアリみたいなものですね(笑) あまり意味はない、と…しかしそういうときに限って強敵が現れたりするんですよね(フラグ)
……そうか。
(謙遜のような、それでいて呑気な発言に溜息を零せば諦めたように薄く笑って、ゆっくりしている暇があるのかはさておき面倒事は少ない方が良いというのにはひとまず同意する。そしてどこに行くのかと問われれば階段の手前で立ち止まって振り返り)
下の食堂だ。軽食と酒が欲しい。
(先ほど自分を囲んでいた不良たちからいつのまにか掏っていた現金を、これまたいつのまにか片手で弄びながら口角を上げる。宿屋の一階の食堂でテイクアウトをやっていることは来るときに確認したので、部屋で月見酒でもしようかと考えていて)
(/そういって頂けると救われます…orz あれ、何か別のフラグが立った…?←)
何時の間にそんな…気持ちは分からないでもないけど、魔界の王がスリなんて…
(相手の片手にある現金を見れば少しため息をついて。そもそもお金なら自分が持っているのにと思うも、相手の不良に対する苛立ちも理解できるためそれ以上は何も言わず)
酒か…そう言えば魔王はこう見えても年齢は…
(自身はまだ19、酒は飲めないばと思いながら相手の容姿を見る。見目麗しく若々しいその容貌をしている魔王だが年齢は…と、そこまで言いかけるも何か底知れない恐怖そのものとでも言うべき何かを察知して口を瞑り)
(/若干勇者も無神経ですし…天然ですorz 勇者がボコられるフラグが←)
…………うん?
(相手にとっては何気ない一言なのだろうが、年齢と言う言葉にぴたりと動きを止めれば見事なアルカイックスマイルを浮かべて首を傾げる。ほぼ無意識に漏れ出た魔力によって風が起き、浴衣の裾と髪がふわりと揺れて)
ふふ、そんなに死に急がなくてもいいじゃないか。
(何かを察したのか言葉途中で黙り込んだ相手に口元に手を当てて上品に笑えば、言葉を紡ぎながらゆっくりとした足取りで近づいて行く。感情に呼応しているのか魔力の影響で周囲の温度がだんだんと下がっていき、相手の目の前まで来れば未だかつてない優しげな声音で呼びかけながらするりと相手の頬に手を伸ばし、真紅の瞳を覗き込むように見つめて)
…………なあ、勇者?
(/天然勇者さん可愛いです(*´ω`*) でも年増に年齢の話は地雷だったようで(笑))
っ!?
(下がる温度にしまった!そう思うも既に遅く。後ろは壁、目の前には菩薩の如き笑みと般若の如き怒りを携えた相手が。一歩、また一歩と下がるもすぐさま壁にぶつかる。そして頬を撫でられ、相手に自分の目を見つめられればいつぞやの初対面時以上の恐怖を感じる)
あ、お、落ち着いてくれ魔王…今問題を起こしてる場合じゃないって
(悲鳴を上げそうになるもぐっとそれを堪えて。相手が怒っている時の対処法というのを思い出そうとして。とりあえず相手の肩に手をおいて落ち着くように説得。因みに手は相手の漏れ出る魔力にふれてガクガク震えていて)
(/年齢気にする魔王ちゃん可愛いです(*´∀`*) まぁ勇者の自業自得ですので煮るなり焼くなりなんなりと(笑))
……私は冷静だぞ?むしろ貴様の方が落ち着きがないではないか。
(説得の言葉にゆるりと首を傾げてみせればさらに笑みを深くして、肩に触れる手が震えているのを一瞥すれば相変わらず周囲の温度を下げ続けながら相手の瞳に視線を戻す。しかし完全に追い詰められている様子の相手に流石にやりすぎたかと思えばふっと気を抜くように息を吐いて魔力を霧散させ)
まったく、女性の年齢に言及するなど男の風上にも置けんな…………次言ったら楽には**ないと思え。
(相手の頬に触れた手をそのまま輪郭をなぞるように滑らせれば人差し指を相手の唇に当てて、微笑を浮かべたまま脅しの言葉を述べる。気付けば周りの空気は常温まで戻っており、身体を離して踵を返せば食堂に向かって歩き出し)
……行くぞ。酒を奢れば今回は許してやる。
(/実は本人も正確な年齢は覚えてなかったり← という訳で奢りです(笑)一回目なので寛大ですが二回目は…)
ご、ごめん…俺はその、アイツ以外の女性とはあまり深く関わったことがなくて…
(相手の気配が戻ったのがわかりホッとしながらも失礼なことを言ったと思い謝る。…何気に死んだ魔法使いの彼女以外とは殆ど女性関係が無かったことを思い出し、自分が女性に慣れていないということを実感して)
まぁそれくらいならお安いご用さ…それにそのお金は、まぁ使わないで募金にでも入れておこう
(相手の後ろについて行くように歩き出せば相手が片手に持っているのに先程の不良のお金を指差して上記を言う。勇者もあの不良に対してそこまで同情する気はないらしかった)
…お酒も種類が増えたんだな…
(500年前の酒場を思い出して。年長の仲間に連れられて入った酒場には10種類ほどの酒しかなく、ここには30種類以上もの酒が置いてあって。時代の流れと懐かしい旅の思い出に浸り少し複雑な気持ちになって)
(/勇者と結婚したら凄い年の差婚ですね(笑) 二度目はないと思え…というわけですか、魔王の顔は二度までですね←)
恐らく彼女が優秀だったのだろうな。
(意外そうな表情を浮かべればじっと相手の顔を見遣る。端正な顔立ちで剣の腕も立ち、極め付けに勇者ともなれば引く手数多だろう。そんな相手が女性と接する機会があまりなかったのなら、それはきっと恋人であったと言う魔法使いの少女の立ち回りが上手かったのだろうと考え)
くくっ……奴らに持たせておくよりは余程有意義だな。
(返せと言わない事に喉の奥で笑えば食堂のカウンターにある募金箱に全額放り込み、ずらりと並ぶ酒瓶を見つめれば端からラベルの文字を読んでいき)
……いや、そう増えている訳じゃないぞ。元々魔族にのみ製法が伝わっていたものが和平を経て人間にも広まったのだろうな……私には馴染み深いものが多い。
(見れば若干増えてはいるものの昔からあった酒の方が多く、分断されていた二つの市場がくっついた結果だろうと考えれば、些細な事ではあるが和解をより実感できた事が嬉しく目元を和らげて)
(/500年後の今勇者と魔王を知る人は居ないそうなので、普通の魔族の寿命は200年ぐらいと考えると旦那様とも大分歳の差婚だったので誤差の範囲です(笑) むしろ二度目に魔王の本領発揮かと←)
ああ、今でも自慢の彼女だ
(懐かしさと共にやってくる悲しみ。しかし今はそれも薄れているのか自慢の彼女だと言えばふっと笑って悲しそうな表情は見えない)
へぇ…確かに500年前なら手に入れられなかった素材で一杯だな…
(過去に魔物の巣窟に赴いたときに見た材料が大量に入っていて。つまりはその魔物の巣窟に人間も出入り出来るようになっているということ。材料名を見終わればそれを元に戻して)
悪くないのかもな…人間と魔族の融和も…
(問題はまだ残っているのだろう。しかし完全と言っても過言では無いほどに共存をしているところを見れば平和であることを実感して、自分も古いままの考えではいけないなと苦笑して)
(/それだけ魔王ちゃんが歳をとって…なんでもないです← 勇者が瞬殺されそうです(笑))
そうか。
(悲しむのではなく誇るように微笑む様子に一言だけ返事を返せば、最後の瞬間までこちらを射抜くように見つめていた魔法使いの少女を思い出して目を閉じて)
おや……目覚めた時よりは視野が広がっているようじゃないか。
(共存に対して前向きな見解を述べた相手に視線を向ければ、封印が解かれた際に見せた反応と変わっている事に気付いてからかうように笑う。それから数本の酒瓶を選んで軽食の注文を済ませばジョッキを片手に盛り上がっている人間と魔族のグループを見遣って)
一部にはお互いを迫害し続けている土地もあるらしいがな。まあ、統治に完全などありはしないのだから致し方ないだろう。
(/あ、今魔王がそちらに向かいましたよ← いやぁ、そんな簡単に**る訳がない(確信))
まぁ…こんな世界を見せられたら変わらざるを得ないさ…それに魔王が案外良い奴だったっていうのも一つの要因かな
(人間と魔族のグループをちらと見れば苦笑をしてから魔王に視線を戻して。からかわれるように言われた仕返しか、此方も少しからかうように笑みを浮かべながらそう言って)
…ああ、それはわかってる。だけど、それでも平和なこの世界を守るために俺達にまだ出来ることをしないとな…
(相手と自分の分の軽食を受け取ればお金は勇者の財布から出して。近くの席に座れば500年の間に作られたであろうフルーツ牛乳というやつを一口のんで)
…んっ…!牛乳なのに甘い…
(/ひぃい…((((゜д゜;))))← ナブってコロコロされるんですね…orz)
ふん、言うようになったな。……まぁ、我々の戦いも決して無駄ではなかったさ。
(からかうような笑みにくっと唇の端を上げれば、店員に差し出されたボトルからグラスに酒を注いで一気に呷る。アルコールが喉を焼く感覚になつかしさを覚えつつ、500年前を懐古するように瞳を細めれば皿に手を伸ばして)
ああ、そうだな。
(この世界を守るために脅威を排除する。その目的は一貫として変わらず、相手の言葉に頷けばクリーム色を帯た牛乳を甘いと称する相手に不思議そうな表情をしつつもぐもぐと軽食を咀嚼し)
牛乳に味があるのか…?面妖だな。
(/ご冥福をお祈り申し上げます( ̄人 ̄)← はい、きっと生きている事を後悔する羽目に…←)
俺も最初は面妖だなって思ったけど…飲んでみたら結構美味しいよこれ。特に風呂からあがったばかりの体が熱い間に飲めばかなり合うと思う
(もう一口飲めばそのフルーツ牛乳の牛乳の味の冷たさとフルーツの甘さを想像させる味とか妙にマッチしていて。更に今はぽかぽかの体の体であり冷たさが心地よく感じられて)
…魔王も飲んでみるか?
(まだ半分くらい残っているそれを見ればふと相手も飲んでみたらどうかと尋ねる。少し相手がどんな反応をするのか気になったこともあり相手にビンを渡して)
(/……(GAME OVER←) …黙っていよう←)
まぁ、不味ければ市場に普及などしないか。
(フルーツ牛乳を飲み感想を述べる相手に身も蓋も無い言葉を返せば再びグラスに酒を注ぐ。すると牛乳瓶を手渡され、酒には合わないだろうなと感じつつも興味が勝ったのか問いに頷いて一口飲み)
……悪くはないな。しかしこのフルーツっぽい甘みと酸味……何を使っているのかよく分からん。
(味わうように飲み込んだ後、瓶を相手に返しては腕を組んで何やら考え込む。フルーツ牛乳のフルーツ、それは一体何の果物なのかと首を傾げて)
(/セーブ地点からやり直しましょう← 賢明ですね←)
それはそうだ…
(ぐっと残りを一気に飲み干せばあふと大きく欠伸をして。そろそろ寝ようかと思いがたっと立ち上がり)
魔王はまだここに居るのか?
(もうすでに食べる物は食べた自分と違って、相手はまだ酒や食べるものが残っているようで。一人残していくのは少し申し訳ない気がするものの、魔王は気にしないだろう、そう考えて自分は部屋に戻るつもりでいて)
(/セーブしない縛りでやっていました← 命は惜しいです←)
もうこんな時間か。
(欠伸をする様子に食堂の柱時計に視線を向ければ大分遅い時間になっていて。人間である相手には旅の疲れもあるのだろうと判断すれば、問いに肯定を示すように頷き)
そうだな、私はもう少しゆっくりして行くよ。そなたは早く寝るといい。
(自分の事は気にするなとばかりに手を振れば背もたれに身体を預けてグラスを傾ける。明日以降の戦いに備えて英気を養う必要があるだろうと考えればもう暫くしたら月光浴の続きでもするかと窓の外に視線をやり)
(/ああ…一気に振り出しに…← いのちだいじに、ですね←)
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